最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
猪のおばちゃんのハーレムはいろんな意味でキツそう、最終話。最後に全員集合してくれたのはちょっと嬉しかったですね。まぁ、いちばんの衝撃はイヌさんの家事姿だった気がしますが。 大戦の方は11話で完全終了。そしてエピローグとして賞品を受け取るネズミの懊悩を延々と描くという構成。常日頃から「物語のエピローグはたっぷり取ってほしい」と言っている勢なので、こういう幕引きはうれしいですね(まぁ、本編の尺ももっと取って欲しかった気もするが)。そして、ネズミは100の分岐を利用して実は他の11人の参加者に色々とインタビューをしていましたよ、ということで全員集合が実現したのである。まぁ、猪やら羊やらはホントに一瞬だけだったのであんまり集まった感じはないけども。 結局、ネズミは「自分だけのたった1つの願い」を見つけることが出来なかった。この何ともむなしい「全能感と無能感の表裏一体性」は西尾維新が大好きなやつで、マイナス十三組風にいうなら「虚しい勝利」である。おそらく他の11人の誰が優勝したとしても、少なくともネズミよりは有意義な願いの使い方をしていただろう(ウサギが優勝していたら地球上がゾンビだらけになっているだろうが)。そんな自分の虚ろさを痛感してしまい、ネズミは勝者のはずなのに気分的には負けくさい。最終的には全ての記憶を抹消し、不自由で生きづらい世の中を幸せに暮らすことを選んだのである。まぁ、あの能力があるなら、今後の日常でも不自由はしないからそれなりに幸せなんじゃねぇの? ただ、また戦場に駆り出されるとは思うが。もし次の十二大戦にまで駆り出された場合、前回の覇者なのに当人が記憶を無くしているという面倒な状態であり、下手したらまた同じように優勝し、同じような悩みを抱えることになるかもしれない。 なんとも皮肉だが、それなりに納得できるネズミさんのエピローグ。落としどころとしては無難ではなかろうか(西尾維新だったらこんな感じ、っていう身構えは必要かもしれないが)。あとは、残りの11人のサービス出演でもう一度この世界を総覧しておしまいだ。こうしてみると、あれだけあっけなく殺されていくノルマみたいなバトル展開だったにも関わらず、11人がそれなりにキャラとして立っていたし、振り返ってみると懐かしさもあれば切なさもあるので、やっぱりそういうストーリーテリングは卒がなかったんだなぁ、という印象。特にネズミの中で特別視されていた猿との対話シーンはちょっとグッときちゃったね。実際の悲惨な末路と比較するとなおさらなぁ。他にも、一体どんな方法で仲良くなったんだよ、みたいな無茶苦茶なインタビューが展開されている分岐も存在しており、特にウサギさんをなんとか説得することに成功したフェイズは一体どんな結末を迎えていたのかも気になる。「話してみると意外と普通に話せる」と言っていたが……まぁ、ウサギさんとはあんまり話せなくてもいいな。作中で唯一回想シーンがなかったいレギュラーは伊達ではないよ。他にも辰巳兄弟との対話が成功しているフェイズも気になるし、派手に鳥さんにやられている展開もその後の結末が見もの。牛さんとの対話が実現したフェイズでは牛さんが既にウサギの能力の全容と弱点まで把握しているし、多分、100のうちの30%くらいはやっぱり牛さんの優勝だったんじゃなかろうか(クソザコだと思ってたけど、やっぱり強いのかな?)。 他にも色々と「分岐を作る」というネズミならではの能力のおかげでこのたった1つのバトルロイヤルが無限の可能性を見せてくれている、というのは単純に面白い設定だ。二次創作なんかも捗りそうだし、続編もいくらでも作れるし。「十二大戦対十二大戦」は読んでみようかなぁ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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