ロリっ子2人の奇妙な協力体制を描く第35話。いや、別に特別記事を立てるようなびっくりする話数というわけではないのだけど、どこぞで「3大ロリ声優って誰だ?」っていう話題を見かけたので、それ繋がりで。
放送開始からずっと動いてこなかったリコたちとカノンの関係性。それが今回、3人ががっつりと絡むことで明確に変化した。カノンが御子神姉妹のがんばりを観察して少しだけ認める気になったのに加えて、カノンの気紛れな武勇によるコウモリのイメージアップが、カノンの方からも歩み寄る要因を作ってくれたおかげだ。ようやく年齢にふさわしい屈託のない笑顔を見せられるようになっただけに、ラストのミサの一言が本当に切ない。カノンは基本的にはいい子なので、最終的に幸せになってほしいもんです。でもなぁ、リコがケンとうまくいっちゃうと、リムがタマオ、ポチ姉がパルスだろ。カノンだけ余るんだよなぁ。
今回の見どころその1、キルミンフォーゼした直後のグルミンの鳴き声シーンで、リコのネコグルミだけやる気無し。ふてぶてしくても愛らしい。まさに猫の鑑。何度も「猫は鳥とか襲うでしょ」と言われて息巻いていたリコだが、基本的にキルミンズは変身後も理性は維持出来るんだよね。まぁ、タマオとか、アンゴラウサギの時のリムは駄目だったけど。リコは鳥をみてもすぐに襲いかかりたいとは思わないみたいだしね。そう考えると、完璧なアニマリアンとか言ってるくせに牙組の連中は本当に節操がないよな。
今回の見どころその2、ナギサ姉が初的中(かつ初皆中?)。弓道始めてどれくらいになるかしりませんが、あれだけ弓を引いてる姿が描かれていたのに、まだ中ってなかったんだね。的中出してないような初心者が補助無しで練習してるのは問題がある気がします。一応今回の「急に中りだした」「ひな鳥の声に全く気付かなかった」っていうのはナギサ姉の成長フラグなのかな?
で、冒頭の話題に戻るのだが、今回中心となって話を盛り上げてくれたリコとカノンだが、中の人の年齢差はなんと19歳。リコ役の悠木碧はまだ18歳でギリギリ、リアルロリとすらいえる年齢なので、なんとダブルスコアの年齢差。それなのに、このロリっぷりといったら。考えてみれば丹下桜も我が人生を迷わせた元凶の1人といえるかもしれません。ちなみに「3大ロリ声優」と言われて「どうせ釘とかだよなぁ」と思っていたのだが、「齋藤桃子」という意見が多く見られたのでなるほどと思った。確かに桃子の声は何物にも代え難いものがある。「ロリキャラ以外の選択肢が与えられそうもない声優」というカテゴリで分類すると(こおろぎさとみやかないみかを入れないという条件で)個人的には「齋藤桃子、こやまきみこ」まで決まった。あと1枠はあおちゃんでいい気もするが、リアル若者を「ロリ声声優」と言ってしまっていいものか……。他に候補は明坂聡美とかだね。そういや、千葉千恵巳って最近なにしてるんだろ。
最後に見どころその3、カノンが常笑いの魔刀・シュラムッフェンを装着。……同じことを想像した人、何人くらいいるかなぁ。
PR