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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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UQ HOLDER! 〜魔法先生ネギま!2〜」 5→4

 個人的に一番辛かったのは、「あぁ、やっぱり志村由美はもう声優業は一切やってくれないんだなぁ」っていうところですかね。ほら、引退したって言っても担当役だけはそのまま仕事としてやってくれる場合もあるじゃない。宮村優子みたいな感じで。なんとか、彼女もそういうスタンスで参加してくれないかと期待してたんだけど、残念ながら最終回でちょろっと登場した千雨は別キャストになっていました。御堂ダリアって誰やねん。ちなみに、志村由美の引退でがっかりしているのはちうがいなくなったことよりも山梨犬が二度と見られないことへの嘆息です。

 さて、やっぱり懐かしネタで攻めるしかなかったわけだが、ぶっちゃけ原作漫画を読んだ時の感想とだいたい一緒。「あんまりネギま関係ないよな」という序盤の展開に、「不死者が主人公のバトル漫画って、面白くするのは難しいよな」っていう根本的な問題。まぁ、「不死にも色々と種類があるんやで」っていう方向性でバリエーションをつけるのは非常に面白いアイディアだとは思うのだが、やっぱり主人公に「命がけ」の切迫感がないので今ひとつ盛り上がりに欠ける気はする。最強最悪の魔法使いである祖父を相手取る時、スタート地点が普通の男の子じゃ何百年経ってもたどり着けないのだからしょうがないことなのだが……。

 スロースターターな内容なのは(原作をちょっとは読んでいたので)知っており、そのビハインドをアニメにすることでどこか打開できないかと期待してみていたのだが、結局原作をそのまま踏襲する形だったので短所はそのまま短所になった。さらに、お世辞にも質がいいとは言い難いアニメーションであり、最終決戦に至ってもアクションやキャラ描写にプラス要素が見込めない。せめて「人知を超えた能力者同士のバトル」なんだから、その辺りでアニメならではの売りがあれば印象も変わってきたのだろうが……。最終的に、「なんとなく懐かしい声が聞こえてくる同窓会」という価値以外には特に無かったのである。

 でもまぁ、同窓会をやってくれたことにはちょっとだけ感謝している。もともとのネギまキャストってのは、当時の時点で「誰だこれ?」みたいな新人が多かったわけだが、15年の時を経た今、業界で戦い抜いている人間がどれほど残っているかというのは、大掛かりな社会実験みたいで面白い。こうして見ると当時から1ミリもポジションをブレさせない堀江由衣の存在が化物クラスで、「お前が業界における不死者なのでは?」という疑念すら湧く。その他、今作でほぼデビューみたいな扱いだった小林ゆうや、当時若手扱いだった伊藤静・渡辺明乃・白石涼子・能登麻美子あたりが完全な「勝ち組」代表例。相沢舞もここがスタート地点だったんだな。当時から中堅クラスだった松岡由貴・皆川純子あたりは圧巻の仕事ぶりで、個人的にはやっぱり松岡由貴が元気に仕事をしてくれているのは嬉しい。彼女の「リクラクララックライラック」はやっぱり素敵だ。あとはネギ先生ですかね。いい具合に年季を重ねたおかげでラスボス感もたっぷり。あとはまぁ、「この人、まだ声優続けてんのかなぁ……」みたいな名前も多く上がってくるわけだが、個人的にはこやまきみこが今どれくらい本腰入れて仕事してるのかが気になる。

 おんなじようにして過去の名作リメイクから同窓会やったらどんな風になるんでしょうね。ちょっと前に「シスプリ声優の同窓会集合写真」っていうとんでもないお宝画像(?)が出てきて感動した記憶があるのだが、同じようなことができる作品ってどれくらいあるのかなぁ。(もう感想でもなんでも無い締め)

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