最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「セキレイ pure engagement」 5→5
結局、可もなく不可もない。そんな結果と相成りましたこの作品。嫌いじゃないし、毎週それなりに楽しんで観てはいたんですが、終わってしまうと、多分2ヶ月後くらいにはあんまり記憶も残ってないような気がします。 評価出来る点をあげておくと、やっぱり最終話の鴉羽戦に代表されるバトルシーン。拳を振り回す女性キャラクターというのが真正面から描かれるだけでも希有だが、それに作品独特のエロ要素が絡み、実に馬鹿馬鹿しい画面を提供してくれる。原作の売りからしてエロ要素多めなので、そこでちゃんと評価出来るように作られているのは、見るべき点だろう。また、デスゲームものという本来ならばシリアス一辺倒になってもおかしくないはずの設定にも関わらず、終始とぼけた雰囲気が漂っている手頃なギャグテイストも悪くない。今期は鈿女のエピソードが入ってきたのでどうしてもシリアス寄りになってしまっていたが、鈿女との試合についてさえ、結の天真爛漫な「もっと強い奴と戦いてぇ」属性のおかげで、そこまでどっぷりと悲劇に浸かるわけではなく、あくまでハーレムもののいちゃいちゃ設定からの延長として、結たちセキレイの成長を見守る物語の骨子が成立している。どれだけ真剣になろうともおっぱいボインボインのエロアニメは真剣になりきれるはずもないのだし、このくらいのぬるいバランスを維持してくれているのは素直に有難かった。 ただ、逆に難点をあげる場合にも、実は同じ要素を取り上げなければいけない。せっかくデスゲーム設定にしているのに、ここまで緊張感が無いと企画倒れに見えてしまうのである。鈿女のエピソードはようやくデスゲーム設定が活きたシーンであるが、それだって1対多の奇妙な構図が浮き立ってしまい、「殺されてセキレイを失う」という喪失感はあまり画面上には出てこない。最後の帝都タワー登頂戦もそこまで命がけでバトルをやっていたという感じもなく、結局出雲荘メンバーは理由もなしに生き残ってしまう。ギャグ含みなんだからそういうノリでもいい、と言われればそれまでだが、やはり「バトルを見たい」と思っている身としては、そこに命を削る真剣さを読み取りたいとも思ってしまう。製作の底力はあり、ある程度画面に反映させられるだけの下地が見えるだけに、その部分を追究しきれなかったのは勿体ない部分だった。 でもまぁ、まだ終わってない作品の骨組みの部分にあれこれ言っても仕方ない気はしますけどね。以下は、この作品で真に楽しむべき要素、つまり中の人のことである。まず、メインを張った早見沙織。たしか彼女を一番最初に認識したのはこの作品(と「我が家のお稲荷さま」)だった。今期も主人公として、そしてメインボーカルとして安定した活躍を見せてくれた。相変わらず競争の激しい若手枠だが、案外彼女みたいな立ち位置の役者は少ないような気がします。今後とも自分をしっかり持って活動していってほしいものです。そして出雲荘の回りを囲む井上麻里奈、花澤香菜、ゆかな、甲斐田ゆき、大原さやか、生天目仁美といった面々。安定感抜群のこの布陣が、一番の胆だった。花澤を除くといかにも「中堅どころ」ってな陣容なんですが、やっぱりこのあたりの層が我が青春な気がします。 そして、今期はかなり活躍のシーンが増えて嬉しかった松役の遠藤綾。彼女も本当に変幻自在でいかにも「声優らしい」声優である。本人もなんだか謎めいた(妙な)キャラクターだしね。もっと露出増やしてしゃべってくれても面白いのになぁ。 個人的に今回一番好きだったセキレイといえば、やっぱり紅翼。御前は「委員長キャラ」が多いけど、中の人を知ってると、どうしてもこういう役の方が楽しく聞けます。ギャグのノリもよく、近年まれに見る、やられ役として輝く素晴らしいキャラ。「ヤッターマン」であの3人組の演技を聞き続けたいたことが活きたんでしょうかね。今後の活躍も楽しみです。 ま、最終回を見て分かる通り、やっぱりこの作品の中心は関俊彦だったわけだけどね。やっぱりたまらないです。聞くだけで濡れるのも致し方ない! PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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