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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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・「Acidic Slime/酸のスライム(M10)」 U

 いぶし銀の名脇役。安定感は抜群。

 

・「Awakener Druid/覚醒のドルイド(M10)」 U

 実質3マナで4/5が手に入るため、リミテッドでは人気の1枚。緑の性格を表す、なかなか良いバランスのカードです。

 

・「Bird of Paradise/極楽鳥(M10)

 流石の貫禄。次の大型セットに移れば「貴族の教主」の出番も終わるので、ボス・ナヤタイプのデッキが続けば、彼の天下は安泰だ。

 

・「Cudgel Troll/棍棒のトロール(M10)」 U

 リミテッド最強アンコモン。M10が実現したインフレの象徴みたいなカード。

 

・「Duskdale Wurm/夕暮れ谷のワーム(EVE)」 U

 ペラッカさんから2つの能力をむしり取ったら残ったカード。

 

・「Elvish Archidruid/エルフの大ドルイド(M10)」 R

 マナ出る、すると勝つ。

 

・「Fog/濃霧(M10)」 C

 一時は「聖なる日(10ED)」で白に移動してたのに、気付いたらまた緑に戻ってきてるね。

 

・「Giant Growth/巨大化(M10)」 C

 イラストは継続して熊でした。ネズミプリーズ。

 

・「Giant Spider/大蜘蛛(M10)」 C

 皆勤賞継続中。

 

・「Garruk Wildspeaker/野生語りのガラク」 M

 金澤尚子版5人組はガラクが一番可愛い。サルカンも可愛い。

 

・「Llanowar Elves/ラノワールのエルフ(M10)」 C

 何回書いても「ラノワール」のつづりはしっくり来ない。

 

・「Naturalize/帰化(M10)」 C

 1年で3回再録されるコモンって……

 

・「Nature’s Spiral/自然のらせん(M10)」 U

 青の「思い起こし」とはうまく棲み分けた印象。

 

・「Prized Unicorn/尊き一角獣(M10)」 U

 リミテッドだとどれくらいの手番で引いていいのか迷うんだよなぁ。

 

・「Protean Hydra/変幻のハイドラ(M10)」 R

 神話レアから降格命令。まぁ、神話って強さじゃないわな。

 

・「Runeclaw Bear/ルーン爪の熊(M10)」 C

 俺たちの知っている熊はこれじゃない。

 

・「Spined Wurm/針刺ワーム(10ED)」 C

 今期もワームは2体体勢で行きますよ。

 

・「Yavimaya Wurm/ヤヴィマヤのワーム(ULG)」 C

 5マナ、6マナ、7マナ、ワーム三兄弟の次男。



Autumn’s Veil 秋の帳 (G) U

インスタント

このターン、あなたがコントロールする呪文は青や黒の呪文によって打ち消されず、このターン、あなたがコントロールするクリーチャーは、青や黒の呪文の対象にならない。

 色対策カードの新作。緑はM10で開発された「大貂皮鹿(M10)」が実に優秀だったので再録も熱望されたこととは思うが、流石に対抗色ヘイトカードが1枚だけレアってのは問題があったのだろう。他との歩調を合わせるために、アンコモンのインスタントに落ち着いた。もちろん、効果はなかなかのもので、青相手ならば事実上1マナのカウンタースペル。「耳障りな反応(SHM)」がどれだけ青を苦しめたかを考えればそれだけでも充分な効果だし、この呪文を先にプレイしておく、なんて真綿で首を絞めるプレイも可能。さらに今回は黒も目の仇にしているので「大渦の脈動」や「破滅の刃」への対策もばっちりだ。今後はサイドボードカードの定番になるのではなかろうか。

 

Back to Nature 自然に帰れ (1)(G) U

インスタント

全てのエンチャントを破壊する。

 1マナ軽くなり、さらにインスタントに昇格した「平穏(7ED)」。この手のエンチャント大量破壊はM10では「光の大嵐(M10)」を持つ白の仕事だったのだが、長い時を経て、ようやく緑に戻ってきたわけだ。「帰化」と同じ2マナで大量のアドバンテージが稼げる可能性は、シンプルに強い。「コーの精霊の踊り手」をメインとしたオーラデッキなどを一撃で黙らせることが出来る。ただまぁ、そんなニッチなデッキのために割くサイドボードなんてないので、結局構築では出番がみえにくいカードなんだけどね。これで相手の「忘却の輪」を大量破壊出来たら気分爽快だろうなぁ。

 

