最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
ハッピーエンドだったな! 最終話。まぁ、これはこれで期待通りの終わり方と言えるのかもしれない。 最終話に至って、改めて「素人はサイドカーレースのことなんてさっぱりわからんからキツいぞ」という当初の懸念が浮き出してくるという奇妙な展開。最後に三宅女子が勝つことは予定調和なので問題ないのだが、その勝利の要因が、「天候不順でなんかよく分からないけど全車横並びの状況が出来上がった」「よく分からないテクニックを駆使して1台ずつ抜いていった」という、今まで特に使ってこなかった要素による勝利。うーむ、まぁ、これについては伏線張るのは難しかったと思うが……F1レースとかのファンなら、あのイエローやらグリーンやらのフラッグのルールは割と馴染みがあるんですかねぇ。こういう時に視野の狭いオタクは難儀しますね。 まぁ、レース中にあれだけの大喧嘩で時間を潰してしまったら、なんらかのルールの穴でもついていかなきゃ勝てないですからね。ラッキーでもなんでも、とりあえず勝てたという要素はそれで飲み込むことにしましょう。今作で重要なのは、レースそのものよりもそこから生まれる人間関係の方なのでね。ただ、そちらも残念ながら割と即興だった気がするのはちょっと惜しい。ゆり&めぐみペアはこれまでそれなりに筆を割いて描かれてきたキャラクターではあるのだが、大体毎回喧嘩してばかりだったのであまり追加情報がなく、「昔は同じ夢に向かって仲睦まじくしていた」っていう印象があんまり無いんだよね(1話目くらいでちょろっとやってたかなぁ)。その2人が、怪我や天候トラブルなどの不運が折り重なってレース中にめげてしまい、そこから互いの不甲斐なさをなすりつけ合うという展開までは良いのだが、そこから何をきっかけに立ち直ったのかは分かりにくい。「コーチなんていなくても本当はレースって楽しいんだよね」ということを思い出せたということなのだが、せめてもう1つ2つ、明示的な復活の手がかりがあった方が説得力はあっただろう。多分、普通に構成するなら今回の大喧嘩は前回のうちに処理しておき、今回は決裂した状態から仲直り→激走という流れにした方がよかったんだと思う。まぁ、そのほかのエピソードとの尺の折り合いもあるけどねぇ。 個人的には、ゆりがマウントとったときにグーじゃなくて平手でペチペチめぐみのほっぺたひっぱたくところがなんかしょうもなくて好き。まぁ、女の子同士のキャットファイトならこれくらいがいいですかね。実際はグーよりも痛みは大きいなんて話もありますし(だとしたらひでぇな)。アニメでもなかなかみる機会がない、女の子同士の激情キャットファイト。殴り合ってからの友情タッグは定番中の定番だが、王道展開をこなして臆面もなく優勝をかっさらう展開は個人的には嫌いではないんだ。そして、その後にコーチがなんかよく分からない理由でフラれる→可能性が残ったってんでまた元の木阿弥、っていう展開もお約束っぽくて良い。しかし2人とも、あれだけサイコパス気味のゴミクズ野郎だと分かったのにまだ諦めないのか……。怪我で落ち込んでる教え子に「ポジション変えれば決勝出られるぞ」とかとんでもないこと言い出すコーチだぞ。オメェがどっちも出来るからって誰でも出来ると思ってる時点でちょっとやばい(そして実際にできる2人もちょっとやばい)。 とりあえず、特に奇をてらうでもなく、無難に終わった最終話。これはこれで文句の出るもんではないが、果たして我々はこの作品に何を求めていたのだろうか。シリーズ全体を通じて考えると、なんだか座りの悪い話である。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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