最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「百花繚乱 サムライガールズ」 6
やだ、何コレすごい。「戦国BASARA」の放送が終了したと思ったらこれかよ。戦国武将の末裔とか、一体どんな心境で生きていけばいいんだろうね。柳生十兵衛とか、女体化されるの何度目なんだかね。……BASARAは腐女子向けの戦国もの。じゃぁ、これは誰向け? 謎が謎を呼びます。 というわけで、コンセプトは「一騎当千」や「恋姫無双」をそのまま戦国に移したような代物。一応中心に男が1人だけいるが、回りには平気で男の名前を持った女性キャラがうろちょろしているというよく分からない状態。「徳川の世が続いて平成になった設定」とかは別にいいとして、その時代に女性が武器を持って暴れ回っている理由はなんだ。男はどこへ行ったんだ、男は。何? ニーズがないから出てこない? じゃぁしょうがないよ。 どうせいつも通りのハーレムアニメだし、製作がアームスっていう時点でコンセプトは動きようもない。「そういう」作品だと思って見ようと思ったら、いきなりオープニングから崩された。実に独特な、墨塗りのような描かれ方は、他のどのアニメにも見られない画風。主線をくっきりはっきり描きながらも、薄墨を流したようなぼやけた画を作るで、どことなく野暮ったいながらも印象的な絵柄になっており、しかもそれが動くってんだからなかなか思い切ったデザインにしたものだ。そして、このアニメオリジナルの演出技法が、「墨汁」である。画面をカメラに見立てて大量の墨汁をほとばしらせる演出がそこかしこでなされており、あるときはモザイクのかわりになり、またあるときはほとばしる何かを表している。 何がすごいって、何がほとばしっているかよく分からないシーンでも、とにかく墨汁はほとばしるという部分。過去に「画面にベタベタと液体が飛び散る」っていう演出は数多あったはずだが、この作品では、そうした「画面につく液体」を、具体性を排除して単なる演出の1技法として使っている。これが特徴的な絵柄とも相まって、この作品独特の「戦国絵巻」風の画面作りに大きく貢献している。手塚しかりサトジュンしかり、アニメに新たな表現技法を持ち込むというのは革命的な発想力があってこそのものである。このアニメの「墨汁演出」は、「別に他のアニメはまねしたくない」という唯一の欠点を覗けば、実にエポックメイキングな、革命的な演出といえるのではなかろうか。 ん、まぁ、そこまで頑張って力説しても、やってるのはいつも通りのおにゃのこバトルなんですけどね。しかも、キャラデザのせいなのか、あんまり女の子が可愛くないような気が……いや、それは個人の好みだよね。別にこの絵柄と演出のせいじゃないもんね。とにかく、墨汁にまみれたこの世界の独特の空気を、今後もフルに活用して物語を紡いでいってほしいものである。この演出は、面白いよ。 そして、さらにもう一点褒めておくと、オープニングがすごくいい。墨汁成分がよく出ているってのもあるけど、バトルものらしい見事な構図と、動きが映える構成がお手本のようなオープニング画面を形作っている。案の定、コンテを切っているのは草川啓造。もう、この人のオープニングが本当に大好き。曲もいいよね。飛蘭に畑亜貴って、なかなか面白い組み合わせで、曲もくせにあるものになっている。しばらく見ていたいオープニングだなぁ。 今作でも当然中の人の話。よかった、今期もあおちゃんがメインで聞けるアニメがあって(夢パティがあるんですけどね)。もう、それだけでもいいけど。あと1話目では後藤(弱)さんですかね。登場時に主人公を包囲する役だったから「お、今回はそこそこ強気」とか思ったら、すぐに謝罪謝罪で踏み付けられる役に回ってたので笑ってしまった。この人はどこまで謝り続ければ気が済むんだろう。本当に幸の薄い声だなー(褒め言葉)。あとは釘と画伯か。ちょっとキャストが濃すぎるんじゃございません? こうも特徴のある声ばかりだと、耳が落ち着きませんよ。 エンディング歌唱はあおちゃん、釘、寿という異色のユニット。歌唱力は断トツで寿だけど、なかなか面白い取り合わせだ。一人だけお歳が離れすぎてる気がするけど、違和感が全く無いのは流石だぜ。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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