Brindle Boar 斑の猪 (2)(G) C

クリーチャー・猪

2/2

〜を生け贄に捧げる:あなたは4点のライフを得る。

 軟骨背獣(GPT)」をシンプルかつ穏やかにしたようなクリーチャー。なんで「軟骨背獣」といいこいつといい、猪はライフゲインを提供してくれるんだろう。やっぱりボタン鍋かな。戦力だけなら「ルーン爪の熊」に劣るのだから話にならないが、4点のライフは馬鹿にならないリソースなので、デッキスタイル次第では使ってみるのも一興だろう。白と組み合わせて「孤独な宣教師」や「強情なベイロス」と組ませると、「セラの高位僧」が空も飛べるはず。ラーイフ、ラーイフ、ライフゲーイナー、今サクる、この命(JASRAC未申請)。

 

Cultivate 耕作 (2)(G) C

ソーサリー

あなたのライブラリから、基本土地カードを2枚探して公開し、1つをタップ状態で戦場に出し、1つを手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 キタコレ! なんとあの「木霊の手の内(CHK)」が帰ってきた。正確には秘儀でないので同型ではないが、効果は全く同じ。3マナは決して軽いコストではないが、土地を延ばしつつアドバンテージをもたらす基本構造は強力無比。今後マナの数や色の種類を求めるデッキにとっては、常に意識に上る選択肢となることだろう。現在、同じように「土地伸ばし+1マナボーナス」のカードには落とし子を産む「成長の発作」があるが、「青緑変身」のようにトークンに意味を持たせるデッキ以外では、まとめて2枚圧縮できるこちらの方が強いように思える。アイラブ緑コン。

 

Dryad’s Favor ドライアドの好意 (G) C 

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは森渡りを持つ。

 絶対過去にあった気がする、どうでもいいオーラ。「レシュラックの秘儀(7ED)」「魚の胆の油(9ED)」「穴掘り(6ED)」と、渡り能力だけを付けるカードはどれもこれもゴミである。こうして並べると、やっぱり平地渡りだけ無いのな。

 

Fauna Shaman 獣相のシャーマン (1)(G) R

クリーチャー・エルフ、シャーマン

2/2

(G)(T)、クリーチャー・カードを1枚捨てる:あなたのライブラリからクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。その後、あなたのライブラリを切り直す。

 回る回るよ世界は回る。なんと、あの「適者生存(STH)」がクリーチャーとして復活。時のらせん風に表すなら、「適者生存の大魔術師」といった風情である。タップをコストに含むので濫用こそ出来ないが、普通の熊ボディに、手軽に使えるリソースジェネレーターは単純にオーバースペック。中盤以降の盤面ならば「極楽鳥」あたりを一番ニーズにあったコスト域のクリーチャーに変化させることが出来るので、デッキのプランニングがかなりやりやすくなる。クリーチャーになったことで破壊されやすくもなったが、除去に対応して2体目のこいつをサーチすることだって可能だし、普通に2/2エルフなので「エルドラージの碑」で強化して殴りに行けばダメージソースとしても充分有用。何枚引いても無駄にならないのは純粋にメリットだろう。さぁ、新たなデッキの可能性を感じさせる1枚。緑は今後どのような方向に進んでいくのだろうか。

 

Gaea’s Revenge ガイアの復讐者 (5)(G)(G) M

クリーチャー・エレメンタル

8/5 速攻

〜は打ち消されない。

〜は緑でない呪文や、緑でない発生源の能力の対象にならない。

 神話って書いたら何をしてもいいと思われてるシリーズの最新作。7マナというコストは確かに厳しいが、8/5速攻クリーチャーは洒落になっていない。しかもカウンターを無視し、なおかつ事実上の被覆ってんだから、青使いからしたら正に地獄の死者といえる。現在は、多少コンセプトは違うがこれの小型版とでも言える「復讐蔦」が大活躍しているし、今後の環境次第では、面白い人材になるのではなかろうか。ちなみに、「大渦の脈動」だけはちょっと苦手。

 

Garruk’s Companion ガラクの仲間 (G)(G) C

クリーチャー・ビースト

3/2 トランプル

 ??? 「ホワット?! これが『基本セットのコモン』だって? どういうことだいマーク? これは拡張セットだってあり得ない強さだよ!」 「そりゃそうさ、このセットはもう基本セットなんかじゃない、立派な金のなる木なんだからね! コモンも強いから、みんなパックを買ってくれるのさ!」 「流石だマーク! 来年からコモンのパワーとタフネスは1ずつ上げていくぞ!」 そんな夢が垣間見える。ガラクは部下に恵まれすぎじゃないか? ニッサが可哀想になるわ。

