最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「それでも町は廻っている」 5
今期2本目のシャフト枠。今期新番組も間もなく出そろいますね(まだ「海月姫」が残っている)。合計で23本か。まぁ、いつも通りくらいの本数かなぁ。 原作はほぼ未読。色んなところで話題になることが多かったので随分前に1巻だけ買ったのだが、別にピンと来なかったのでそのまま放置していた。おかげでこの1話目を見ても特に思い出すこともありませんでした。原作ファンではないので、当然「シャフト作品としてどうか」という見方になってくるわけだが、副監督が龍輪さん、シリーズ構成が高山さんということで、割と安定感のある出だしである。「シャフトらしさ」は「夏のあらし」よりも薄いくらいで、静止画をメインとしたカット割りの多い画面構成に現れてはいるが、そこまでどぎつい癖があるわけでもなく、中身も普通のギャグなのでそこまで凝ったものにはなっていない(まぁ、そう見えるのは完全にシャフトに毒されてしまっているせいかもしれないが)。画面の描き込みも細かいし、このままの1話から「普通の」アニメとして構成していくことも可能だろう。「どぎつい」シャフトファンとしてはちょっとがっかりではあるのだが、これはこれで悪いものではない。アニメらしい動きも手を変え品を変えて見せてくれているし、このクオリティが維持されるならば「夏のあらし」よりも素直に楽しむことは出来そうだ。 さて、中身についてはそこそこのものなので、この作品の(個人的な)最大の売りと、最大の難点について言及しておこう。 最大の難点。もう、多くの人はおわかりと思うが、主役のキャストである。スーパー棒子、小見川千明の全く動かないこの演技プラン。すげぇ。本当にすげぇ。メインヒロインの声が他の誰か(もう誰でもいいや!)なら、きっとこの作品の埋没度は格段に上がっていたはず。どう楽しんでいても、喉のど真ん中に魚の骨が突き刺さったかのような違和感が半端無い。小見川独特の声音がよほどぴったり来るというなら我慢するが……もっとあるだろ。悔しくて血の涙が流れそうだ。 そして、翻って最大のセールスポイント。そりゃもう、サブヒロインを通り越してメインヒロインになっちゃえばいい、辰野さんの中の人である。ほんの少し前までリアル女子高生だった悠木碧。彼女のテンション芸がお腹いっぱい堪能できるというだけで、この作品は価値がある。今までのあおちゃんにはなかなか無かった役回りだが、水を得た魚のように女子高生メイドを演じるのを聞いているだけで至福。ほんと、どんな音域でも完璧に役を持っていける娘である。このブログの右の柱に書かれている俺的声優ベスト10への繰り上がりを真剣に検討したい(その場合誰が落ちるのかというのが最大の悩みである)。ちなみに年齢でいったら小見川の方があおちゃんの2つ上。まぁ、この業界に歳もキャリアも関係無いな! 声優繋がりだと、面白かったのはババァ役の櫻井孝宏。こういう役をスッと出来てしまうのを見ると、やっぱり声優ってのはすげぇと思える。他にも先生役の杉田、タヌキ役のまつらいさんなどはシャフト御用達。 そうそう、声優といえば、エンディングテーマだ。メインキャストがバンドを組んで歌う、という体でやっているわけだが、うりょ子、小見川、あおちゃんと来て、メインボーカルにはなんだか知らない人がクレジットされている(まだ出てこない役らしい)。そして、この子の歌がなかなか面白い。ちょっと癖はあるが、堂々とした歌いっぷりでネタ臭のする曲を気持ちよく歌ってくれている。どんな役者なのか、今後の登場を楽しみにしたい。また、オープニングテーマの方は坂本真綾の歌唱で、こちらも「荒川」などのシャフト繋がりだろうか。往年の名曲を情感たっぷりに歌い上げる真綾の歌唱力は流石の一言だが、オープニング演出が梅津泰臣というのも珍しい。相変わらず個性的ながらも、実に雰囲気のある御陽気なキャラのモーションが面白い。色々と見どころの多い作品である。 PR |
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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