最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
実に見事な、非の打ち所のない最終話。これが……現代アニメの本気か……
私の個人的な好みも入るのだが、やはり「後日談」はたっぷりとってほしいもの。最終回にクライマックスを持ってくる構成というのも勿論意義は分かるのだが、そうするとどうしても尻切れトンボになってしまう傾向にあるので、特に2クール以上の尺をもった作品なら、きちんと作品世界を「閉じる」ために余裕のあるエピローグ展開をしてほしいと、色々な作品を見て思っていた。 その点、この作品は本当にお見事。前回のうちに既に黄金のクェイサーを倒しており、今回はサーシャとまふゆの関係性をまとめるためだけにしっかり1話が割かれている。それだけでも、まずありがたい。そして、そんな大切な最終話であっても、この作品はぶれない。最後まで「クェイサー」は「クェイサー」であるべきと、実に見事な「乳」縛りのエンディングである。 「乳がしぼんだ」。ギャグにしか聞こえないまふゆを襲ったアクシデントも、この作品では大問題。乳がしぼめば聖乳に影響が出るかもしれないし、何よりおっぱい星人のサーシャに愛想をつかされるかもしれない。そんな乳の問題を中心にして、事件後の「平和」と、サーシャとの「恋愛」に決着をつけるってんだからキチガイじみている。オープニングアクションとして、リズィが「巨乳なんて馬鹿馬鹿しい!」って突っ込んできたところでまず笑った。清水愛ボイスで「巨乳がなんだー!」ですよ。「二の腕があればいいじゃないかー!」ですよ。いや、んなことはいってないけど。 更にたたみかけるように、あれだけ格好良く散っていたイケメンキャラ、鳳による乳批評の回想シーン。やべぇ、鳳先生が男前過ぎる。そうだよね、ロリコンは病気じゃないものね。堂々と宣言しても何も問題無いよね。でも、大川ボイスでそんなことを力説されても……「巨乳ぅ? とても賛成できない。金輪際、私の前で巨乳などと口にしてはいけないよ」。額に入れて飾っておきたい名言です。 続く盛り上げ役は、我らが美由梨様。馬鹿だねぇ、素晴らしい馬鹿だねぇ。シリーズを通してギャグキャラで貫き通したのって彼女だけだもんねぇ。史伽や華も好き放題やってくれて、学校パートも愉快愉快。今回一番修正が入ってたのが相変わらずカーチャ×華のシーンだったので、そのへんの無修正バージョンも楽しみですな。 そしてクライマックスは、ついに正面からデレてみせたサーシャとの別れのシーン。この期に及んで純愛ムードに走られたら興ざめだなー、とか思っていたのだが、この作品に限ってそんなことはなかったぜ! 乳丸出しのヒロインに対して、「俺が巨乳ならなんでも喜ぶと思っていたのか!」からスタートする告白。「俺はまふゆのおっぱいだから好きなんだ!」。史上最低の告白台詞じゃないでしょうか。そして神々しいまでの最後の授乳シーンと、お互いのファーストキスを分け合うという「純愛」。馬鹿って突き抜けると綺麗なもんですよね。もう、好きにしたらいいじゃないの。最後にサーシャが鉄柵で鎌を作り出した意味が全然わからねぇけど、すごくいい笑顔のサーシャが「お前は震えたことがあるか」で締めるっていうラストは文句も浮かばない。大団円って、こういうモノのためにある言葉だよ。実は色々解決してない問題が有るんじゃないかとか、気にしたら負けだよ! エンディングテーマに「Errand」っていうお約束の演出も嬉しいが、Cパートがあの短い中に2ネタも突っ込んできたのは感心した。「サーシャが笑顔で女装を受け入れるようになった」というのが1つと、「華が嬉しそうに転校してた」っていうのが1つ。カーチャ組も無事にその愛を成就させたっていうことが、たったの1カットから分かるっていうのは秀逸な落とし方だと思う。 いやぁ、達成感のある、実によい締めでありました。無修正版でもう一回楽しみませう。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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