 

Garruk’s Packleader ガラクの群れ率い (4)(G) U

クリーチャー・ビースト

4/4

他のパワー3以上のクリーチャーが、あなたのコントロールの下で戦場に出るたび、あなたはカードを1枚引いても良い。

 まるで「始原の賢者(RAV)」のごとく、クリーチャーが次々とクリーチャーに繋がる、魔の連鎖発生装置。昨今のクリーチャーフィーバーの中、パワーが2以下のクリーチャーの方が少ないくらいなので、こいつが1枚いると次々とクリーチャーが生まれ続けることになる。「血編み髪のエルフ」に「芽吹くトリナクス」はもちろん、「若き群れのドラゴン」なら2ドローだし、名前の通りに「ガラク」とのコンビネーションはチートの域。まぁ、5マナのカードなのでそこまでがっつり構築に絡むなんてことはないだろうが、危険な臭いはプンプン漂ってきます。「猛り狂うベイロス」がドローエンジンとかって、どうよ?

 

Greater Basilisk 大いなるバジリスク (3)(G)(G) C

クリーチャー・バジリスク

3/5 接死

 「大いなる」とかいってる割に、コモン。「大いなる苔犬(RAV)」もそうだったけどね。まぁ、コモンなので普通のバジリスクだ。タフネス5なのでブロックしても死ににくく、接死持ちの防御役としての安定感はそれなり。ただ、緑のこのマナ域ならどうせサイズで他の色の上をいけるわけで、わざわざこういうディフェンシブなクリーチャーを使う意味があるかどうかは疑問。

 

Hornet Sting スズメバチの一刺し (G) C

インスタント

〜は対象のクリーチャー1体かプレイヤー1人に1点のダメージを与える。

 緑に奇跡的に与えられた「火力」。名前を見るに「Bee Sting(PO2)」のリメイクなのは明らかだが、あちらは4マナで2点、こちらは1マナで1点。一応効率は上がっている。「稲妻」の1/3の効果といってしまえばそれまでなので、緑を使うプレイヤーは普通これをデッキに入れるくらいならマナソースを増やして「稲妻」を入れるわけだが、リミテッドではそうもいかないし、早急に「鋼の監視者」を殺さなきゃいけない、なんて場面に直面したりもするかもしれない。そんなときに、これ。……うん、いらない。誰かこれに「黄金光の蛾」(チョウチョの代わり)と「巨術士」(イラスト的にカマキリ)をいれた「真庭忍軍虫組デッキ」とかを作ってみてくれ。フェニックスとかハウンドとかを入れると十二頭領を揃えられるかも。ただ、ペンギンが難関。

 

Hunters’ Feast 狩人の饗宴 (3)(G) C

ソーサリー

好きな数の対象のプレイヤーは、それぞれ6点のライフを得る。

 緑名物のライフゲインカードだが、どうせただライフをあげるだけじゃ誰も使ってくれないだろうから、今回はチーム戦だとぐっと美味しくなる一工夫を加えてみた。双頭巨人戦なら一気に12ライフを得て、最近発売された「アーチエネミー」ならなんと18点! いやぁ、凄いね。凄いのは分かったからこのカードスロット空けて「桜族の長老(CHK)」でも再録しようぜ!

 

Mitotic Slime 分裂するスライム (4)(G) R

クリーチャー・ウーズ

4/4

〜が戦場から墓地に置かれたとき、2/2で緑のウーズ・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。それらは、「このクリーチャーが場から墓地に置かれたとき、1/1で緑のウーズ・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す」を持つ。

 面白コンセプトを持つウーズ。4/4が2/2になり、2/2が1/1になり、少しずつ増えていく様子は「ゼルダの伝説」のゾルとゲルを思い出す。で、そんな愉快なカードであるが、5マナ4/4と普通の段階からスタートし、死んでトリガー、サイズが小さくなるのでは、戦力としてはそこまで期待できない。ということは、やはり何らかのギミックに組み込むカードということになる。一番分かりやすいのは「血の座の吸血鬼」のようなクリーチャーを餌にするカードとのコンボ。カード1枚でクリーチャーを7体サクれるので、なんと「吸血鬼」は15/15まで膨れあがることになるし、「傷跡の地のトリナクス」なら9/9だ。「エルドラージの碑」などを使ったデッキでも面白い動きを見せてくれるかもしれない。現時点では面白カードの域を出ていない気もするのが、こういうカードから劇的なコンボを生み出すのも、1つの楽しみだろう。

