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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 崩壊、タイマン、最終話。なんだろう、この時代がかった終わり方。いや、嫌いじゃないけど。

 崩壊が進行する中、とにかく上にのぼるしかない皆人と結。その影では、松と草野が必死に塔の爆破を食い止めようと奮戦していた。監視システムが草野の防御網を突破して松に襲いかかろうとした瞬間、すんでのところで救いの手を差し伸べたのは、なんと瀬尾軍団。氷峨の依頼でMBIのサーバのデータを奪いに来たという瀬尾は、松に最後の鍵となるパスワードを手渡す。これにより、ギリギリのタイミングで塔の爆破は停止し、罠のプログラムも止まる。皆人は時間いっぱいで指定通りに最上階へと到達。見事に千穂を救うためのデータを手にすることが出来た。

 しかし、問題はその後。崩壊を続ける塔は見事に瓦解し、最上階にいた皆人たちは逃げ場所を失う。結局、途中の階から結が決死のダイブを決行。何がどうなったか分からないままに生きていた面々であったが、最後に立ちふさがったのは、懲罰部隊首領、鴉羽だった。

 結との直接対決を望み、それに応えた結を一蹴する鴉羽。「皆人を殺せば結の真の力が引き出せるかもしれない」と脅迫するが、結は最後の力を振り絞り、鶺鴒器官を起動させ、皆人の力を借りて祝詞を完成させる。全身全霊を込めた結の一撃は鴉羽の刀を破壊。それでもなお向かってこようとした鴉羽に対し、出雲荘メンバーは全員で皆人を守る姿勢を見せる。「今回はここまで」。まだ何か含みを持たせたまま、鴉羽はその場から姿を消した。

 千穂は手に入れたデータのおかげで歩けるまでに回復し、鈿女の希望は達成された。再び平和な光景が戻ってきた出雲荘。帝都からセキレイの数は一気に減り、また再びの動乱まで、ひとときの休息である。しかし、MBIメインサーバが起動した「第3段階」という言葉。松だけは、その不審な響きに、名状しがたい不安を覚えるのであった。

 鶺鴒計画は、終わらない。

 

 

 というわけで、1期同様、特に終わった様子もないのに最終回です。この作品の場合、そこは予想出来ているので何の問題もないですけどね。1期は帝都脱出計画、2期は帝都タワー攻略戦。それなりの山場は用意出来たし、最終回としての出来は悪くないんじゃないでしょうか。

 多分多くの視聴者が思ったであろう突っ込みを先にしておくと、「結局塔の崩壊って大したことないよね」。あれだけ必死で「戦う姿勢」を見せていた松と草野とか、防護システム相手にはなんとか勝利したのに、その後の塔の崩壊は眠ってるところにモロに喰らってるんだよね。しかも彼女たち、塔のかなり下の方のフロアで作業をしてたはず。普通に考えると、あれだけの崩壊に巻き込まれて生きてるとは思えないんだが。そこまでして生きてるんだったら、サーバールームでの激戦とか、こけおどしもいいところである。

 月海と風花、それに焔が生きていたのはいいとして、ものすげぇ高さから大ジャンプした結と皆人があっさり助かっているのもよく分からない。そんだけの耐久力があるなら、最初から「塔の中を降りる」っていう選択をする前に飛んどけよ。そして、結は平気でも構わんが、どんだけ上手く担いだところで、一緒に落ちた皆人はやっぱ無傷ではすまないだろ。2話もかけてのぼった塔なのに、あんまりそれ絡みのファクターに注意が向けられてないよ。確かに塔が崩れりゃ最終回っぽいけど……いらんかった気もする。

 塔のあれこれは納得いかない点が多いのだが、その後の鴉羽様とのバトルは、ずっと待ち望んでいたものだったので眼福でした。時間は本当に短かったが、2期では特に少なかった結のガチステゴロバトルがようやく描かれたのだ。刀を使う鴉羽との試合が拳っていうのはどう考えても無茶なのだが、バトルシーンでは結の力強い踏み込みの様子と、それを紙一重でのらりくらりとかわしながら刀を踊らせる鴉羽の対比が実に見事。これや、これが見たかったんや。草川監督、もっとガチンコバトルを! 特にスバルのバトルを!

 とまぁ、にわかに興奮してしまったラストバトルなんですが、やっぱりちょっと短かったね。ここでどちらかが死ぬまでやられるとそれはそれで困るのだが、もう少し結に粘って欲しかった気もするんだ。まだまだ鴉羽様のおっかなさが足りてないから、今後はガンガン人を斬りまくってアピールして欲しいところ。いや、3期があるかは知りませんけどね。

 で、無事に出雲荘に帰還しての最後の総まとめ。一番気になったのは瀬尾軍団のことなんだけど、結局あいつらって、別なセキレイを機能停止にさせたの? もしさせてないなら、今回のペナルティで機能停止になるはずなんだがね。めっちゃ余裕ぶっこいてたから、大丈夫なんだろうな。どういうことだろう。

 他にも、なんか暴れたりなかったらしい西に、陰謀が見抜かれてハズレくじを引かされた氷峨、そして未だにテンションが軽くてうぜぇ御子神。四極の戦いは、つかず離れずの状態がこのあとも続くんでしょうか。ノルマを果たして安心したユカリと椎菜は、氷峨に目を付けられたみたいだけど、どうなるんでしょうか。そして皆中さんは、宇宙から帰ってこられるんでしょうか。あの状態から単身帰投出来たら、江田島平八レベルだぞ。うーむ、最終回とは思えないくらい気になる点がてんこ盛り。是非、原作を読んでいないアニメ派のためにも、3期はやってもらわないと駄目ですね。

 最後はやっぱり社長で締めるんだな。やっぱどこか変だよ、このアニメ。

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