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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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Naturalize/帰化(RIX)」 C

 イラストはなぜかラヴニカ(ギルド門侵犯)版。ナチュラルにするって、そういうこと?

 

Oakenform/樫変化(M10)」 C

 「これがオーラの基本形だよなー」って思って確認したんだけど、実はM10で一度収録されただけのマイナーカードだった。なんか、やたら印象に残ってるのはなんでなんだろう。3マナで+3って案外馬鹿にならないので、飛行とか呪禁にこれつけて雑に勝つプランは案外成立する。

 

Pelakka Worm/ペラッカのワーム(ROE)」 R

 そう、僕らはペラッカさんに甘えていた。こんなに魅惑的なボディ、そしてどこまでも行き届いた優しさ。彼の実力をアンコモンごときに求めるなんて、僕らは間違っていたんだ。彼にはレアの称号こそがふさわしい。金色のエキスパンションシンボルが、今後の彼の栄華を輝かしく彩ってくれるに違いない。ありがとうペラッカ。そしてこれからもよろしくペラッカ!!! ……でもパックのレアのスロットから出てきたらキレていいッスか?(1引きはする)

 

Plummet/垂直落下(RIX)」 C

 お勤めご苦労様です。いや、だからイクサランにいるカードは別にここに入れんでも……。

 

Prodigious Growth 驚異的成長 (4)(G)(G) R

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは+7/+7の修正を受けるとともにトランプルを持つ。

 基本セットらしさをみなぎらせたラージサイズのオーラ。発想としては「神話的体系」とほぼ同じだが、1マナ軽くなっていくらか使いやすさが向上している。リミテッドではこれを唱えるところまで進んで、1ターンでも対処されなければほぼ勝てる。バウンスなり除去なりで儚く散るのはオーラのお約束だが、そりゃどんなクリーチャーだって除去られたら死ぬのだ。「2回殴れば勝てる」と書いてあるカードはそれだけで強いに決まっているのだ。せっかくだから「ダニサ・キャパシェン」に張ってやると5マナで使えて9ライフゲインできるよ。多分呪禁持ちを狙うほうがいいんだけどさ。

 

Rabid Bite/狂気の一咬み(SOI)」 C

 一方的格闘の基本形となるソーサリー。パワーを使った除去だから緑の専売特許だぜ! と思いがちだが、実は赤が持っていた「槌の一撃」の方が強いのは内緒。ちなみに、今回黒に登場した「Sovereign’s Bite」は「君主の一噛み」という和訳が当てられており、同じ「Bite」でも「咬み」と「噛み」で漢字が使い分けられている。どういうことなんだろうと思って調べたんだけど、あんまりはっきりした違いが出てこなかった。「咬む」の方がなんとなく勢いが良くて害意がありそうな気もするけど、吸血鬼だって血を吸おうとして噛んでるんだしなぁ。

 

Reclamation Sage/再利用の賢者(M15)」 U

 そうそう、こういう有効なカードが気軽に再録できるところが基本セットのいいところなんだよね。かくいう私はこいつが収録されていたM15をほとんど買っていなかったせいで手元に数が揃っていないので、それだけで再録がありがたいです。しかし、クリーチャータイプといいコストシンボルの軽さといい、見れば見るほど節操のないクリーチャーだな……。

 

Recollect/喚起(10E)」 U

 現在活躍(?)中の「自然のらせん」の用途拡大版。インスタントやソーサリーも戻せるので利便性は圧倒的にこちらの方が高く、どうせ墓地に選択肢が増えるタイミングでは2マナも3マナも大して変わらないのだから、おそらくカードとしての強さはこちらの方が上。まぁ、最初からインスタントやソーサリーを戻す気がないなら軽い方がいいに決まってるけど。一応、これが2枚あれば(マナが続く限りは)無限に呪文を唱え続けられる。何がやりたいかは知らない。

 

Rhox Oracle ロウクスの神託者 (4)(G) C

クリーチャー・サイ、モンク

4/2

〜が戦場に出た時、カードを1枚引く。

 実は青の次にドロー能力が豊富なのが緑。一応黒とは肩を並べるが、黒はなんらかの犠牲を払って得られる代償としてのドロー、緑は自然の豊かな恵みを体現するドロー。その差は歴然だ。つまり、こうして普通のクリーチャーにドローがついているという恵みも、緑をやっているからこその恩恵なのである。……5マナでタフネス2かぁ。「木登りカヴー」と比べてどっちが上か……。一応4マナが2/2の「春のシャーマン」だったのだからそれなりのビルドアップなのは間違い無いんだけど、やっぱり簡単に2マナ域と相打ちしちゃう戦力が5マナ使うのはなぁ……。伝説熊みたいなパワーの大きなクリーチャー支援装置があるときには大きく加点されるかな。こうしてみると歴代のドロー付きクリーチャーで上を行くのは黒の「ファイレクシアのガルガンチュア」な気がするな。

