最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
逃げない! 負けない! 泣かない! 第10話! うおー、ボウケンジャー好きなんじゃー。改めて聞くとやっぱりすげぇ歌詞だと思う。なんで「負けない」の後に「泣かない」なんだよっていう。でも、ムラムラちゃんに言ってもらえば元気百倍です。 ラス前の試練の時。まぁ、だいたいなにがしかの試練には悩まされ続ける作品ではあるのだが、今回はひょっとしたらチアフルーツ史上最大の難題だったかもしれない。なにしろ、あの赤来杏までもがくじけてしまったのだ。正直、杏ちゃんがくじけて弱音を吐く姿は見たくなかったのだが……相手が神にも等しいあのカミダイオー(の中の人)ってんだからしょうがないのか。キャップとしては、トップとの対談で新しい刺激が得られるだろうと思ってのことだったのだろうが、あまりに強烈な光は見る者の目を潰してしまう。圧倒的ヒロインに憧れを超えて崇敬の念すら抱いていた面々は、日本一のヒロインを目の前にして、すっかり骨抜きにされてしまった。 この、「カミダイオーの凄まじさを見せつけられる」というイベントに対し、9人の対応は興味深い差異を見せている。顕著なのはやはり杏やみかんのように「圧倒的実力差に打ちのめされる」というパターン。元アイドルだった青山姉も似たような状態になってしまっていたし、ステージアクターが3人も意気消沈してしまえば、どうしたってイベントのクオリティに影響は出てしまう。そこまでカミダイオーに入れ込んでいたわけではない残りの面子は実質的にメンタルを削られたわけではないのだが、特にキャップは自分の狙いが外れてしまったことで必要以上に責任を感じて落ち込んでしまった。キャップは超人的な商才も経営能力も持ち合わせたスーパーウーマンではあるのだが、いかんせんメンタルが弱いのが最大の弱点。今回彼女が「やっぱり私は疫病神なんだ」と落ち込んだ時の回想シーン、マジでしょうもない不幸ばっかりで唖然とする。いや、突然の倒木は確かにインパクトあるけど、むしろそれで命に別状がなかったのだからラッキーなのでは……。人生十数年も生きていれば誰にだって不幸な出来事の1つや2つや3つや4つはあるもので、それってただのバランスの問題なのだが、キャップはそうした偶発的な「不幸」を自分のせいだと思い込み、ネガティブ思考に陥ってしまうのが最大の欠点のようだ。 そうしてキャップが統率力を失うことで、親衛隊のロコ先輩とはつりちゃんも動きが鈍ってしまう。何を差し置いてもキャップ最優先の2人は、彼女が動き出さない限りは背中を押せないのだ。みんなの意識がばらけてしまうと、青山妹のように我の強い人間がぶつかると、普段のように押し返すことができず、雰囲気は沈む一方。杏たちの消沈がドミノ倒しのようにチアフルーツ全体の雰囲気を落ち込ませる悪循環である。 しかし、そんな中でもぐらつかない人物が2人。1人はその格好よさがストップ高のムラムラちゃん。観覧客にも「紫だけが頼り」と評されるほど(紫自演乙)、彼女の演技はいつも以上に研ぎ澄まされている。杏と違って別にカミダイオーにも特別な感情は持っていないので、実物を見ても「わたくしだってあれくらい出来ますわ」ってんで発奮できるのがムラムラちゃんの強さ。赤来杏が骨抜きにされてしまい、(自称)ライバルが怒りに震える様子が男前すぎて最高だ。やっぱりムラムラちゃんは頼りになる。 そして、ムラムラちゃん同様に「別にカミダイオーにそんなに興味ない」という消極的な理由が功を奏したのが、緑だったのだ。すまん緑。ぶっちゃけ名前すら覚えてなかった(マナナンである)。煩悩にまみれたマナは、カミダイオーショックの影響も受けず、良くも悪くも空気を読まないために落ち込んだ全体の雰囲気もどこ吹く風。完全に自分目線だけでグッズの売り上げのみを心配するという鉄の心臓の持ち主である。そんな彼女だからこそ、岡目八目でチアフルーツが抱えている問題と、その解決策を提示できたのは、良かったんだかなんだか。「町のみんなが応援してるよ」なんて基本的なことすら見えなくなってたんだから、残りの8人はよっぽど切羽詰まってたんだろうけどねぇ。マナのこの「発奮作戦」は本当に適当極まりない動機から発生しているもので、その証拠に、本来ならすごくいいシーンになるはずの「マナがみんなを説得して元気付ける」パートが、すげぇ適当な止め画とマナの(なおざりな)モノローグだけで処理されてるんだよ。「もう、緑の出番これでいいだろ」みたいな。もう当番回がないかとすら心配されていた緑に無事に活躍が回ってきたのだから喜ぶべきなのだろうが、この扱いの適当さは……いや、逆に美味しいのかもしれん。だいたい戦隊モノのグリーンもこういう目に遭いがちである。 何はともあれ、重度のイップスを抜けることに成功したチアフルーツ。あとはトップを目指して駆け上がるだけなのだが……でもさ、話の腰を折るようで悪いんだけど、みかんちゃんが言ってた通りに「25位でも充分すごい」よね……。全国規模のテレビ番組で紹介される25位、東京からもわざわざ見にくる客も増えてるし、商店街もそれで活気付いている。もう、ヒナネクターは求められた仕事をクリアした気がするのだが……やっぱりこれじゃダメなんですかね。これ、どうやったら終わるアニメなんだろ? PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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