最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「ランウェイで笑って」 6 花江&花守っていう花々しいダブル主演のクレジットにクスってなった。まぁ、個人的には折笠富美子&桑島法子っていうサブキャラの並びの方が嬉しかったりするのだが。ガンダムSEEDではないですよ。もちろん、「電脳コイル」ですよ。 マガジン漫画にしては珍しく原作既読。さらにいうなら好きな漫画だったりする。いつものように漫画喫茶でたまたま手に取ったパターンなのだが、これは最初の数巻で引き込まれて既刊を全部読み、それ以来新刊が出たら漫画喫茶で読むようになっている(買えよ)。なにが好きなのかは一言で説明するのは難しいが、単純に「すげぇ王道の少年漫画ストーリーでファッションという一風変わった題材を処理している」っていう部分かな。アニメの1話目だけをみると主人公・育人の出世があまりにも突然すぎて「なろう系主人公かよ」みたいな感想すら出てくるかもしれないが、ここから先の展開では挫折挫折&挫折の連続である。そこを努力と根性と愛情で乗り越えていく展開はまさに王道。そして、ファッションなんてこちとら1ミリも興味がないはずなのに、それを題材にして自然に読ませてしまう舞台設定と適度な説明のバランスも良い。きちんとショーで服を見せるシーンがクライマックスになるように作られていて、まるで「中華一番」の料理が度肝を抜くように、「次のショーではどんな服を持ってくるんだ?!」っていうのが少年漫画的必殺技の応酬みたいに読めるのである。こういう漫画をきっかけに少しでもファッションに興味を持てるようになればおっちゃんも人生が変わるのかもしれないが……まぁ、パリコレ目標の漫画ではなかなかなぁ……(「服を着るならこんなふうに」の方を読みましょう)。 で、そんな感じで割と気に入っている漫画が満を辞してのアニメ化ということだが、最近のマガジンアニメは大きな外れが無いので安心してみることができる。最近でも「炎炎ノ消防隊」や「ドメスティックな彼女」、そして「真・中華一番」と、派手では無いが堅実なアニメ化が多くてそれなりに興味が持てるように作られる。今作は監督が長山延好、制作がEzo’laということで「ハッピーシュガーライフ」「ソウナンですか?!」の座組み。この2作からはなかなかイメージできない気もするが、「ハピシュガ」からの流れで考えればいわゆる草川ディオメディアの系譜ということになるだろうか。どういう理由からかはわからないが、Ezo’laを名乗るようになって以来、この制作体制だとディオメディア名物だった作画崩れが無く、どちらもなかなか良いアニメ化になっていた。今作はファッションのデザインやキャラクターの表情芝居などでさらに難度が上がって細やかな演出が求められる作品なので、今後スタジオの体力が保つかどうかは未知数だが、少なくとも1話目はなかなか高水準な滑り出しになっている。特に男女を問わず主人公コンビがかなり繊細な表情を作っているので、その辺りに労力を割き続けられれば、原作の魅力を伝えるアニメになるはずだ。 あとは、今後展開していく鬱々としたストーリーに現代アニメ視聴者がついていけるかどうかなんだよね……。1話目を見て改めて思うが、主人公コンビが立ち向かうのが身長&家庭の経済状況という、本当に「持って生まれたビハインド」なのがかなりキツくて、この後も容赦無く「お前じゃ無理だ」が降りかかってくる。それを乗り越えていくからこそのカタルシスなのだが、なかなか辛い展開も多いので……。是非とも、そうした部分から逃げないように腰を据えてアニメを作り上げて欲しいものです。 PR |
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Thraxi
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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