最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「俺を好きなのはお前だけかよ」 6→5 単なる出オチで終わらなかったのは評価すべき点だったはず。スタート時点でのかっ飛び方からすると結局は陳腐な方向でまとまった感はあるが、それが悪いってこともないし。まー、なかなか思いつきのひとネタだけで1シリーズを全部面白くするのは難しいよな。 「ひねた見方をするクズを自称する主人公」というラノベ的な1つの典型をスタート地点にして、そこに純正のラブコメ要素だけを加えてあれこれいじり回せたのは最近ではむしろ新鮮。キャラ造形がよくも悪くもはっきりしているので、作者がどういう方向で話を進めたいのかが非常にわかりやすいのもストレスがない。最終的にはハーレム的な展開になるあたりは食傷気味であるものの、やっぱりヒロインの見せ方として一番わかりやすいのはこれだからしょうがない。単発のインパクト勝負で見せるアニメの展開としては、こうしたクドいくらいのキャラ造形のハーレム設定が一番わかりやすいのかもしれない。そういう意味で、ゼロ年代から続いたハーレムものの粗製乱造って、「1クールアニメで手っ取り早く話を転がすための手堅い手段」として定着したものなのかも。 ただ、やっぱりそうして作られた分かりやすくて現実味の薄いヒロイン造形ってのは鼻につく部分も多く、純正のラブコメとして没入するのには向かない設計でもある。次々とあり得ない性格のヒロインが出てくる矢継ぎ早の展開は「コメ」要素の強さが際立ち、「ラブ」要素は添え物になりがち。だからこそ安易なパロディとかに逃げて失敗する作品が多くなってしまうんだろう。今作は滑り倒しそうなギリギリのところでネタは成立していたと思うし、あまりに阿漕なキャラ設計もネタとして消化しながらの展開なので意味は見いだせる範囲内にあった。ギャグのテンポをアニメで見せるってのはどんな作品だとしても難しい部分だが、本作はその辺りのバランスにはかなり気を使っていたように見える。きちんと作品の持つセールスポイントをアニメに乗せられたのだから、与えられた役割は果たしたといえるだろう。 いつの時代にもこういう作品は一定のニーズがある。なかなか表立って日の目を見ないジャンルではあるのだが、それが確認できるだけでおっちゃんは安心するんや。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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