最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「DYNAMIC CHORD」 2 絶対に笑ってはいけないバンドアニメ。これは……すげぇのが出てきたな……。興味がある方は、どこかで探してオープニングの映像だけでも見て欲しい。90秒の素材の中にも、「こいつぁ……」と思えるエッセンスが詰まっている。 基本的に放送されるアニメは全てありのままを受け止める主義なので事前情報はなるべく入れないようにしているのだが、今作に関しては不慮の事故で事前情報を目にしてしまった。「今期最高ケッサク」との絶賛の嵐である。もちろん、逆の意味で。おかげで多少の先入観を持って観てしまった部分はあるのかもしれないが……いや、でもさぁ。1話目なんて様子見だし、ひょっとしたら今回がたまたま「イメージ映像多め」の導入だっただけかもしれないし、もうちょっと点数を上げてもいいかと思ったんだが、もし3点にしちゃうと先に書いた「Dies irae」がこれと同レベルってことになってしまうわけで……。初期配点2点というのはかなり貴重な事例だと思いますよ。 でもしょうがないよね。アニメとして成立してないもんね。似たようなレベルの作画を探そうと思うと、多分「闇芝居」とかのショート枠まで行かないと見つからないと思う。もちろん、「闇芝居」シリーズはストーリーをスパッと綺麗に見せるシリーズなんだから紙芝居をベースにしたあの作劇で立派に成立しているし、身の丈にあった描き方なので全く問題ないのだが、今作はよりにもよって「女性向けのアドベンチャーゲーム」が原作でコレらしい。乙女ゲーってことは何を差し置いても絵柄が第一。イケメンがイケメンらしく歌って踊って、どこぞのプリンスのごとく、シナリオなんてわけがわからんでもいいから、とにかくイケメンっぷりを見せてくれ、というのが最大の目的であるはず。今作も、まぁ、1枚絵の段階だったら普通レベルなのかもしれない。しかし、これを「アニメーションですよ」と臆面もなく提供してくれるおかげで全てがぶっ壊れる。「こういう映像って割と見かけるなぁ」って思ったんだけど、多分あれだ、歌い手とか、ボカロPが、曲に合わせてなんとなくつけてるイメージ映像。つまり、動画をあげる素人レベルのやつ。最近じゃぁ素人でももうちょっと手が込んだ映像作る気がする。 「なるべく少ない素材でどこまでアニメっぽく見せられるか」という限界に挑戦しているかのような映像である。こち亀で両さんが漫画家の原稿を無くしてコピーとか黒塗りでひたすらごまかしまくる話があったが、まさにあれをアニメでやっているかのよう。同じ絵でも切り方が違えば見え方も変わるでしょ! とか、ギターを演奏してることは手の素材だけ動かしていける! とか、同じカットだけど間に別なカット挟んでもう一回流せば通用するよね! とか。冒頭、雨の中のオープンカーが一瞬で向こう側に消し飛ぶ中割り無しドライビングでいきなり笑ってしまったが、最高にクールなのが後半の階段を降りる動画だろう。もう、本当に中学生が文化祭で出すレベルの工夫が凝らされているので、現代アニメ文化においてはむしろ必見といってもいい貴重な素材である。 やばい、「逆に面白い」やつだ。このままどこまで行ってしまうのか、見守りたくなるやつだ。しかし、俺はこれを今から三ヶ月間見続けることになるのだろうか。これを見終わった後で、「異世界スマホとか見てるやつ頭おかしいで」と他人に言えるのだろうか。とりあえず俺の中のキャッチコピーは「スマホに追いつけ追い越せ」である。いやいや、まだ1話目ですから。何が起こっても驚きませんて……。 PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/22)
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|