 

Leyline of Vitality 活力の力線 (2)(G)(G) R

エンチャント

あなたのゲーム開始時の手札に〜がある場合、あなたは〜が戦場に置かれた状態でゲームを始めても良い。

あなたのコントロールするクリーチャーは、+0/+1の修正を受ける。

クリーチャーがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得ても良い。

 力線サイクルの緑は、何故か他の色と違って、「重ねばりに意味がない」という弱点を克服している。初手から4枚あれば、なんと全てのクリーチャーが「エランドの陰影」状態でゲームが始まり、なおかつ全てのクリーチャーが「孤独な宣教師」になる。これはすさまじい。ただ、スタート時の手札が3枚という事実の方がよりすさまじい。他のカードと違い、2つのボーナスがどちらも半端で、いまいち主旨が分からないのが最大の難点。これを使うくらいなら、「猪の陰影」みたいなもっとかっちりした援助を送った方がクリーチャーたちも喜ぶ気がします。

 

Obstinate Baloth 強情なベイロス (2)(G)(G) R

クリーチャー・ビースト

4/4

〜が戦場に出たとき、あなたは4点のライフを得る。

いずれかの対戦相手のコントロールする呪文や能力によって〜が捨てられたとき、〜を墓地に置く代わりに、戦場に出しても良い。

 4マナ4/4,さらに4ライフといえば、当然「貪欲なるベイロス(ONS)」だ。追加でライフを得る機構はないものの、その単純なスペックは充分なので、デッキに投入することに迷いは必要無い。加えて、「十二足獣(TSB)」能力まで持っているので、黒に対してのヘイトカードとしても機能している。3ターン目に「荒廃稲妻」で3ライフもぎとろうとしたら、突如4/4が2体降り立って5点もライフが増えるってんだから、調子に乗ったジャンドも息の根が止まることは確実である。ただ、癖がないのでどんなデッキにでも入れられるが、その分レアとしてはやや地味な部類。似たような構造の「茸の番人(ARB)」が構築に呼ばれないことを考えるとそこまで期待はかけられないが、今後のこのカードの活躍とジャンドの趨勢は気になるところである。

 

Overwhelming Stampede 圧倒する暴走 (3)(G)(G) R

ソーサリー

あなたのコントロールするクリーチャーは、ターン終了時まで+X/+Xの修正をうけるとともに、トランプルを持つ。Xは、あなたのコントロールするクリーチャーの中で、最もパワーの高いクリーチャーのパワーの値である。

 次世代型の「踏み荒らし(M10)」。コストは同じだが、レアリティがあがり、プラス修正の値が更に大きくなる可能性が出てきた。ビーストトークンなんかで突っ込む場合には「踏み荒らし」と全く同じなので、普通の緑デッキならばさほど変化なく使っていけるだろう。ただ、この選択肢は強化というよりも不自由さが増しただけ、という印象なのが難点。「踏み荒らし」を使うデッキというのは基本的に単体のスペックよりも数で勝負する作戦になっているわけで、このカードのように素のステータスを求める条件とは相性が悪い。実際、「踏み荒らし」ならば落とし子7体で相手を殺せるが、落とし子だけの状態からこれを使っても、0/1トランプルが大量に並ぶだけなのだ。現在は集団戦術をサポートするカードは「獣使いの昇天」に「エルドラージの碑」と不自由していないが、これらの類似品が落ちたときに、このカードの真価が問われることになるだろう。

 

Plummet 垂直落下 (1)(G) C

インスタント

対象の、飛行を持つクリーチャー1体を破壊する。

 ついにここまで来た、緑の飛行対策カード。全く同じテキストが書かれたカードに「翼わな(8ED)」があるが、こちらは3マナソーサリーで、しかもアンコモンという扱い。インスタントに格上げされ、レアリティもコストも下がったというのだから驚き。そして一瞬で価値を奪われた「葉の矢」の存在を考えても驚きである。ま、元々あのカードには立つ瀬がなかったけどな。緑が2マナで悪斬だろうがスフィンクスだろうがめった切りだ。

 

Primal Coccon 原初の繭 (G) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされたクリーチャーの上に+1/+1カウンターを1つ置く。

