忍者ブログ
最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
[5870] [5869] [5868] [5867] [5866] [5865] [5864] [5863] [5862] [5861] [5860]

IDOLM@STER sideM」 5→3

 すみません、僕にはこれムリでした。根本的に受け入れられないです。

 いうてもアイマスなんだからこれまで見てきたアイマスと同じようになんとなく受容できるだろ、と思って観ていたんですが、どうやら「女性アイドル」と「男性アイドル」の間の壁ってのは想像以上に大きかったみたいで、全く興味が惹かれず、薄気味悪さばかりが募ることになってしまいました。これはもう、作品の出来が良い悪いという問題でなしに、単純に私がそういう受容体を持っているかいないかの問題だと思う。医者やパイロットをやめてアイドルへの道を歩み始める男たちがどれだけ頑張っているかを見せられても全く応援したい気持ちにもならないし、高校の学園祭で盛り上がる学生アイドルたちを見ても「けいおん」の時のような昂りは覚えない。作品が狙っていると思われる面白さが全く通じませんでした。

 例えば「無条件でアイドルを目指している能天気さ」なんてのは元の「アイマス」だって似たようなもんだとは思うのだが、これがひとたび自分と同じ男性性に置き換わるだけでこんなにも受け入れ難くなるというのは意外だった。でもさ、普通に考えて「二十歳前後の女の子がアイドルを夢見てレッスンを続けている」という景色と、「三十も近いかもしれない野郎連中がそれまでの職を手放して突然レッスンを始める」では理解のハードルが違うのって当然だと思わない? アイドル業が「そこまでして賭ける価値がある」ことを見せなきゃいけないわけで、そんなものは生半可な動機立てでは説明できない。どれだけ金が欲しかろうが、どれだけ光を欲しがろうが、それが「アイドルである必要性」は、今作では結局見えてこなかった。

 過去の経験からすると、そうした細かい部分を全て非現実にぶっ飛ばしてしまえばもう気にならないんだよ。アイドル養成のための学校でアイドル以外の選択肢が一切ないような妖精みたいな男(的な存在)が超次元でのアイドル活動を続けるアニメなら見られるんだ(何プリのことかは言わないけども)。他にも、「少年ハリウッド」まで行ってしまえば本当に「アイドルになりたい欲求」が粘液のごとくドロドロと沈み込んでいるのでこれも理解できる。しかし、本作はそのどちらでもない。アイドルになるという結末だけは決まっていて、その他のステータスは全く別個に存在している。さらに、人数が多いので1人のキャラのモチベーションを掘り下げるにも時間制限があり、やっぱり「なんとなくアイドル」レベルに止まってしまうのだ。

 もちろん、同じ問題は本家アイマスやデレマスも抱えていたと思うのだが……やっぱり女の子だと構わないんだよな(いや、シリアス入られると割と気になる部分は多かったけども)。多分、俺の中で性別の違いってのはある種のファンタジー領域なんだろうなぁ。女性という性別には決して「同調」できないわけで、隔たりが決して払拭できないからこそ、夢を与える存在である「アイドル」との親和性がある。しかし、野郎の場合はそれがなく、下手に「妖精」との間を取られると違和感が先に立つ。「こんな男と友達になりたくない……」という気持ちが先に立つ。うたプリのキャラなら、もうキン肉マンや北斗の拳と同じレベルのフィクションだからどうでもよくなる。この辺の違い、伝わるかなぁ……。

 そんなわけで、やっぱりこういう「男性アイドルがキラキラしているだけ」はハードルが高いです。ごめんなさい。過去にも何作か男性アイドルものは切ってしまっているので、今後この作品が続いたとしても、ちょっと追いかけるのは難しいかと思います。

拍手

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子
ーーーーーーーーーー
↑越えられない壁
沢城みゆき 斎藤千和 
中原麻衣  田中理恵  
渡辺明乃 能登麻美子
佐藤利奈  佐藤聡美
高垣彩陽   悠木碧
最新CM
[10/21 seachicken]
[10/11 Serra]
[10/07 とみしの]
[10/05 NONAME]
[09/29 NONAME]
バーコード