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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 ○「薄桜鬼 碧血録」 4

 今期7本目の2期もの。「荒川アンダーザブリッジ」と並んで、1クールおいての最速再開である。そしてこちらも「荒川」と同じように話数クレジットが通しで処理されているので、実質1話でなく13話。分割2クールは製作が安定するのはいいんだけど、視聴側としては新番組として見た方がいいのか、続き物として扱っちゃえばいいのか、判断に困ります。

 で、前期は気付けば何となく最後まで観てしまっていた本作。そのセールスポイントは、こだわり抜いて美麗さを維持したグラフィック面である。いわゆる「腐向け」作品なのでイケメンのにーちゃんたちの顔が崩れてしまっては話にならず、そこには心血を注いでキャラ絵の維持につとめている。どこぞの咎狗とは大違いである。あ、この文句は色々便利だな。

 シナリオラインも一応見ておくと、前回の感想で書いた通りに「1人の女性を巡って、たくさんの男たちが薬物に手を染めて身を持ち崩していくお話」の続き(全部実話)。ただ、1話は一応心機一転の意味も込められているのか、前回ラストで結構悲惨な目にあっていて新撰組が、新たに立ち直るところからのスタート。我らが雪村千鶴嬢の甲斐甲斐しさもそのままで、心なしか土方さんもデレが入り気味だ。禁断症状に悩まされてはいるが(?)、流石の主人公は頑張ってお仕事をしている。ただ、そうすると結局あの薬物は「根性で何とかなるくらいの副作用」ってことになるので(実際今回も根性でスーパーサイヤ人化を押しとどめてたし)、あっさり染まっちゃった山南さんあたりは単に根性がない奴、という風にも見えなくもない。もちろん隊士たちが並外れた精神力をもっているであろうことは分かるのだが、どんどんマッドな方向に進行しちゃってる山南さんはちょっと不憫だ。別に落ち着いて「少し血を抜きたいです」って正座すれば千鶴も承諾してくれただろうにね。何で匕首持って迫るんだよ。そりゃ怖いわ。

 とまぁ、色々と語ってはみたものの、正直言ってシナリオにはあんまり興味ないんですよ。どうしたって「そっち向け」なので売り方のピントは私に合ってないわけだしね。ラストに隊士たちが制服着替えて心機一転! してたけど、魔女っ子キャラのコスチュームチェンジと違って欠片も興味が湧かないし。こればかりは製作目的が合わないのだから仕方ない部分。決して悪いことではないのである。

 一応、再現率の高い中嶋敦子絵が見られて、千鶴さん(の中の人)の声が聞けてりゃ満足なので、当分は見続けると思います。あ、そうそう、オープニングは割と好きです。前期も隠れた名曲だったと思うんだけど、今回も同じ人、吉岡亜衣加さんの歌唱。よりアップテンポで、激しい戦いをイメージさせる曲に。オープニング見ても思うけど、やっぱり絵がきれいだよな。

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