最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
羊たちの無駄キャストは一体なんなんだ、最終話。金朋・画伯の2大人外声優はまだ分かるとして、なぜか荒鷲先生が参戦していたり、松田姉妹の片方がいたり、全くもって謎のキャスティングである。羊(迫真)。 一応の最終話ということで、これまでとはまた違った毛色の作品が幕引きに選ばれた。なんと最後は国じゃなくて草原。しかもキノとエルメスがはっきりと別行動をとったり、かつてない大ピンチに見舞われたりと、普段では見られない光景が目白押し。だからこそ少しでも「最終回っぽさ」を醸し出すために選ばれたってことなのかな? 最後はやっぱりピンチからの大逆転で、みたいな。 1本目がサブタイトルの「羊たちの草原/Stray Army」。この英訳もなかなか皮肉なもんで、普通に考えたら羊なんだから「Stray Sheep」になりそうなものだが、奴らはとても「迷える羊」なんてもんじゃない。いっぱしの軍隊として、キノの行く手を阻む史上最強の敵キャラである。キノはこれまでも幾度となく命の危機に晒されてきたはずなのだが、命がけのコロシアムですら眉一つ動かさない余裕の表情で乗り越えてきた剛の者。そんなキノが初めて命の危機を感じた羊とのバトル。一時はエルメスを置いての緊急避難までしてしまったのだから、事実上の敗北といっても過言ではない。なんだかんだ言っても、キノもただの人間には違いないのだ。多勢に無勢はどうしようもない。そして、この羊たちも実に勇猛果敢。そこまでして人間を執拗に追いかける理由もよくわからんかったのだが、とにかく寝ても覚めても見つけた人間はぶっ殺すの精神。日がな一日見張られては、キノもなかなか突破口を見出せない。 結局、そんな強敵たちを叩き潰すためにキノが取った手段はおよそ主人公とも思えないような凄まじいもの。いや、こいつならやりかねない内容ではあるのだが……。最初の段階で「数が多すぎて弾が足りないよ!」って言ってた割に、放火炎上後は割とガシガシ撃ちまくるのが草。まぁ、追加の銃も手に入れていたし、死者の無念を晴らすためにも、銃弾でのダイレクトアタックはやっぱり欠かせなかったのかな。ダイナミックひき逃げアタック、ダイナミック死体焼却火炎放射、そしてダイナミック一斉狙撃などなど、本当に一度決めたら後ろを振り向かないやつなのよね……アニメですらなかなか見られないようなエグい動物虐待っぷりは実にお見事であった。まぁ、本人だって命がけなのだし、多少はね。あれだけ大量の羊肉が焼けてたらさぞかし栄養豊富だったでしょうなぁ。あぁ、でもラムじゃなくてマトンだったかなぁ。 2本目、時間あたりの動画の使用枚数では史上最低を更新できるのではないかと思われる、圧倒的省エネ作画での「最終話」。これを平然とやれてしまうあたり、この作品の骨子に対する製作スタッフの信頼感はかなりのものだろう。実際、遠巻きにキノとエルメスの会話を見守っているだけで過ぎていく時間も、なるほど無駄とは感じない。「昼寝しないわけにはいかない」キノの気持ちも充分理解できるし、長い旅の中にはそんな一面だってきっとあるだろう。心に決めたその日こそ、「旅の終わり」を告げる時なのである。命を賭けて圧倒的な「動き」を見せ続けた一本目との落差があまりにも大きく、こののんべんだらりとした「静止」の世界も、製作サイドからすればより大きな「冒険」だったのかなぁ、という気もする。そういえば「サムデイインザレイン」も似たような構図だったかもしれないな。冒険でしょでしょ。 何はともあれ、こうして旅を終えたり、始めたりと勝手気儘な放浪人生を続けているキノのこと。ふと、旅を終えることがあるのだったら、やっぱり気まぐれに旅が始まることもある。それすなわち、このアニメの終わりだって、ふとまたどこかで紡がれる新たな旅の「始まり」と言えるものかもしれない。飄々と、のんびりと、そして何よりも楽しく。そうした旅の第一歩を、我々は昼寝でもしながら待つことにしましょうかね。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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