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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「エガオノダイカ」 5

 タイトルから勝手に青春学園ものみたいなものを想像してたら、いきなりロボットがビルを破壊した始めた。考えてみたら別にタイトルに青春要素も学園要素もないな。

 強いて言うなら、タイトルにある要素は「鬱要素」だろうか。何しろ「笑顔の代価」ですからね。何かを支払わなければ笑顔は手に入れられない、そんなキツいお話になっていく。1話は全編いい人たちしか出てこなかったもんだからホッとしてたんだけど、ラストのCパートになって……あー、そういうこと……。うーむ、姫様の顔がいつになったら曇るのか、それとも、このままずっと最後まで曇らずに居続けるんだけど、水面下で兵隊たちがどんどん命を削っていくのか。どう考えても今回近衛兵に渡したぬいぐるみはボロボロのコクピットにあれだけぶら下がってるのを見て「もしかして……ヨシュアー!!!」って看取りにいく展開しかイメージできないので、少なくとも最後まで笑顔ではいられないと思うけど。

 原作がタツノコというよくわからない立ち位置の作品だが、調べてみると「タツノコプロ創立記念55周年作品」とある。なんか、タツノコってしょっちゅうこういうことやってない? 調べてみたら2年前の「infini-T Force」も「55周年記念作品」やんけ。なんやねんそれ。まぁ、とにかくソシャゲとかの原作ではなくてアニメオリジナルで間違い無いようだ。ロボットアニメでオリジナルってのはなかなか一本立ちするのが難しいのだが、本作はどうなるだろうか。監督は、「輪廻のラグランジェ」の人ですね。……うーん。

 1話目の印象は決して悪いものではない。ロボット自体はむさ苦しいけどCGは馴染んでいてみやすい部類。キャラクター作画も可愛い子はちゃんと可愛いし、へちょい部分もあるけど、多少遠景になったときに意図的に線を減らして崩すくらいは手描きの特権なのだから問題ないだろう。これくらいのクオリティが維持できるなら映像部分は問題ない。あとは、これまで数多くの類似品が作られてきた「ロボット&戦争もの」のプロットでどれだけ新しいものが見せられるか。主人公となる姫のキャラクターはとっつきやすいし、単なる世間知らずのお嬢様でないことが示されてるので印象が良いのだが、気になるのはいきなり作中で「公務を放り出して遊びに行く」っていう選択をしてるところなんだよね。そりゃ逃げ出したくなった気持ちはよくわかるが、そのすぐ後に「天真爛漫だけどアホではなくて国民のことは考えているよ」っていう方向性で見せてるわけで、いきなり仕事サボるシーンから入らなくてもよかったんじゃないかと。姫がどこまで「本気」なのかで部下たちの頑張りの意味も変わってくるわけだしねぇ。まぁ、あれくらい気が抜けても頑張り屋の12歳の幼女のために頑張る国民たちっていう構図が面白いところなのかもしれません。いきなり相手役の近衛兵が遠征に行っちゃったけど、今後はどういうドラマになっていくんでしょうね。オープニング映像ではもう1人メインの女の子が出てくるみたいだけど。

 中の人については相変わらずのゆみり節なので特に問題もなく。今後も参謀役のちょっと怖いサトリナボイスが聞けるならそれでいいです。

 

 

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