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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ディアボロ役はこにたん! 第18話。なるほどいいところを持ってきましたな。確認したらこれまでのディアボロ役は最初のゲーム版が宮本充、最近のゲーム版が帝王森川だったようだが、少しずつ若返っている感がありますね。まぁ、個人的には「ジョジョシリーズでも屈指の情けないボスキャラ」な気がするので、ラストバトルがらみでこにたんがどんな仕事を見せてくれるのかが今から楽しみです。あとはドッピオが誰になるかやね。

 ベイビィフェイス戦からギアッチョ戦への繋ぎ。やっぱりこうしてみるとベイビィフェイスはかなりお手軽に片付けられた感があるなぁ。本来ならジョルノのパワーアップイベントとして大々的に扱われるべき(原作ならそれなりに迫力ある展開になってる)なのだが……尺の問題というよりも、やっぱりこの辺のバトルは微妙につじつまが合わないところもあるので、強引に勢いで流してしまおうとした結果とも言えるか。ベイビィフェイスの能力、結局ディティールではわかってないことも多いしな。一応フォローしておくと、アニメではメローネが絶えず電車移動している描写が挟まっているので、「案外ジョルノたちの近くまで移動してたのかな」っていうニュアンスが出せてるとこ。まぁ、「ローマの駅」って言っちゃってるんだけどさ。毒ヘビの移動速度なんて本当に些細なもんだろうから、時間的に絶対あそこで毒ヘビに襲われることはないはずなのだが……まぁ、その辺の都合が仕方なかったのは前回触れた通りである。ちなみに、原作だとギアッチョはメローネがやられたことに気づいていないような描写があるのだが、アニメ版ではきちんと理解した上での復讐劇になっている。いや、全然メローネのことは振り返ってないんだけどね。仲良かったのかどうかも微妙な関係性だが、暗殺者チームは今更仲間の命なんて省みてられないからなぁ。

 その分追加されたのが、わざわざ写真を再生してギアッチョに指令を送ったリゾットの描写。原作だとこの時点でまだリゾットの姿は登場していなかったのでそのあたりの裏事情は隠されていたが、アニメでは遠慮なく裏側も描けるため、ギアッチョがすぐさまジョルノたちを追跡できるようになった過程が補足されている。地味な追加だがリゾットファンには嬉しいところだ。ちゃっかり能力のお披露目してるあたりもニクいサービスである。

 ついでに触れておくと、そんな写真を持ち込んだペリーコロさんの動向については、実は結構謎が多い。ジョルノたちが駅に到着する数時間前にペリーコロさんは亀の中に入ってメッセージを残している。どう考えてもその後で鍵を外して「犬の床絵」のところまで運んだとは考えにくいので、おそらく亀のスタンド(ミスター・プレジデント)を発動するためのキーは複数存在するのだろう。何らかの「ぴったりあう鍵」さえはめ込めれば、亀の内部に用意された同じ部屋に入ることができると考えられる。ペリーコロさんが自害し、死体を外に出した時点でそれを回収するチームの別な人間が必ずもう1人存在していたはずで、そいつが鍵を外して持ち去ったのだろう(ただ、その場合にペリーコロさんが命を賭してまで守ろうとした機密性に疑念が生まれてしまうが)。おそらく死体を片付けた何者かは、本当に詳細を知らされずにただ片付けだけを行ったのだと思われる。そのために写真を燃やした灰にまで注意が向けられず、リゾットたちにヒントを与える結果になったと、そういうこと……なのか? そういや、以前リゾットが駅構内で何かを見つけている描写があったけどあれが伏線だったわけだね。

 ついでに触れておくと、今回ムーディーブルースで「ペリーコロさんの死」を再生しているが、ムーディーブルース再生時の対象の状態は、アバッキオ本人には影響しない。これは以前ナランチャがソフトマシーンでペラペラになった時にも証明済み。ついでにナランチャの時のヘッドフォン、そしてペリーコロさんの写真とライターのように、体に触れているツールも同時に再生可能。しかも遡る時間に制限はなく(巻き戻しに時間はかかるが)、人物を認識せずに「場所」で捕捉できる。そして一度対象を認識すればどれだけ遠くても再生可能と、やはりムーディーブルースはかなりのチート性能である。ペリーコロさんが写真も含めて再生できると理解した上でこの効果を活用しているということは、ボスもかなり入念にムーディーブルースの使い方を研究したと思われる。そんな奴に裏切られたら、まぁたまったもんじゃないわな。ついでにスタンド能力について触れておくと、ジョルノのG・Eについても、今回「超遠距離で毒ヘビが解除されて元に戻ったことを知覚する」という反則じみた能力を見せている。これってもう、完全に遠隔自動操縦の域なのだが、主人公なので色々と優遇されているようだ。

 さぁ、そして待ちに待ったギアッチョ戦。バトルの迫力、二転三転する展開の妙、荒木節全開のふざけたキャラ造形など、個人的には5部のベストバウトに上げて良い一戦。これがまぁ、ベイビィフェイス戦同様にアニメ化が大変なバトルで、今回描かれた範囲だと「高速移動する車の内外でのバトル」という構図が非常に難度が高い。さらに「瞬間的に凍結する物体」というのもなかなか描きにくいオブジェクトであり、この辺りの表現も荒木的作画スキルが遺憾無く発揮されているところ。幸い、アニメでもその辺りはがっつり再現されており、今回のバトルだけでも手に汗握るシーンの連発。非常にハイカロリーである。次回はさらに「水中での駆け引き」なんて面倒な要素も増えてくるし、まだまだ見どころ盛りだくさん。でも最終的には目にゴミが入って何も見えなくなるかもしれないけどな!

 

 

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