最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ナイツ&マジック」 5 オラオラァ! 異世界転生の時間だぁ! こんだけ「もう飽きた」「いい加減にしろ」と言われ、消費者全体が完全に食傷気味だというのに、敢えてそこを原液まんまで殴りつけてくるその意気や良し。 テンプレというのは、思考放棄の産物という意味合いももちろんあるが、それが好まれるからこそ定型になるという前提だってあるのだ。何故こうも人類が異世界に転生し俺ツエーをやりたがるかといえば、それは深層ではユーザーが求めているからに違いない。実際、今作の全ての思考を斬り捨てたかのようなテンプレラッシュも、「一周回ってギャグ」という側面もありつつ、素直に楽しめる要素になっているとも言える。結局、アニメで活劇シーンが見たいっていう願望は、俺ツエーしてほしいっていう意味でもあるのだし。まぁ、あまりにも根拠レスだと興ざめするけどね。 今作はあらゆる要素を他作品からの引用で埋め合わせる事が出来るほどに見事なテンプレガチガチアニメであるが、一応、「異世界ファンタジーだけどロボも使う」という部分が辛うじてオリジナル要素としてアピール出来る部分だろうか。まぁ魔法でロボを動かすなんてことは散々やられてるわけだし、最近だったらリトルウィッチアカデミアですらやってた中身なのだが……異世界転生魔法ファンタジーとロボットものの「美味しいとこ取り」と言えなくもないわけで、アニメにしたときのアピールはやりやすい(最近ロボットものってあんまり受けないんじゃないかということはおいといて)。ただ、そうしてオリジナル要素を無理矢理ねじ込んだことにより、世界観に歪みが生じるのはテンプレ+テンプレという適当な足し算を行った結果のご愛敬である。だってさ、あのロボって魔法で動いてるわけでしょ? ってことはあの世界は現実世界なんかよりもよっぽど高レベルな「技術力」を持ってる、つまり、この世界における「科学」を「魔法」に置き換えただけの近未来の世界なわけだ。だったら、移動手段が馬車なのはおかしいよね。ロボを動かす何らかの高機能出力機関があるなら、ロボより前にまず自動車とか飛行機を作れよ。なんでそこだけ中世ファンタジーなんだよ。他にも「あんな危険な状態でアカデミー学長とかいう重要人物が馬車で外出とかおかしいだろ」など、突っ込みどころは好き放題。 まぁ、そういう部分にツッコミを入れ始めるときりがないのが「なろう」系作品だということは知っているので、世界設定はすっぱり諦めよう。まっさらな心で、気持ち薄目気味で見てご覧なさい。製作はエイトビット、監督が山本裕介ということで、アニメーションとしての基礎レベルは高いんですよ。キャラは可愛いし、分かりやすい重量級ロボットの世界との馴染み方も悪くない。どうせテンプレをやるなら説明不要な部分はちゃっちゃと1話目で(すごく適当に)片付けてしまい、あとは今後のシナリオラインとロボ+魔法の画面効果で勝負ですよ。……どうかな? 勝負出来るかな? ここまで分かりやすい俺ツエーだと、最近は拒否反応を示す視聴者も多そうだが……。 もう、この主人公って生前のキャラの存在意義無いよね。「OVERLORD」とか「幼女戦記」は転生前の人格が根強く残っていることが物語のキーになったけど、今作の場合「ロボオタク」「プログラムの知識が豊富な天才」っていう設定以外必要なくて、「プログラムの天才」要素も、別にただの「天才」ってだけだから前世との絡み関係ないし(転生しようがすまいが、この世界で魔法の天才であることの説明にはなってない)。あとはただ純粋に「ロボが好きなだけの少年」である。うん、異世界要素いらないな! なんでそんな設定にしたんだろうな! でもアニメとしてはその部分が一番効いている。だって、阪口大助が転生したらそりゃこうなるだろ、っていうのは説得力あるもん。現実世界の「ロボットにのりたかった少年」は声優になることで見事ガンダムにのることが出来たが、それが出来なかったプログラマーは転生してロボにのるしかなかったんだな。生まれ変わるとCVがキュアップラパパな魔法オタクor爆裂オタクになります。もう、この声で魔法使われたら納得するしかないな。その他のキャストもがっつりと埋めるべきところを埋めてくれてるので、なんか安心して観てられます。個人的には生徒会長がちょっとクセがあって良い感じだな、と思ったら千本木彩花だった。まだ認識出来る領域には至ってなかったな。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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