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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「半妖の夜叉姫」 5

 このタイトルだとピンとこないし、素直に「犬夜叉2」って書いといた方がいいと思うんだけど。一応ロゴの演出としては「犬夜叉」と全く同じデザインで「夜叉姫」だけが表記されて、その上に「半妖の」がくっつく形。

 さておき犬夜叉である。確認したら犬夜叉シリーズはアニメで200話近くあり、一時期は読売系列の看板アニメみたいな印象があったが、今となってはどこぞの名探偵の印象が強すぎて過去の作品というイメージしかない。かく言う私は、そもそもサンデー読者じゃなかったというのもあるが、当時は夕方アニメもあんまりみていなかったこともあり、ちゃんとこの作品をフォローはしていない。まぁ、何となく読んでた時期もあるし、そんなに変化のある作風でもないので何となく知ってる程度でも別に問題はなかろうが……。今回、改めて「あれからの犬夜叉」の形で最終回以降と思しき挿話が展開され、ちゃんと新たな時代(令和なのか?)への接続をサポートしてくれている。本編ラストがどうやって終わったのか知らないのでいくつか「へぇ」と思ったこともあるのだが、現時点で知らんことをざっくりまとめておくと「へー、四魂の玉ってなくなったんだー」「弥勒、風穴ないの?」「結局殺生丸との関係性ってどうなったんや?」などなど。あと「犬夜叉がブラックホール作れるようになってるんだが?!」というのもびっくりであるが、まぁ、その程度の疑問があるだけで、1話目の視聴に大したトラブルもなかったのは、マンネリズム漫画の真骨頂といったところだろう。どこからみても、何となくわかるのは親切。こっそり途中から「境界のRINNE」に切り替わっても気づかない可能性がある。どうせならそっちの方が僕は嬉しい。

 いやまぁ、人気作品の続編なのだから、今作が製作されたことが嬉しい層も一定数いることだろう。ありがたいことに製作はきっちりサンライズが引き継いでくれているし、同様にこの土曜夕方枠でおなじみのタツノコに比べてもやはりクオリティが一段上か。このまま、新たな世代の物語を真面目に作り上げてくれるなら、ここから改めて犬夜叉ワールドを追いかけることもできるんじゃなかろうか。まぁ、名作漫画の2世タイトルって、なかなか成功させるのが難しいんだけどね。個人的には、それなりに歳を重ねたであろう珊瑚さんがいまだにブーメラン投げ続けてるのがちょっと笑ってしまった。

 中の人は、主人公と思しきところだけ名前を見ても思い出せず「どっかで見た名前だが……」と悩んでいたのだが、調べたら「この音とまれ!」の来栖さんの中の人だった。なるほどね。あとはみかこし、ころあず。まぁ、男女どちらにでも振ることができる万能タイプのキャスティングか。辻谷さんが欠けてしまったことは残念ではあるが、後任を託されたヤスがきっちり仕事をしてくれるだろう。いや、そもそも前作メンバーはもうしばらくでない気もするけど。

 

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