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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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6月24日 ドラフト模様(SOI×3)

ピック順 【Sangriter】→【Serra】→【Thraxi】→【Sea-chicken】→【Mei】→

 

 どんよりとした梅雨空のように、安定しない我々のドラフト模様。先週は欠席が2名出て中止、先々週は突然のエタマスドラフト。そして3週前も2人の欠席者が出て中止……つまり、イニストラードを剥くのは約1ヶ月ぶりという事態だったのだが……今週は集合時刻の2時間前にドタキャンが1名であわやまたも中止……まぁ、やるんですけどね。5人戦でもやるんですけどね。ただでさえしんどい6人ドラフト。5人戦になってパックの数が減ったら、そりゃもうカードが足りるわけがない。全体的に弱いデッキが顔を並べ、諸々がグダるしんどい試合展開。荒れ場になれば番狂わせも起こるかと思ったが……人生そんなに甘くない……。

 早くしろ貴様ら! こうしている間にもエムラクールは少しずつ近づいてるんだ! 間に合わなくなってもしらんぞーーーっ!

 




 

    SE TH SA ME CH

SE  ー  ×  ×  ×  ×  0ー4 5

TH  ○  ー  ×  ○  ×  2ー2 4 ○○

SA  ◎  ○  ー  ○  ◎  4ー0 1 ○

ME  ○  ×  ×  ー  ○  2ー2 2

CH  ○  ◎  ×  ×  ー  2ー2 3

 

 

1位 【Sangriter】 緑白 <裏道の急使 ウルヴェンワルドの謎 偏執的な皮剥ぎ人>

 というわけで、番狂わせなど起こらず、グダった試合ならむしろホームグラウンドなこいつがまだまだ勝ち星を重ねるのです。現在勝率は.744。多分長きに渡る我々のドラフト史でも最強なんじゃないでしょうか。せっかくなので2つほど記録を併記しておこう。1つは以前も触れた通りに「緑使用率」の話。今回も何の臆面もなく緑まっしぐらなので、使用率は現在100%。8戦中8戦使用。まぁ、パック次第だが、ブレの激しい「上弦の月の教団」をスルーして「裏道の急使」からしっかりスタートしているのが本当にムカつく(ちなみに2引きも「急使」)。そしてもう1つのデータは、今回の試合でも大活躍して長期戦を征する中心的役割を果たした「ウルヴェンワルドの謎」というカードについてのデータ。この強力アンコモン、今回も合わせると我々のドラフト記録では6枚登場しているのだが、なんと、実にそのうちの5枚は、こいつのパックから登場しているのである。そして当然のように、そのうち4枚は1引きしている。つまり、他の人間は「謎」から緑に入ろうにも、こいつがパックを奪ってしまうので前提からして向かえないのだ。何の神通力なんだよ。ちなみに、6枚出た「謎」のうち引かなかった唯一の1枚は私がカットで引いているため、未だ我々の中には、他の「謎」ユーザーが存在していない。もうすっかり謎も解けてイニストラードもボロボロなんだし、もう満足しろや。

 

 

2位 【Mei】 青赤 <逸脱した研究者 悪意ある動機 熟読>

 完全1強状態ですのでここからは下々の者の三すくみ。何とか勝ち点でギリギリの順位争いを制したのはこちらの青赤。尖ったアーキタイプとして有名な青赤だが、カードプールの乏しい5人戦で突っ込むというのはなかなかのギャンブル。結果的にはそれなりのラインナップになったようだが、本人も細かなピックミスをずっと後悔するなど、1枚1枚のカード選択が非常にデリケートであった。今回は元々不人気で有名な青が独占色になったおかげでそれなりにカードプールは確保することが出来、序盤を凌ぐ「縫合の刻み獣」、そこからブーストをかける「エルドワルの照光」が2枚引けていたり、アンコモンのカウンター2枚とレアの「疑惑の裏付け」で何とかごまかしつつ「ネファリアの月ドレイク」あたりでフィニッシュに持ち込む構図。こうしてみるとあんまりインスタント/ソーサリー過多の典型的イゼットではないのだが、まぁ、そっち方向に手を伸ばすのはもう少しカードにゆとりがある時じゃないとな。地味にいい仕事をしてたのが「つぶやく悪鬼」だったのが、なんか不思議な感じ。

 

 

