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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「風夏」 4

 なんでこういう世界には美人な女教師ばっかりおるねん。俺もCV日笠陽子な先生と一緒に高校生活が送りたかった。

 原作は事実上未読。一応、アニメで「君のいる町」を見ていた義理もあったし連載開始時には少し読んでみようかと頑張ったのだが、3週くらいで面倒になってやめてしまった。正直、あんまり週刊ペースで追いかけたいような作家ではないのよね。こちとらリア充のあれこれを見せつけられるラブな話なんて反吐が出るわけで。しかしまぁ、今作の場合は一周回って振り切れてる感がある。日本中の漫画家が何とか新しいものを作って時代を変えようと苦心しているなか、圧倒的な横綱相撲。何しろ空から降ってきた女の子との、ビンタから始まるラブストーリー。転校すると「昨日のアイツ!」という、逃げも隠れもしない真っ向勝負だ。あまりに堂々としているために見ているこっちが恥ずかしくなるくらい。いや、こういうことを堂々と出来ることは大事だと思うよ。王道ってのは意味があるから王道なんだし。変にひねてるよりもすんなり入ってくるから、(アニメ自体の数がもう少し減ってくれれば)こういう導入の作品をじっくり見るのも悪くはないです。

 ただ、本作の場合はそこから先の伸びしろがあまり期待できない気がするんだよなぁ。製作はディオメディア、監督は草川啓造。草川さんについては、私は愛憎入り交じる複雑な感情があるのでどう評価したらいいものか悩むところはあるのだが、今作の場合、監督がどうとか以前に、なんか1話目から作画状態が若干不安。大崩れしているわけではないのだろうが、所々キャラの顔やスタイルが怪しいところがあり、妹ちゃんなんかペラペラで腕が折れそうだった。メインヒロインの風夏さえ可愛く描けてればいいのだろうが、細かい所作なんかにあまりアニメーション的なうま味がなく、「ストーリーがベタで画がこれだとちょっと没入しづらい」というのが第一印象である。途中で入るハチ公のシーンとか、いきなりコントみたいになる展開も謎だしなぁ。

 まぁ、中の人要素は割と満足度が高いので、その部分から盛り上がっていけば個人的には不満はないのだけど。メインヒロイン風夏の中の人は、ついこないだまで真空烈尻を繰り出していたLynn。勢いもあるし、アイドル性も高いので納得のキャスティングだが、今回風夏が街中で大声を出すシーンでは、(どんなディレクションがあったか分からないが)あんまり大声感が出てなかったのは気になるところ。「青春バンドストーリー」ってことは彼女の「発声」は今後重要なファクターになるはずなので、もうちょっと演出をこらしても良かったと思うのだけど。その他のキャストは、3姉妹には上から先日入籍したばかりのみかこんぐ先輩、大西沙織、そしてここにも本渡楓。うーむ、本渡ちゃんが羽ばたいておる。そして何と言っても、幼馴染みからのし上がったらしいアイドルが早見沙織。もう、そっちが本命でもいいんじゃないかな。ふと現実に戻ると、この日本のどこかには「かつて早見沙織と幼馴染みだったけど今となってはツイッターで見ているだけ」みたいな人が実在してる可能性は高いんだよな……。俺の高校時代の知り合いから声優デビューした人間がいないのは不公平だ(錯乱)。

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