最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「活撃 刀剣乱舞」 5→4 ピンとこなかったのはしょうがない。わたしゃメインのターゲット層ではないのだから。ただ、「私は対象じゃない」というのも逃げの文言なので、あんまりハマれなかった理由はそれなりに考えてみたい。 「花丸」でリタイアした身としてはやや身構えての視聴。そして、視聴開始時に、最初に今作にお願いしたいな、と思っていた越えるべきハードルを2つ提示していた。そして、幸か不幸か、この2つの条件は、それなりにクリアしていた作品だった。まず1つ目、「タイムトリップものとしての意義をきちんと設定してほしい」。わざわざ時間跳躍をするという設定なのだから、「今の異世界」で戦うのではなく、「過去の現実」で戦う理由をちゃんと見出してほしい、という欲求。これについては作品後半のミッションで、「実際の偉人と共闘したり、ドラマを繰り広げたりする」という部分でクリアしている。そして、2つ目の条件は「キャラが刀であるという個性を活かしてほしい」。これも、同じようにして実在の偉人(持ち主)と絡むことで、「刀が持ち主と成し遂げたかった想い」というテーマを設けることでキャラの特性として活用している。つまり、今作はきちんと「ならでは」部分をストーリーラインに組み込み、オリジナルの見せ方を心がけていた作品だったと言える。 ちゃんと要望を満たしてくれたのだから、満足のいく作品になるかと思ったのだが……違うんだ、まだ足りないんだ。そこだけ満たされても、みたいなスカされ方だ。まず、「タイムスリップものの意義の設定」だが、確かに「刀が実際の持ち主と絡み、過去の世界で共闘する」という設定はアツいものがあるのだが、おかげでますますわけがわからなくなってしまっている。結局、刀剣男子って何なんだよ、っていう。いや、そこは細かい設定を設けられてもしょうがないんだろうけども。そして、「歴史改変」云々言ってる割にはタイムパラドクスの扱いとかが随分雑。あれだけの大立ち回りを演じているのだから、バタフライエフェクトみたいな働きでガンガン未来に影響を与えそうなもんだけどそうでもないし、刀剣男子自ら積極的に過去世界に干渉してかき回してるし。何よりもタイムトリップの制限が提示されてないので、時間遡行軍でも誰でも、「失敗したらもっと過去に行って再チャレンジしたらええやん」という当たり前の疑問が結局解消されていない。また、結局移動した時代が幕末を中心にしており、他の時代背景を見るチャンスがなかったので時間旅行ものというより、単なる幕末チャンバラアニメで終わっているのも肩透かしだ。まぁ、そりゃ「刀剣」がメインの作品なんだから、チャンバラがメインになるのは当たり前なんだろうけども……、これ、時間遡行軍が湾岸戦争の時代とかに出てきたらやっぱり同じような出で立ちで討伐しにいくんだろうか? そして、「刀剣の写し身としてのキャラ」という設定も、「刀が抱く思い」なんてものは想像することすら難しく、後半の土方と刀の感情のもつれとか、ちょっとレベルが高すぎてついていけなかった。刀の持ち主と、実際のその刀と、その具現化男子の共闘。なんかもう、概念がごちゃごちゃしすぎだ。これを受け入れるには、まだ私の理解力は足りていなかったらしい。まぁ、艦これも受け入れられない人間だしな……。 結局、こうして「なぜそんな設定にしたんだろう」という根本的な意義に共感が覚えられないと、今作ならではの要素が全部マイナスに働いてしまうせいでピンとこない結果になるんだよな。あと、バトルものとして一番いただけないのは「敵キャラの意思が全然感じられない」っていう部分だろう。敵の思惑がさっぱり分からないし、単に「なんか暴れる機械」みたいになっている化け物どもを退治してもカタルシスがないんだ(これも艦これと一緒だ)。せめて敵サイドにも何らかの意思を持つ個体を用意してそれぞれの思惑をぶつける演出が欲しかった。 まぁ、劇場版も決まっているらしいし、キャラにしっかり愛着がある層には問題なく受け入れられる作品になってたんでしょうかね。突き詰めれば結局ソシャゲアニメってそういうもんだ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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