最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」 6→7 いやー、最後まで笑わせてもらったわー。時期的な問題で最終話感想と最終評価がごっちゃになってもうしわけない。最終話感想としては、コピーされてるときに「ア゛ア゛ア゛ア゛」ってなってるユリちゃんが可愛かったです。以上。 いや、最終話にこそ本作のエッセンスが詰め込まれてるとも言えるんだけどね。やっぱりさ、この方向性は思いついた時点ですごいと思うわ。一言でまとめるなら「徹底的に計算し尽くしてエエカゲンなことをやる」というコンセプトだろうか。「なんやねんそれ」という腰砕けの展開を、とにかく理詰めで最大級の「なんやねん」になるように作っていく。こんなバカバカしいこと、誰が挑戦しようっていうんだ。しかもこの作品の場合には質より量で攻めてる感もあるしな。密度が濃すぎてどこから突っ込めばいいかわからねぇんだよ。 もちろん、ギャグに極端に寄せた構成なので、刺さらない人には全く刺さらないんだろうなぁ、という予感もある。単なる悪ふざけに見えるといえば見えるし、ネタを1つ1つほぐしていったら、「しょうもない」のは事実なのだ(まぁ、世の中のギャグなんて掘り下げた時点で大体そうなる気もするが)。しかし、この短期間にこれだけの「しょうもなさ」を詰め込むためにはどれだけの構成力が必要かってことだ。秩序ある騒乱ってのは、普段絶対に刺さらない脳の変なところに刺さる感覚がとても楽しい。そうした唯一無二の快楽に価値を見出し、私は本作に賛辞を送りたい。是非とも、To be continuedしてほしいものである。 そして、何も「単なるバカバカしさ」だけではなく、しっかりとタイバニ的な「まっとうなヒーローもの」の要素や、サスペンス的な要素、バディものとしての心の交流も満足いくレベルで提供されるし、ハードボイルドな部分だってスパイスとして効果をあげている。バカ笑いして終わりかと思いきや、そこかしこで印象に残る絶妙なシーンも混ぜ込み、最大限に各パーツの見栄えがよくなるように工夫されているのも見どころの1つだ。最終話でまとめられていたダグの評価、「世界を救って定時で帰る男」ってキャッチコピー、めちゃめちゃ格好良くない? もう、最初から最後までダグのキャラクター大好きなんだけど。他にも「Don’t think, feel so good」なんて救いようのないフレーズがその意味を二転三転させて最後にビシッと決まるところなんかは確実に脚本の意図が結実している部分だし、突然出てきたザベルがクーパーを叩き潰すシーンで「どないやねん!」って思ってたら最後に「食べ物を粗末にしたからだ」っていうとこなんて、実際に作中で描かれたのはほんのちょっとの要素なのに、ザベル→バンブーマン→ザベルって2回転させてるからストンと落ちてきて満足感があるんだよ。1つ1つの要素に、本当に安易に終わらない意味がある。まぁ、そうした要素の周りにわけのわからないガジェットがいっぱい散らかってるのも事実なんだけど、このスラムみたいなごった煮感を作品世界として成立させてしまっただけでも勝ちだろうよ。よくもまぁ「タイバニっぽい2作目」っていうスタート地点からこんな無茶苦茶なもんを完成させたもんだ。 前にも書いたけど、ほんとに1クールで終わっちゃうのは勿体無い作品だが、果たしてこれを2クールやって(制作側も、視聴者側も)体力が保ったかと言われればギリギリの線。ドンと上がってパッと散る作品だからこそ実現できた部分もあるのかもしれない。でも、やっぱり個人的にはもっとリスヴァレッタの大馬鹿コントが見たいんだ。ユリのパーソナリティなんて全然掘り下げてない、ケイのもっと可愛い顔はたくさんあるはず。結局ミラの人生はふわっとしたまんまだし、大家のババアに至ってはなんも分からん! なんとかして、燿司さんのナレーションでそのあたりを2秒で片付けて関係ないことやる続編がほしい。まだ最低でも143人は敵が来るわけだしな! 多すぎである!
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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