 

Root Snare 根の罠 (1)(G) C

インスタント

このターン与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。

 カード名といい効果といい、絶対昔あったカードの再録やろ! と思って必死に検索したのに見つからなかった。新カードである。まぁな、そりゃあの「濃霧」の完全下位互換だからな。そりゃなかなか作られないか。なぜこの期に及んで「濃霧」がバージョンダウンしたのかはよくわからないが、思い返してみればアモンケットで「小休止」の下位互換の「花粉のもや」が作られたんだっけ。もしかしたら開発チームはフォグ効果をもうちょっと弱いものへと調整していくつもりなのかもしれない。なんでかは知らんけど。

 

Runic Armasaur 秘紋のアルマサウルス (1)(G)(G) R

クリーチャー・恐竜

2/5

対戦相手が、クリーチャーや土地のマナ能力ではない能力を起動するたび、あなたはカードを1枚引いても良い。

 意外と恐竜いるな! 今回は新作恐竜が2体登場しており、一応イクサランへの若干の支援を行う形にはなっている。でもまぁ、現状で恐竜デッキが活躍しているって話も聞かないし、2体程度ではどうしようもないだろう。今後まとめて新作恐竜が作られる機会もないだろうし(イクサランってあんまり再訪する意味がない次元だからな……)、Magicにおける恐竜の運命もとりあえずここでおしまいである。しかし、そんな「最後の一頭」はなかなかバカにできない。3マナ2/5と長生きすることが前提のステータスに、絶妙に鬱陶しいヘイト能力を併せ持ったヘイトベアならぬヘイトサウルス。「起動型能力の使用」は赤だったら「過酷な指導者」や「炎樹族のシャーマン」のようにダメージで返礼するが、緑は遠回しにドローで嫌がらせ。多分、こっちの方が嫌な人は多いだろう。赤の導師がアーティファクトに睨みをきかせていたのに対し、緑の恐竜が土地を見張るのもなかなか面白い。残念ながら今の環境にはあまり能力を振りかざす土地は多くないが、下の環境なら相手がフェッチを切るたびにドローできるってのはかなりのプレッシャーになる。これ、伸びる子なのでは? 

 

Scapeshift/風景の変容(MOR)」 M

 こういうカードの再録も確かに基本セットでないと無理だろう。コンボデッキのキーカードが突然のスタンダード環境返り咲きである。まぁ、相方のヴァラクートがいない状態で帰ってきてもコンボパーツとしての脅威はないが、実はハイパーライブラリ圧縮呪文としても割と面白い存在だったり。いっそ「水底の賢者、タトヨヴァ」と合わせて使ってみるといいかもしれない。

 




Talons of Wildwood 野生林の鉤爪 (1)(G) C

エンチャント・オーラ

エンチャント(クリーチャー)

エンチャントされたクリーチャーは+1/+1の修正を受け、トランプルを持つ。

(2)(G):〜をあなたの墓地から手札に戻す。

 今回緑がちょいちょい応援しているエンチャント支援の下働きとなるカードの1枚。これと「樫変化」でコモンに強化オーラが2枚あるのは緑だけの特権。アンコまで含めればこれに「ブランチウッドの鎧」も加わる。3マナの「樫変化」と比べると修正値が段違いなのでがっかりオーラに見えなくもないが、2マナの修正値としては悪くないし、オーラ支援戦術の場合、何度も繰り返し使える復活能力の方がトータルでの影響力はでかい。まぁ、普通に使えば「装備コストが5マナかかる装備品」以下の効果なわけで、支援戦術が前提じゃないとさすがに効率が悪いだろう。クリーチャーを殺されても心が痛まないのが売りなので、複数枚かき集めて1体のクリーチャーに重ね貼りする「野生林十二単」戦術なんかも面白いかもしれない。

 

