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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「セイレン」 5

 スク水カルビとかいう新しい文化。毎度毎度この系列の作品は新しい何かをぶん投げてくるな。

 あの「キミキス」「アマガミ」の系譜を継ぐ作品が満を持しての復活。いや、満を持したかどうかは知らないけど、確認したらアニメ「アマガミ」が2010年と2012年、「キミキス」に到っては2007年である。うーむ、まさかそんなトコから復活してくるとは。しかも今回はゲームありきじゃなくてアニメがメインのコンテンツなんでしょ。どういうところからこういう企画がスタートするのかはよくわからんなぁ。これだけ間が空いても、同じようなファンからきっちり人気を集めて元を取ることが出来るのだろうか。

 実も蓋もない言い方をすれば「すげぇ普通のギャルゲー展開」以外のなにものでもない。「風夏」を見て「別にリア充のいちゃいちゃなんか見てもしょうがねぇんだよ」と荒ぶったが、本来なら今作にも同じような感想しか出てこないはずだ。しかし、どうにも様子が違うのがこのアニメの不思議なところ。なんかね、狙ってる場所が変なんだよね。冒頭の「机の上の尻のぬくもり」にしろ、スク水カルビにしろ、フェティシズムの方向がおかしいというか、なんでそんなファクターを掘り下げるんだよ、ってところを狙ってくる。まぁ「アマガミ」時代から膝裏舐めとか色々ありましたからね……。今回も放送コードに引っかかったり、我々視聴者をドン引きさせない程度で頑張ってほしいところだ。

 製作はスタジオ五組、そして監督は「アマガミ」から引き続きで小林智樹。それなりに信頼がおけるスタッフだし、大きく崩れることはなさそうだが、不安なのは複数のヒロインの処理をどう片付けるか、っていう部分だけかね。すでに1話の時点で「常木耀編」と銘打たれているので、流石に初代「キミキス」みたいに同時並行で1人のヒロインにゴールさせる、なんてことじゃないと思うが、パートごとに分けるとなると、どうしてもシナリオがぶつ切りになる。ヒロイン数も多いし、1人にかけられる時間がどの程度になるのかは心配な部分だ。まぁ、ゲーム無しでこのアニメで勝負するってんなら、ヒロインは大事に育てていく必要があるのだから無茶な詰め込み方はしないと思うけど。

 1話目を受け持つのはからかい上手の常木さんで、小憎らしい佐倉さんボイスのくせにキャラとしては正統派美人という、ポジションで言えば森島先輩クラスの大御所扱い。ひねらない真っ向勝負ヒロインといえるので、ここで直球の球速が試されることになるのだろう。1話目時点ですでに周りに配置されたヒロイン勢も多数登場しているようで、もう咲子ボイスやらゆきよボイスやら、そっちの方が気になってしょうがない。お姉ちゃんは攻略対象じゃないんだよね。アマガミのみゃーポジションなんだよね。……あれ? みゃーポジションだったらオリジナルエピソードがつく可能性はあるな……。

 なんかもう、色々と可能性の固まりですが、とりあえずは様子見だな。とりあえず「散々田丸氏がいじられてるよ!」って言ったら全然関係無い声優が寄ってきそうではある。

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