最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
キリンこっち見んなwwwww最終話!!! もう、腹抱えて笑った。そんな目で見るな! 視聴者の方に向き直り、滔々と胸の内を語って聞かせるキリンさん。もう、愛おしくてしょうがないわ。テンション爆上げで盛り上がっちゃうキリンさんを誰が憎めようか! 分っかりまぁす! いやぁ笑った。このテンション芸はやっぱりスタドラに通じるものがあるな……そして脚本もさることながら、前回の「画が強い!」に引き続いて画面構成考えてる人もいちいちすげぇわ。なんやねん約束タワーブリッジって。未だかつてこんな東京タワーの使い方した人間おらんやろ。先週のラストでは絶望の象徴になっていたはずの「倒れた東京タワー」が、絵としてはそのままのはずなのに全く真逆の希望をつなぐ橋となる。いや、絶対なってないけども! おかしいけども! その説得力の塊みたいな画面に、もう納得するしかないじゃない。 やっぱり今作はこうした「こけおどし」が本当にうまい。まぁ、大したことない要素でも大仰に見せる、っていうのはまさに舞台の真骨頂だと思うのだが、1つ1つのファクターにいちいち壮大に見える意味を重ね合わせ、ここまで積み上げてきたものを全て使って鈍器のごとく殴りかかってくるもんだから、いちいちダメージがでかくなるのである。クライマックスで改めて提示される「アタシ再生産」の文字ね。冷静に考えてみりゃ、冒頭から何度となく繰り返されてきたこのフレーズも、意味はよくわからんのだ。最初に華恋が使った時には「舞台少女として、改めて夢を抱いて戦っていく」という意思表示に見えたものだが、最終回となる今回では、ひかりの夢を知り、その妄念に打ちのめされてなお戦い続けるための「コンテニューの方便」として使われている。レヴューでは上掛け落とされたら負けって言ってんじゃん! って思うのに、そこで「でも、再生産だから」って言われたら「じゃぁしょうがねぇよ……」って納得するしかないじゃない。今になって思えば、キリンが連呼する「分かります」だってこけおどしの一環なんだよな。視聴者側から「ん? 分からんぞ」っていう印象が沸き起こったとしても、キリンが分かってるんだから多分わかるんだろう、って納得させられるっていう。「もしそれでも分からないならお前はキリン以下やぞ」っていわれたら、そら「じゃ、じゃぁ分かります……」っていうしかないやん。 もちろん、こけおどしだけの作品だなんて噛みつく気は欠片も無くて、例えば今回たどり着いた「ひかりの想い」について、今回の1クールは実に周到に構えを作っている。今にして思えば、実はひかりの思いってのはバナナのエゴと似たり寄ったりの感情なのだよね。バナナは「99回が大好きだから」という理由でレヴューを私物化し、ひたすら繰り返すことで自己満足を極めていた。誰の迷惑にならずとも、それは明らかにバナナのエゴだった。そしてひかりの場合、「華恋が大好きだから」という理由で舞台(とオーディションそのもの)を私物化し、全てをうちに取り込んで自己満足に浸っていた。もちろんそこで抱える自己犠牲の精神は真似できるものではないし、尊い犠牲と見ることもできようが、最大の問題は、その行動に出るに際し華恋本人の意思を一切確認していないということである。実際、そんなひかりの歪んだ信念を知った華恋は単身で彼女の世界に殴り込んでストップをかけているわけで、極論すれば今回の彼女の行動もエゴの極みなのである。こうして舞台少女全てを一括りに抱え込み、変質させる(もしくは永遠に変質させない)ことを願う構図を繰り返すことで、ひかりの精神性が理解しやすいようになっており、最後のカタルシスへの接続が容易になっている。バナナの一件がなければ、突然レヴューがわけのわからない展開になってしまい、今回の顛末を笑って見守ることは出来なかっただろう。 いや、もちろんだからと言って今回のレヴューが全て説明されたというわけでもないのだが……いいじゃないの。「私もスタァライトしたくなっちゃう」んだから。ほんと、「スタァライトする」ってなんなんだろな。分かります。えぇ、分かりますとも! クロディーヌさん、僕にもカニください! PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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