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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「七星のスバル」 5→ー

 評価を差し控えさせていただきます作品ノ1。途中で切った作品との違いは「一応最後までテレビ画面上で再生してるし、録画も保存できるからしとくけど、途中から流し見になってしまったせいで中身を全く把握してない状態だからこんなんで点数つけたら怒られる」という状態です。ただ、「途中で適当を通り越して流し見ならぬ流し聞きレベルになった」ということで、察していただければ幸いです。

 本作は「あの花」+「SAO」という謎和算で話題を呼んだ(?)わけだが、誰も思いつかなかった設定というのは、単に思いつく必要がなかったからだということがよく分かる内容だった気がする。「2つのものを合わせればどちらの良さも手に入れられる!」というのが安易な発想なわけだが、当然「どちらのダメさも手に入れてしまう……」というデメリットがあることも考えなければいけない。というか、食い合わせの悪さは単なる足し算のミス以上のものだ。SAOに代表されるバーチャルゲーム系の作品の最大の難点は、「なにゲームに熱くなっちゃってるの?」という根本的な目的意識の問題。「命をかけたゲーム」であるSAOでも「いや、これ別にバーチャル設定でなくて単なるファンタジーで良いのでは……」と思ってしまうし、最近では「「ビルドダイバーズ」が「なんで大の大人がこんなにゲームでムキになってんだ……っつうか運営仕事しろ……」という冷めた視点が払拭できずに盛り上がりに欠けた。本作はそうした「冷める」要素については「この世界のゲームは異能と結びついているから単なる娯楽で割り切れるもんじゃないよ!」というフォローを入れているわけだが、それでもやっぱり、「ムキになってる大の大人」の存在は完全に払拭されるわけではないので……。「直接リアルで話せ」みたいなツッコミはどこまで行ってもなくなるものではない。

 こうして「元来遊びであるはずのネットゲーム」が絡んでしまうと、あの花要素も霞んでしまうことになる。これは世代によって受け取り方も変わってくるのかもしれないが、少なくともこのゲームの場合は幼少期の「本当の友達」が結成したチームのお話。それなら「ネト充のススメ」のようにネット内だけの関わりを前提にする話と違うのだから、もっとリアルの方の比重が重くなってしかるべきなのだ。しかし、リアルのウェイトを増せば今度はヴァーチャルの方の白々しさが際立つことになってしまい、全てを現実に落とし込んでは設定が死んでしまう。その辺りの食い合わせの悪さは、最後まで「百害あって」な状態だった気がするのだ。

 まぁ、良くも悪くも要素の組み合わせが新奇ではあるので、もしかしたら私のように片手間で処理した人間には分からない良さがあったのかもしれない。その辺りのことに遠慮しての採点放棄である。是非とも「この作品はこの部分がエポックメイキングであったのだ」ということが分かる人はなんらかの御指導をお願いしたい。いや、でも、やっぱり見直すのは面倒クセェな……。

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