Thorn Lieutenant 茨の副官 (1)(G) R

クリーチャー・エルフ、戦士

2/3

〜が対戦相手のコントロールする呪文や能力の対象になるたび、1/1で緑の、エルフ・戦士・クリーチャー・トークンを1体生成する。

(5)(G):〜はターン終了時まで+4/+4の修正を受ける。

 ロードに続く2枚目のエルフ支援レア。1つのセットにレアから部族サポートが2枚投入されるというのは珍しいが、今回は白の騎士、黒のゾンビ、赤のゴブリンと、レアに部族推しカードが多めに取り入れられている(青はアーティファクト支援だ)。これはおそらく、普通のセットだとこうしたカードを入れるときにリミテッドでの戦術を成立させるために開封比を意識してアンコレベルでの調整が求められるが、今回のセットはそこまでリミテッドでのバランスを気にしなくていいので気楽にレアをデザインできたということなのだろう。だから、これを引いたのに結局エルフサポートができなかった、なんて文句を言っちゃいけない。そもそも、こいつあんまり周りのクリーチャー関係ないしな。2マナ2/3というボディが、後半になれば6/7になるかもしれない。つまり「クロールの戦士」のように序盤から終盤までお利口に戦えるちょっと便利なクリーチャー。稀にエルフトークンを出すこともあるが、相手がこれを対象に取るということは間違いなく除去されてるわけで、残されるものが単なる1/1なら誤差みたいなもんだろう。なんか、あんまりレアっぽくないや。なお、最近の青の「対象になったら」系は「呪文の対象」に限定されていたが、こいつは能力の対象になっても誘発するので要注意。

 

Thornhide Wolves/茨隠れの狼(SOI)」 C

 5マナバニラにはイニストラードの狼たちが駆り出されてきた。ステータスはそれなりに優秀で、当時のリミテッドでも(狼というタイプの後押しもあって)そこそこ採用されていた。今回はもう1マナ追加すると「巨大な戦慄大口」が使えるという悩ましい選択肢があるが、リミテッドなら使えるカードでなんとかしないとね。

 

Titanic Growth/剛力化(ORI)」 C

 質実剛健なコンバットトリック。「巨大化(M14)」と比べるとどうしても取り回しは劣るのだが、4点という修正値はいざという時に本体に叩き込む時にも説得力がある。やっぱり1枚くらいは仕込んでおきたいカードだ。

 

Vigilant Baloth 用心深いベイロス (3)(G)(G) U

クリーチャー・ビースト

5/5 警戒

 用心深い=警戒である。まぁ、カード名に使われてる「Vigilant/用心深い」がそのまんま「Vigilance/警戒」の形容詞形なんだから、この能力になるのは当然といえば当然。ちなみに、過去に「vigilant」という単語が名前に含まれる警戒持ちのクリーチャーは1体もいない。うーむ、色々難しい。とにかくそんな警戒ビーストだ。そしてこれがアンコモンだ。そりゃ5マナ5/5の時点で迫力充分なのだから文句はない。というか、攻守に活躍するファッティはゲームエンドカードになりうるスペックである。しかし、これがアンコと言われるとなんとも釈然としないというか……せめて「突進するモンストロサウルス」を見習ってキーワード2つつけてもらえればよかったのだが……。到達……は強すぎるか。接死……もしっくりこないし、やっぱりトランプル……まぁ、用心深く使いましょう。

 

Vine Mare 蔦草牝馬 (2)(G)(G) U

クリーチャー・エレメンタル、馬

5/3 呪禁

〜は黒のクリーチャーにはブロックされない。

 メアサイクルの緑は赤と同じくエレメンタル。やはりこれも「馬の精霊」みたいなイメージだろうか。敵対するの色は黒。そして、サイクルの他のカードのように面倒なテキストはほとんど書かれておらず、テキスト欄に与えられたのは「呪禁」というシンプルな2文字。しかし、これはこのクリーチャーが差別されたことを表すものではない。まずもって、黒を相手取った時に一番効くのは呪禁で間違い無いのだ。というか、どの色を相手にしたって呪禁は最高級のご褒美。この時点でクリーチャーとしての品質は充分合格点のはずだ。そして、緑にはもう1つの特権として与えられたものがある。それが「サイズ」だ。考えてみてほしい、もし黒単かそれに準ずるデッキを使っている時に、相手が「除去できずブロックできないパワー5のクリーチャー」を出してきたら。もう、確実にゲームが終わるのである。かつては「スクラーグノス」や「疾風のデルビッシュ」といったプロテクション持ちの強烈な色対策カードがどの色にもあったものだが、「単色デッキがどうしようもなさすぎる」ってんで、制作チームはそうしたカードをあまり作らないようになった。しかし、久しぶりの基本セットでそんな過去の慣例が少しだけ戻ってきたのかもしれない。強烈な黒相手のサイドボード。これはプリティダービー待った無しですわ(牝馬だし)。