エンチャントされたクリーチャーが攻撃かブロックに参加したとき、〜を生け贄に捧げる。

 効果からどういう状態なのかが凄くイメージしやすいカード。しばらくの間繭の中に引きこもり、好きなタイミングで繭を破って来ることが出来るわけだ。ただまぁ、1マナオーラということで期待しすぎるのは禁物。成長に時間がかかりすぎるし、繭といっても外敵から守ってくれる能力も無いので、タメの途中で殺されるとがっかり感もひとしおである。パワーやタフネスを直接参照するカード、たとえば「オーラのナーリッド」あたりとのシナジーがないなら、あんまり使わない方がいいと思う。加えて、ナーリッドにしても、あんまり待ってる余裕は無いと思う。

 

Primeval Titan 原始のタイタン (4)(G)(G) M

クリーチャー・巨人

6/6 トランプル

〜が戦場に出るか攻撃に参加するたび、あなたのライブラリから最大2枚までの土地・カードを探し、それらをタップ状態で戦場に出しても良い。そうしたなら、あなたのライブラリを切り直す。

 タイタンシリーズの緑は、シンプルにトランプル。他の色が「警戒」「準被覆」「接死」「ブレス」という選択肢なので、まぁ、トランプルでも文句はないか。せっかく緑なんだから、サイズにもう1ボーナスあっても良かった気もするが。だが、こいつの場合は187・アタックトリガー能力がかなり強い。何しろ「爆発的植生(ONS)」の強化版なのだ。出た瞬間にどんな土地でも好きに2枚おくことができ、例えば「エルドラージの寺院」を2枚おけば一気に4マナ加速出来るし、ミシュラランドやゼンディカー産の187ランドとのコンボも容易。アタック後に「セジーリのステップ」と「ぐらつく峰」をサーチすれば、プロテクションを付けた8/6トランプラーが突っ込むことが出来るのだ。これはかなり凄い。マナを延ばすシステムとしても優秀なので、今後のビッグ・マナ系が楽しみである。ちなみに、タイタンシリーズの能力のコスト域をまとめておくと、白が「蘇生(TSB)」の亜流なので大体3マナ程度の能力。青は1体限定の「睡眠」なので3マナ以下。黒は比較対象がないが、ゾンビ2体同時出しは最低4マナ以上だろう。赤は「弧状の稲妻」なのできっちり3マナ。そして緑は「爆発的植生」の上位機なので確実に4マナより強い。こうしてみると、黒と緑が一歩抜きんでているのが分かる。

 

Sacred Wolf 聖なる狼 (2)(G) C

クリーチャー・狼

3/1

〜は、あなたの対戦相手のコントロールする呪文や能力の対象にならない。

 今回のアンタッチャブル枠。M10では「霧の豹(M10)」が採用されていたが、地味だったせいか、わずか1年で姿を消した。この狼は、豹よりも1マナ軽くなった代わりにタフネスが減り、アンタッチャブルも緑の特権である一方通行仕様に変更。これにより、「被覆って言われても」という所在なさがいくらか解消され、例えば今回収録された「シヴの抱擁」あたりを張ってやれば無敵のエンドカードにのし上がることが可能になったわけだ。まぁ、そこまで頑張るカードでもないと思うが、「失われたアラーラの君主」と「エルドラージの徴兵」のバントコンボの土台とかにいかがか?

 

Sylvan Ranger 森のレインジャー (1)(G) C

クリーチャー・エルフ、スカウト

1/1

〜が戦場に出たとき、あなたのライブラリから基本土地・カードを1枚探し、それを公開して手札に加える。そうしたなら、あなたのライブラリを切り直す。

 サイズを切り詰めてコスト削減に成功した「国境地帯のレインジャー」。なんか、名前がものすごく適当なので今まであったような気もするけど、実際は同型カードが1つもない、絶妙に新しいカードだ。この手のコントロールカードが軽くなるのは大歓迎だが、現在は緑単エルドラージなどのデッキの場合、「国境地帯のレインジャー」が2/2であることも無視できない要素だったので一概に良くなったとも言えない。M10と同時に使えるわずかな期間のあいだの、エルフの土地サーチ率は異常。

 

Wall of Vines 蔦の壁 (G) C

クリーチャー・植物、壁

0/3 防衛 到達

 木の壁(10ED)」に到達がついた、完全上位互換カード。「そんなカードの上位って言われても」と思うだろう。俺だってそう思う。でも、緑が最安値で「風のドレイク」を止められるっていうのは悪い話じゃないと思うんだ。ま、今回最強の飛行対策カード「垂直落下」が登場したこととかは気にしないで。

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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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