3位 【Sea-chicken】 白赤 <大天使アヴァシン 月銀の拘束 癇しゃく>

 久しぶりのドラフトということで、ピック前にはみんなして「イニストラードにはどんなカードがあっただろう」だの「何が引きたい」だのという話をするわけだが、隣に座っていた男が「アヴァシンが出ればなー」みたいなことを言っている脇でこっそりとアヴァシンをお迎えしていたのがこちら。「ざまぁwww」という気持ちを表したいけどピック中だからしゃべっちゃ駄目、という葛藤があったのだろう。ピック表の1引き欄には「ねえ【Mei】さん、どんな気持ち?」と煽りの言葉が刻まれていた。なんかもう、ろくなヤツおらへん。とにかく、そんなこんなでアヴァシンからスタートしたから後はもう迷うことなく白に行くし、白を引いてた押し込みたいなら古巣のボロスカラーを回せばいいだけの簡単なお仕事。やっぱりカードプールは足りていないのだが、今回赤は人数の割にカードに恵まれているようで、色の合うクリーチャーを全部突っ込んで天使の加護を待てば割と何とかなった。そりゃな、アヴァシン一発で戦況なんてぐるっとひっくり返るわけでな。分かってても相手側はどうしようもないしな。私の手の中で「殺人衝動」が泣いていました。他にも色々泣いてました。こんなイニストラードに誰がした。

 

 

4位 【Thraxi】 緑黒青 <ウルリッチの同族 継続する調査 死の重み>

 試合結果は「蟻走感」先輩の気分次第、というデッキ。1引きでは唯一デッキのコアになりそうな「ウルリッチの同族」からスタートしたが、そこから人狼に向かえる気配は欠片もせず、かといって指針になるようなカードもなく、私の悪い癖で「もう、色とか気にしなければええねん」ってんで1パック目は2色土地とか「分かれ道」を引きはじめるという捨て鉢ピック。成功した試しもないスタイルである。幸い、2パック目では下家が白赤なので黒・緑を中心にカードを確保することが出来、「秋の憂鬱」8引きからあとは緑黒昂揚のデザインまとめ。ブン回った試合では「容赦無い泥塊」が4ターン目に昂揚達成から分裂アタックをしている姿なんかも見られた。ただ、ゲームを決めるのは上述の通りに「蟻走感」さんのお仕事。今回は「土地守」によるアドシステム、「末永く」によるリアニ戦術、そして「継続する調査」のライフゲインなど、墓地が肥えて困ることは無いデッキなので気軽に「蟻走感」を投入できたのだが、このカード、機嫌が良いときは確実に毎ターンアリンコを出しつつ墓地をケアしてくれるのだが、機嫌が悪いと「有効牌を2枚落としてドローは延々土地」という素敵な裏目展開を演出してくれる。そこはまぁ、普通のドローと同じ確率なんだから恨んでもしょうがないし、そのリスクを負いながらのカードなのだから当たり前なのだが、手札に置ききれない土地を溜めながら(一応ディスカードでアリンコが湧くからね)墓地に「末永く」や「継続する調査」が落ちていく様子を見ていると、アリンコじゃなくて涙が皮膚を伝うよ。蟻走感による悲壮感(上手いこと言った)。

 

 

5位 【Serra】 赤黒白 <孤独な狩人 先駆けるもの、ナヒリ ファルケンラスの過食者

 いい流れが続く者があれば、その陰で悪い方の流れに入っちゃう人間もいる。こちらはどうにも勝ちがつかずに今回は全敗に沈んだデッキだ。デッキの基本形は「青赤インスタント」と同様にかなりカードプールの質に左右される博打傾向の吸血鬼。今回は共鳴者の数が乏しいので「吸血鬼マッドネス」ですらなく、「マウアー地所の双子」も割と5マナで出てくるようなクオリティ。そりゃまその時点で辛いのは間違いないし、クリーチャーラインナップを見ても「荒原のカカシ」「腐敗心のグール」「巨体の悪魔」など、どうにも格下の連中が頑張ってカード枚数を埋めてます感が強い。緑系のデッキならば単体の質の低さを調査でごまかすことが出来ようが、シナジー形成が出来ない赤と黒ではそれもままならず、スタンドアローンの肉で勝負するしかないのである。これで青みたいな不人気カラーだったら割り切って引きまくれば他者の介入を許さずに独占しちゃう展開もあるのだろうが、黒や赤はそういう展開にはまずならないしなぁ。タッチから出現したナヒリも、「こんなイニストラードならいらない」って暴れ出してる(史実通り)。

 

 

 

 

今回のピック表

 

 【Sangriter】(緑白)    →    【Serra】(赤黒白) 

                       

 【Mei】(青赤) ←【Sea-chicken】(白赤)←【Thraxi】(緑黒青)

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