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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「憂国のモリアーティ」 5

 なんかこぅ、畠中祐はお歌が上手くなったなぁって思うの。いや、元からちゃんとしてたのかも知らんけど。もともと「うしおととら」の時に初めて知ってさ、その時まだ色々下手な状態だったけど、そこからアーティスト活動も初めて、気づいたらいろんなところにちゃんと活躍できる役者になってるのが時代の流れを感じるのよ。歌もしっかり「歌える声」になっててすごいなぁ、って。俺が止まっている間にも、若者はどんどん成長していく。

 いや、別に畠中祐は全然関係ないんだけどね。オープニング歌ってたからね。閑話休題、今作は珍しく原作既読。いつもの漫画喫茶パターンなのでコミックを持ってるわけではないが、ちゃんと1巻から読んで「割と面白いやん」というので新刊が出たら(そして漫喫に行ったら)読むようにしてるので、多分現時点での最新刊までは追えてるんじゃないかな。そろそろ終わっちゃいそうだけど、それも含めて全体で良い長さよね。最初は「ホームズものってほんと山ほどあるよなぁ、あんまり面白かった試しないんだけどなぁ」と思って手に取った記憶があるのだが、今作はちゃんと面白くて、悪役であるモリアーティサイドに新たな物語を追加して大義名分を与えつつ、ホームズの不良要素を強調することで、ホームズ自身も決して道化にならないようにその超人性を担保しつつ、モリアーティ側を主人公として活躍させる下地を作っている。この構造だけでも割と関心したし、個々の有名な事件をリライトしてしっかり「この世界」の事件として意味のあるものへと改題しているのもうまい。個人的にアイリーンアドラーの扱いが「そこをそう使うのかよ」って驚いた記憶がありますね。確かにあのアイリーンなら強いよなぁ。

 で、そんなわけで割と好きな漫画のアニメ化なのだが、1話目はあまり派手な動きはなかったのであくまで様子見。そういえば「作画がPSYCHO-PASSの人やんけ」というのも最初にコミックを手に取った理由の1つだった気がするのだが、ご丁寧に今作の制作はI.G.が担当しているのである。監督は塩谷さんではないが、野村さんもI.G.の監督としての実績は信頼できるし、大崩れはしないんじゃなかろうか。あとは策謀と騙し合い、そして謎のドンパチが魅力の本編の雰囲気をどれくらいアニメでアウトプットできるか。1話目はかなり雰囲気重視なところがあったし、少なくともぶち壊しになるようなディレクションにはならないだろう。

 あと個人的に外せないのは、ウィル役が斉藤壮馬であるというその1点に尽きる。そう、やっぱりここは彼にやってほしかった。こういう胡散臭さが振り切れてる役の壮馬はほんとにしっくりくるから好きなんですよ。あと、ちょっと感心したのはナレーションに森田順平氏を起用していたところで、「わざわざこんなところでナレーションだけに引っ張ってきたのはなんでなんだろ?」と思って調べたら、過去に彼も別作品でモリアーティをやったことがあるんだね。そういうこだわりが発揮できる作品はきっと悪いものにはならないと思うわよ。

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