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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「うちタマ?!〜うちのタマ知りませんか?〜」 5

 ケモナー!やっちまえ!ケモナー!ぶっつぶせ!ケモナー!いてこませー!ケモナー!いっちまえーーー! まだケモかー! 今期はこれで3本目かー! 怖いよー! なんか怖いよー!

 まぁ、単なるケモとは区別する必要はあるだろうけど、久しぶりにこんなカオスなコンセプトのアニメみたな……。「うちのタマ知りませんか?」って、実はかなり古い商品ブランドで、何を隠そう私も幼少期は割と触れていた。小さい頃は一番仲良く遊んでたのが妹ということもあり、ぬいぐるみをはじめとするキャラグッズがそれなりに家にあって、キャラ名はちゃんと全部言えたし、割と設定のディティールまで知ってたはず。流石におっさんになってすっかり忘れていたが、今回改めて観て、「新聞屋さんの猫」とか「銭湯の猫」とか「あ〜、そうそう、そんなんやった」とずいぶん懐かしく感じたものだ。ちなみに当時の俺はベー派、妹はノラ派でした(以上、我が家の貴重な個人情報)。

 で、そんなわけでなまじ知らないわけでもない作品。最近もショートアニメなんかが作られていたことは一応知ってたんだが、わざわざ録画するのも面倒だったのでそういうのは放置していた。そして今回、擬人化企画が進行してるぞ、なんていうのも噂では聞いていて、正直、「ハァ!? なんやねん擬人化って? しかもタマがショタ味溢れる男の子ってどういうことやねん、キモいわ。はーキモいわ」と思ったり思わなかったり。今回わざわざノイタミナでの放送になると聞いても、そんなもんは見られたもんじゃないと思っていたが……。

 ケモとヒトの同時進行形式とか斬新すぎるやろ。なんやねんこれ。てっきり擬人化した新たな世界でのifの世界の話なのかと思っていたら、あくまで筋立ては普通の「タマ&フレンズ」。人間もいるし、設定もそのままの日常アニメ。それなのに、時折(というか大体は)人間形態のタマたちが表示されてパフォーマンスをするという構造。そして、思い出したように元のアニマルモードへと変形する。なんやねんこれ。中途半端といえばそうだが……どういう概念がこの世界に干渉してこうなってるのかもよくわからん。ベースが普通の世界なのだとしたら、擬人化後の映像は「あくまでイメージです」ってことなんだろうか。まぁ、細かいことを考えてもしょうがないのは間違いないだろうが……。

 そうして出てきた擬人化後のメリハリ効きすぎたキャラクターたち。こうなると、もともとあった長い歴史のコンテンツとしての力が意味を持ってくるかもしれない。バックグラウンドがブレないため、多少無茶しても世界はそのまま。動物形態に戻った時の丸っこくてちょっと主線を太くしたデザインなんて本当に慣れ親しんだシリーズの造形そのものなのである。この変幻自在のイメージチェンジを駆使するだけで、他には無い珍妙な空気が生まれるのは味わいといえば味わいだ。悔しいことにどっちのバージョンでも割と映像がしっかりしているので、アニメとしてはすんなり見られるっていう。キモいのは間違い無いんだけどな。ノラが渋めの梶ボイスで喋り出した時には爆笑したわ(キャストが無駄に豪華なのなんなの)。

 とりあえず、今作を見てベー派はやめます。コマさんのファンになります。

 

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