最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「虫籠のカガステル」 5 まず、何故こんな時期に新番チェックやねん、という話からしておくと、本作は例によってNetflixによる配信アニメとして製作されたものである。確認したら配信は今年の2月。私は基本的に「テレビで視聴可能なアニメのみをフォローする」という制限を設けており、Netflixも観ようとは思わないのでこれを自然にスルー。そのまま放置の可能性もあったが、このタイミングでAT-Xでの放送が始まったために視聴が可能となり、「テレビで視聴可能であれば観なければいけない」という誓約の下での視聴と相成ったわけである。引き続き、こういう変則スケジュールでのアニメ視聴が増えていきそう。今作は厳密には2019年度作品になってしまうので、今年のグランプリにノミネートできるのかどうか問題なんかも相変わらず抱えている「A.I.C.O.」も同じ問題を抱えてるんだよなぁ。 ただまぁ、「A.I.C.O.」もそうだったんだが基本的にネトフリ配信作品はそこまで劇的に面白い作品が存在しておらず、あんまりそういう戦いには食い込んで来ないんじゃないかなぁ、という予断めいたものはある。一時は「ネトフリマネーで日本のアニメスタイルは変わる!」みたいな盛り上がり方がどっかであった気がするのだが、結局そうしたエポックメイキングな作品は出てこないんだよな。なんでなんだろね。今作も「A.I.C.O.」やなんかと同じ印象で、「まぁ、確かに制作費はあるんだろうけど、別に作品の内容に直接影響は及ぼさないよな」みたいな印象の第1話になっている。 監督は千明孝一、製作がGONZOはGONZOでも「沖縄ゴンゾ」という謎のクレジットになっており、「なんやろ?」と思って確認したらすでに解体してたとかいう見事なオチ。ゴンゾよゴンゾ、時代を超えて楽しませてくれるスタジオよ。まぁ、今作がどのような環境下で作られたものなのかはさっぱり分からないが、これまたネトフリにありがちなCGアニメーション。クオリティは可もなく不可もなくといったレベルなのだが、考えてみりゃ千明さんとゴンゾの組み合わせって、すでに20年近くも前に「LAST EXILE」を生み出している陣営なのである。当時はその先鋭的なCG作劇にたいそう感心したものだが、17年の時を経て、新しく作られたCGアニメが進化するどころか所により劣化してんじゃないかとすら思えるのはなんでなんだろう。いや、別に今作が取り立ててひどいというわけでもないのだが、やはり大きな感動を与えるようなものでもない。 ちなみに原作は微妙に既読。確か電書のお試し無料みたいなコンテンツだったのでコミックの1巻分くらいを試し読みしたような記憶があるのだが、こちらも「可もなく不可もなく」だった気がする。人類はその総人口の2/3を失いがちだし、人間がモンスターに化けちゃったら悲劇も起こりがち。配信のタイミングは「ジビエート」の半年前だったということは、これを観た後に「ジビエート」を観られたらもっと楽しめたかもしれませんね(何が?)。CGデザインで際立たせるべきは虫のデザインで、冒頭のチェイス&大格闘シーンは確かに迫力があって面白い。もうそれだけでジビエートが1万人集まっても勝てないレベルではあるが、できればそうした目に見える「見せ場」以外のパートでも、もうちょっと何か惹きつけられる要素が欲しいところ。どうしても日常パートでのキャラ絵が弱くなってしまうのはCG作劇の難所には違いない。もう10年以上も言い続けてることな気はするが、人類もなかなかアップデートには至らない。 まぁ、とりあえず観ている分に不安や不快感もないのでここから1クールを見せてもらうことになると思うが、やっぱりいつも通りの感想に落ち着くんじゃなかろうか。ネトフリって、別に製作チームの概念でもないのに最終的に到達点が似るにはなんでなんだろね? PR |
ブログ内検索
リンク
最新記事
(11/21)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/18)
(11/17)
(11/17)
(11/16)
(11/15)
カテゴリー
プロフィール
HN:
Thraxi
性別:
男性
趣味:
声優のこと全般
自己紹介:
関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
アーカイブ
|