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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 最近はようやく花守ショタボイスが識別できるようになってきた、第6話。「ラディアン」がスタートした時にはどの程度のニーズがあるもんかと思ってたけど、随分堂に入ってきたものだなぁ。

 最近は本格的にアニメを作るだけのアニメになっているのだが、行程が細かくなってもテンションが落ちるどころかむしろ加速している感すらある。とにかくディティールに徹底的にこだわって作成過程が進行していくので、その端々に見えるマニアックな見せ方がいちいち面白い。今回アニメ的要素として大きく注目されたのは音響部分。特にSEと呼ばれる効果音に関してのところで、これもまぁ、普通にアニメを観ているだけならあまり気にするタイミングが無い要素ではなかろうか。しかし改めてこうした「素人が作るアニメ」での「物足りなさ」みたいなものを明示されると、普段我々が観ているアニメというものがどれほど人手のかかったものであるかに気づくことができる。そりゃま、音響マニアの百目鬼ほどではなかろうが、あの歩行シーンでのSEの違和感を叩きつけられたら、どんな人間だって気持ち悪くなってしまうだろう。こうして観せられれば気づくわけだが、逆に「観ていても気づかない」ことが多いってことは、それだけ音響の人たちが普段から頑張っているということの表れなのだ。まぁ、流石に華厳の滝で七十二候は多すぎるとは思うが……。

 餅は餅屋。音響は専門家を雇って任せることにするならば、あとは映像研は映像を突き詰めるだけである。音のリアルさも何も、まずは絵がなければ話にならない。アクションの方は水崎氏がだいぶノッてきたみたいだし、ロボアクションなんてのは過去の偉人たちの蓄積の最たる部分だろう。こだわり抜いたアクション作画は今後のお楽しみである。彼女が見せてくれたラフ案はまだ中割りが全然入っていない状態で動いており、その不自然さが認識されればされるほどに、動画ってものがいかに大変なのかが伝わってくる。

 そして今回はどっちかってぇと天才肌の側面がよく見えた浅草。彼女の作劇の根底には「リアル」が根強く存在しており、何かを生み出す時にはやはりもっとも重要なのはあらゆる事象に興味を持てる巨大な好奇心であることをうかがわせる。アニメなんてのは空想の極地であり、画にも「嘘」を紛れ込ませることは欠かせないはずだが、嘘をつくためにはまず「本当」を知らなければどうしようもない。徹底的な観察力、そしてそれを深める探究心。彼女の作る世界は嘘と本当のバランスをどこで保つかが勝負の分かれ目になりそうだ。

 そんな浅草を強く引っ張り上げる金森が、今回も問答無用で格好良すぎる。ほんと、回を重ねるごとにますます魅力に磨きがかかっていく恐ろしいキャラである。今回はラーメン屋での髪をまとめる仕草でちょっと可愛いとすら思ってしまったし(その後寝落ち前にすぐ外しちゃったのは笑ったけど)、本当に献身的に動き回ってクタクタになっているはずなのに一切そんなそぶりを見せない鉄仮面なところも彼女の魅力。対外的にも、そして仲間に対しても鬼の形相を見せ続けるのは彼女の愛(と打算)ゆえのことである。ラストに浅草のケツをひっぱたいた啖呵を切るシーンはあまりのまっすぐさに泣いてしまったよ。誰よりも浅草のことを信頼してるのが金森なんだよなぁ……。確かにこりゃぁエロくない金×浅の同人誌が欲しくなるのもやむなしだな……(作者に配慮)。

 

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