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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 聖母のような女学生ばかりを育んでいる常盤台中学……第6話。いやぁ、今時の日本でこんな淑女ばっかりが教育されてるって奇跡じゃない? 聖リリアン女学園でももうちょっと世俗にまみれてると思うわ。

 湾内・泡浮コンビの晴れ舞台。うむ、期待していた通りに素晴らしい展開だった。いや、全部分かった上で観てるんだからそこまで感慨もないはずなんだけど、湾内さんのあまりに清廉すぎる処遇や、そのくせ案外バトルに慣れているギャップなんかがたまらない味わいになっている。「常盤台の学生の嗜みとして護身術の心得はありますのよ」とか、一体どんな授業プログラムを組んだ学校なんだろうか。とてもじゃないが初春なんてこの学校に入ることは出来そうもないな。そう考えると、やはり風紀という意味では黒子や御坂は常盤台では鼻つまみ者になるのも致し方ない……(あと、普通だったら食蜂も)。

 そんな湾内さんが、おそらく初めて本気の怒りから「戦う」ことを決意したバトル。能力の使い方については学園でたっぷりトレーニングを積んでいたからこその取り回しだし、やはりこの2人は超がつくくらいに真面目な学生なんだろう。その上で、馬場が「すべての能力を読みきってくる」ことまでを警戒して策を仕込んでおいたってんだから、戦闘巧者とかそういうレベルの話ですらない。ジョセフ・ジョースターみたいな娘さんである。能力者って生まれながらに自分の能力と向き合い続けることになるだろうか、誰もがこうして自分の能力を最大限に引き出す努力を続けるもんなんでしょうかね。

 贔屓目なしで見れば、馬場くんだってめちゃめちゃ有能な人材だったのは間違いない。本人の言う通りに観察眼は超一級なのだろうし、それを使ってのしたたかなプランニングはこちらこそが「戦闘巧者」であるはず。彼の敗因はただ1つ、相手がお嬢様だと思って完全に舐めきっていたことだ。油断さえなければ、あれだけの兵力差があったのだから負けはしなかっただろうに……まぁ、相手が能力者だってどれだけ頭でわかってても、やっぱり女子中学生が相手だって思ったら軽んじちゃうのはしょうがないよなぁ……CVが戸松の時点で絶対に舐めちゃいけないはずなんだけどな……。

 そうしていいようにやられてしまった馬場くんだが、今回の主役は湾内さんたちよりもむしろ馬場くんだったとすら言えるかもしれない。湾内さんの操る水の能力の戦闘描写で「良い動画だなぁ」としみじみ観ていたら、キャラ画が最大限に振り切れたピークが溺れてむせ返る馬場くんだったっていう。そこに力入れんでもええやん、とは思いつつも、渾身の死にかけ展開は勧善懲悪の構図がわかりやすく、胸がスッとする思いである。その後の御坂さんの余計なまでの心折りまくり恫喝も念が入っており、この世界の象徴たるレベル5の恐ろしさを存分に見せつけてくれている。まぁ、今作における御坂さんはチートとかそういうレベルじゃない強さだしな(それでもこの後戦闘では負けることになるが……)。

 残念なのは、これで基本的に婚后派閥はご退場ということ。まぁ、これ以上湾内さんたちをバトルに巻き込むわけにもいかんのだが、頑張り屋の女子中学生の活躍はひとまず見納め。まぁ、まだ御坂や黒子が残ってますからね。そして、あの人もそろそろ……。

 

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