 

Vivien Reid ビビアン・リード (3)(G)(G) M

伝説のプレインズウォーカー・ビビアン

<+1>: あなたのライブラリを上から4枚見る。その中から、クリーチャーか土地であるカードを1枚公開し、手札に加えても良い。残りのカードを無作為にライブラリの下に置く。

<-3>: 対象のアーティファクトかエンチャントか飛行を持つクリーチャーを破壊する。

<-8>: あなたは「あなたのコントロールするクリーチャーは+2/+2の修正を受けるとともに警戒とトランプルと破壊不能を持つ」という紋章を得る。

【5】

 「誰やねんこのおっさん」と思ってたら実は女性であると知って度肝を抜かれた1枚。確かによく見るとおっぱいがある(いや、名前見ろよ)。さて、どこの誰だかもよくわからない新手のPWさん。確かに、現在緑はガラクが行方不明だしニッサはヘソ曲げてゲートウォッチから逃げ出しちゃったし、当座の担当を任せられる人材がいなかった。そこでこの機会に新たな人員を追加しておこうということなのだろうが、どういうキャラなのかもよく分からないのでまだなんとも言い難いな。

 イラストからすると職業は狩人、ビースト系のスピリットを従えるのが得意技? 使用武器以外はガラクとかぶる方向性だな。能力で見ると「無難な緑能力」といった感じで、プラス能力は「冒険の衝動」(+α)。それなりの精度でドロー出来るのだからこれだけでもそこそこ偉い。小マイナスは「飛行を持つクリーチャー」を視野に入れているあたりが射手としての個性をみせたところで、制限はあるが一応「自分を守れるPW」という条件はやんわり満たしている。どうせ緑でクリーチャーに溢れるデッキが採用するはずなので、地上は先行して固めておき、不安のある空だけを守れればそれでセーフということなのだろう。機体や装備品に対処できるので、実はこの能力が割と肝になりそう。そして奥義はいつものことながら「ゲームに勝つ」って書いてあるやつ。一応与える能力を見ると「フレイアリーズの歌」と重なっているので、緑ってやっぱりこういうことするんやな、っていうまとまり具合。

 全体的に突出した部分こそないものの、初期忠誠度も高くて全ての能力が使いやすく仕上がっているので、使えるデッキはちゃんと見つかりそうな1枚。基本セット出身のPWには案外ヒット作も多いし、ここから彼女のシンデレラストーリーが幕をあけるのかもしれない。やたら浅黒いシンデレラだけど。

 

Vivien’s Invocation ビビアンの招致 (5)(G)(G) R

ソーサリー

あなたのライブラリを上から7枚見る。あなたはその中からクリーチャー・カードを1枚戦場に出しても良い。残りのカードを無作為にライブラリの下に置く。この方法でクリーチャーが戦場に出たなら、そのクリーチャーは、対象の、対戦相手のコントロールするクリーチャーに、パワーに等しい値のダメージを与える。

 このイラスト、どう見ても猛虎百歩拳じゃん……。まさかこいつ、PWの皮を被った超人102芸の伝承者なのでは……。ただし、毎回虎が出るラーメンマンと違い、ビビアンが召喚するクリーチャーは毎回変わる。選ばれ方は「召喚の罠」方式で、ライブラリの超人強度が強ければ強いほど、いいクリーチャーが飛び出してくる。この手の呪文は「書かれざるものの視認」など何回かカード化されているが、「コストを踏み倒してクリーチャーが出せる」というボーナスを悪用されないために元々のコスト設定が重たい。わざわざこんだけのマナを払っても旨味があるクリーチャーばかりをデッキに放り込んだからあっという間に紙束になってしまうため、魅力はあるのだが結局使われずじまいである。今回のカードはシリーズ中でも重たい7マナというコスト設定で、一応登場時に相手クリーチャーをぶん殴ってくれるというおまけはあるが、積極的に使いたくなるようなサービスでもないだろう。

 

Wall of Vines/蔦の壁(M11)」 C

 固そうで固くない、少し固い壁。到達持ちのブロッカーがどれくらい求められているかで採用率が変わってくる。今回は青にこれを突破してしまうフライヤーが多く、「噛みつきドレイク」や「エイヴンの風魔道士」は止めにくい。黒なら「流血の空渡り」が止められるのでそこそこ。……蜘蛛入れといた方が対応力は高いと思うけど。

 

 

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