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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 俺の銀河も輝きっぱなしの第2話。ほんと、やりたいこと詰め込んだだけみたいな作品になっていますが、はたして何割くらいの視聴者が脱落していくんでしょうか。

 勢いで押した1話から見れば多少落ち着きは出てきた2話目。ただ、訳のわからなさは加速するばかりで、「何をやっても回りを覆い隠してる馬鹿さ加減で誤魔化されると思ってるだろ」と邪推してしまうのも致し方ない。そして、個人的には、見事に誤魔化されてしまっている。普通はここまで意味不明なシナリオだと、もう視聴のモチベーションが下がる一方だと思うのだが、何故だろう、特に気にならずに「うわーい、馬鹿だ」と思って見てしまえる。不思議なもんです。

 1話は導入だったので多少親切な部分もあったが、2話目は「さ、世界観も分かっただろ」とばかりに大量の新キャラクターを投入。綺羅星十字団のトップ連中が何故かほとんどクラスに(しかもタクトの隣の席に)固まっているという恐ろしい現象が発生しており、おかげでこの手の作品なら分けなきゃいけない「学園パート」と「戦闘パート」が全く同じ人間関係だけで構築されている。

 キャラクター自体は外面からどんなキャラなのかが一発で分かるようになっているので非常に親切なのだが、そのおかげで学園内のカオスっぷりが限界に。人妻女子高生と堅物委員長に挟まれた主人公は、普通の授業とか受けることが出来るんだろうか。さらに、たまたまタクトを拾ってくれた連中も「あっち側」の世界とがっつり絡み合っている連中ばかりだったおかげで、ロボットものでは定番となるはずの「何故ロボに乗るのか」という行程を完全にすっ飛ばし、「とにかくサイバティに乗れるんだ、すごいね!」みたいなノリでバトルも完全肯定。考えてみりゃ、一番わからねぇのは主人公タクトの性格かもしれない。

 毎回の見どころとなるバトルシーンは今回もはっちゃけている。前回はアルデバラン級に噛ませの臭いしかしない牛型サイバティというやっつけぶりだったが、今回の敵はバイクマンだ。突然の変形・加速にタクトも「そんなのアリ?」とびっくりしていたが、そもそもサイバティがなんなのかもよく分からない状態なのだから、何でもアリに決まっている。お前だってよくわからんうちにビーム撃ってるじゃねぇか。「速すぎて強い敵」が相手なのにビームで一閃するって、どれだけ適当な戦闘だよ。回りで見てる人たちも冷静すぎるだろ。

 今回一番分からなかったのは、綺羅星十字団がタクトをどうしたいのか、という部分だ。この手のシナリオにありがちな「むぅ、銀河美少年とは一体何者なのだ?!」みたいな嘘くさい謎設定もなく、十字団の面々はタクトの正体も知ってるし、寮長に到っては一緒に風呂に入る仲だ。にもかかわらず、「邪魔な」タクトを襲うのは律儀にサイバティ勝負であり、ちゃんと搭乗・変身を待ってあげる親切さも持ち合わせている。タウバーンをやっつけないと駄目なんだろうか。そして、十字団側がゼロ時間を起動するとタクトも有無を言わさずご招待される仕組みみたいだが、それこそタクトが風呂とかに入ってたらどうするつもりなんだろうか。全ては様式美の範疇だが、世界設定が全然分からないのに、ごり押しでとにかく戦っちゃう構成には頭が下がります。これで許せてしまえそうなのが怖い。流石に甘すぎるかなぁ。

 ま、まだ2話目ってことなので目くじら立てても仕方ない部分が多すぎる。馬鹿馬鹿しさと恥ずかしさを絶妙にブレンドさせながら、次の週までやきもきしましょうかね。それにしても……サイバティは絶対に立体化しにくいフォルムだから、商品展開しにくくてしょうがないよな……

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