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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ヒナまつり」 6

 及川さん、今期は「ウマ娘」でも監督やってるけど大丈夫なんですかね。まぁ、なんか界隈の情報から察するに「ウマ娘」の方はかなり前からプロジェクトが進行してたみたいだし、作業自体はずれてるんですかね。

 原作はちょい既読。確か原作コミックの1巻が出たあたりでちょっと話題になったことがあって、そんときにコミックを買って読んだんですわ。割と気に入って、3巻くらいまでは買ってたと思うんだけど、途中からなんかマンネリ気味かなぁ、と思って購読が中断し、最終的には本棚のスペースを空けるために売ってしまった。知り合いにそんな話をしたら「えっ、もったいない……」って言われたんだけど、こうしてずっと連載が続いている上にアニメ化まで成し遂げた今となっては、確かに勿体無かったかも、って思う。当時から「これ、アニメ化したら面白そうだよな」って思ってたしな。

 そんなわけで原作を読んだとはいえもう5年以上も前の話なのであんまり覚えてないんだけど、やっぱ面白いね。独特の熱の低いギャグのテンポはクセになる中毒性がある。映像部分も特に飾り立てるようなものでもないくせに、冒頭の中華アクションがやたら高品質で見ごたえがあったり、決して「ネタだけ垂れ流せばいいや」っていう姿勢で作られていないことがわかる。他にも「であるからしてー」のところでよく見ると全教科がナマハゲ縛りだったり、わけのわからないところでネタをブッこんでくるのが憎らしい。押し出しが強すぎないギャグは、受け手側も気楽なので助かるし、掘り下げればそれに見合った根深さもあるので楽しみ方が選択できるのだ。今後原作のときと同様に「面白いけどなんとなく飽きた」ってことになるかどうかは分からんが、それはそれで、この作品らしくていいのかもしれない。

 中の人は、なんとメインの2人の名前をどちらも知らないという珍しいパターン。そのくせ、ヒナも新田も実にいい空気が出ていて作品にマッチしている。ヒナ役の子は「田中貴子」っていうすげぇ普通の名前だから検索とかで調べようとすると大変なんだが、今後、検索候補のトップに登りつめるような活躍が出来るだろうか。そしてなぜかエンディングテーマを熱唱しているのが新田役の中島ヨシキ。確かに言われてみればモブなんかで見たことがある気がする名前で、キャリアを見るとそこそこなのだが(そのくせ若い!)、新田のツッコミのリズムが丁寧で聴きやすい。今後でてきそうな要注目の名前である。

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