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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 滝昇を殴りつける黄前久美子の図、第6話。まぁ、残念ながら時節柄タキセンじゃなくてどこぞの長男にしか見えないけど。

 今週はよかったんじゃないでしょうか。まぁ、人死にが出ると少なからず心が動かされるから、ってのもあるんだろうけど、第6話ってことは中盤の区切りなので、この辺りで1つ山場を設けるのは当然の配慮と言えるだろう。ついでにチンピラも死んだやろ、と思ったけど、なんか、次回予告には普通に出てきてたな。

 さて、ここまでの書き方でお分かりかと思うが、ぶっちゃけ本作はそこまで面白くなっていない。1話目でめっちゃテンションあげて「雰囲気サイコーやんけ!」と盛り上がっていたので詐欺じゃねぇかと言われそうだが、本当に「雰囲気」だった。そこからは残念ながら作画リソースも平均レベルに落ち着いて、シナリオもどっかで見たようなものを先も見えない状態でダラダラ進めているだけなので、ぶっちゃけあまり盛り上がりはない。一応独特な風合いは維持されている部分もあるのだが、流石にそれだけだと目が慣れてしまうので毎週大興奮ってわけにもいかないのである。残念ながら、ここまでのところは「1話がピーク」の作品だった。

 しかしありがたいことに、この6話でまた1話目のテンションがいくらか戻ってきた。筋立ては相変わらずの脳筋模様なのであんまり細かく解体するような要素も無いのだが、それを補うかのように、とにかく映像で見せつけようとする姿勢は価値のあるものだ。結局、けばけばしい装飾とこけおどしの迫力が売りの作品なのだから、開き直ってエレクトリカルパレードみたいに飾り立ててくれた方が分かりやすくて良いのである。今回の処刑課とのバトルシーンは、これまでの鬱憤を晴らすかのようにグリグリ動くし目の覚めるカットも散見される。「こういうのが毎週出てくれば退屈しないんだけどなー」と素直に惜しい気持ちになっている。まぁ、毎週こんなことやってたら製作スタッフが死んでしまうだろうけども……。

 それにしても、あれだけ鳴り物入りで登場した悪玉たちが、結局束になってギリギリ処刑課1人に辛勝(引き分けか?)する程度になっちゃうんだよねぇ。処刑課が本気で全戦力を注いだらひとたまりもないと思うのだが、ここからの全面戦争はどういう構図になっていくのだろう。そして、来週からの殺人鬼のテンションはどうなっているんだろう。詐欺師、あいつに見限られるのが一番危ないんだけど、そんなこと計算できる子じゃないからなぁ……。

 

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