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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「カミワザ・ワンダ」 ー→5

 ちゃんと観てたんやで。まぁ、毎週寝起きのぼんやりした頭で流し観してただけだけど。当初は「これ、観なくなるやつだな」って思ってたのに、気付いたらいつの間にやら1年が経過。終わってしまうとこれはこれで寂しいものです。

 果たして玩具がどれだけ売れたのかは定かでないが、アニメとしてはやりたいことはちゃんと出来てたんじゃないでしょうかね。パーツだけを観ると、同じ土曜日に放送している「アプリモンスターズ」よりもキャッチーな部分があって(まぁ、対象年齢の差なのだろうが)、こちらの方がおもちゃとしてのウリは多そうである(妖怪ウォッチと比較してどうかは知らん)。

 放送開始時に「これ、駄目じゃね?」と思った要素は大きく2つ。1つは「メインマスコットのワンダが欠片も可愛くない」、1つは「プロミンのデザインにあんまり発展性が無さそう」。前者については、まぁ、可愛くはないんだ。あとから追加されたナイス・アメイジングも含めて、どっちかというと気持ち悪さの方が先にくるデザインだ(アメイジングの声は可愛いけどね!)。ただ、誤解があったのは「別に可愛さを狙ったデザインじゃなかった」ってことね。ワンダはどっちかというとウザいおっさんキャラだったのよね。どこからが勝平ちゃんのアドリブなのかは分からないが、ターゲット層となる子供たちは完全無視したようなネタ回しが賑やかさを盛り上げる要因になっており、全く可愛らしいとは思わないが、何となく「面白い」にはつながったキャラクター。ベタなギャグも毎週毎週諦めずに続けていればだんだん味わいになってくるもの。そして慣れてくれば少しずつ「キモい」キャラもポップで可愛らしく見えてくる部分も。本気で「可愛い」勝負をしようとせず、ちょっと斜めからの「小憎らしさ」みたいな売り方は案外面白かった。

 そして、プロミンの発展性については、思った以上に展開があってセールスポイントになっていた。最初に登場したのが確かターボミンだったので、「これってクロウカードと同じように技能が1つ1つプロミンになってるわけで、あんまり種類が作れないのでは……」と思っていたのだが、シャリミンやらズーズミンやら、意外に「そういうのもあるのかよ」っていう広げ方があって「集める」というだけでもそれなりに楽しい。そして中盤からは合成プロミンというアイディアが登場し、他の「集める」系玩具に1つ要素を上乗せした形。まぁ、それこそ「アプリモンスターズ」は同じものがあるんだけど、プロミンは1つ1つの技能が割と適当にばらまかれているので、「これとこれを組み合わせたらどうなるんだ?」ってのが予測出来ない。途中からはマサトと2人で収集を分担し、ライバル関係を維持しながら少しずつまとまていく筋立てもそつが無い。ライバルキャラ投入のタイミングとか、マサトの「敵だけど味方」の立ち位置とか、なんか仮面ライダーあたりをお手本にしてる感があって、中だるみせずに1年の長丁場を見続けることが出来ましたね。バグバイツが幸せになれて本当に良かったです。

 あとは「おもちゃとしてはどれくらい成功したのかなぁ」ってのが気になるところだが……。アニメ続編が作られるような流れは流石にないかねぇ。

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