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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 つくづく視力が悪くなりそうなアニメ、第11話。これ、制作側はどれくらいビジュアル面を把握して作り込んでるんだろう。もう、人間の目で認識できるレベルを超えてると思うんだけどね。

 ちゃぶ台をひっくり返してはいるのだが、もうハッカー自身の口から「どっかで見たようなありきたりなSFみたいな」って言わせちゃってるからあんまり文句を言う筋合いでもないな。「あ、いつものそういうやつか」くらいのもんだしな。やっぱりというか、よりによってというか、設定としてはダンガンロンパのあの辺とかあの辺とだいたい一緒だ。特に驚くでもなく、その辺に落としとくと色々とぶん投げられるから楽だよね、くらいの印象。冷静に考えるとカントウの動きがこれまでの歴史の中でどうなってたのかよく分からないし、結局兄妹がアクダマたちに助けを求められたのってほんとのほんとに偶然以外の何ものでも無かったわけで、詐欺師からしたらとんだ迷惑だし、奇跡の体現者になったのはラッキーだとも言える。全てはいきあたりばったりである。

 解体してしまえば陳腐なお話。ただ、そうして無茶苦茶な設定をぶん投げてしまったことをどれだけこけおどしで埋め尽くせるかっていうのが今作の見どころなわけで、新鮮味がないとか、ディティールがワカンねぇとかいうのはあんまり文句を言うもんでもないだろう。カントウのビジュアル見た時には「うん? イドに潜った名探偵かな?」とか思ったけど(ちょうど1話目で酒井戸が潜ってた富久田のイドと似たようなビジュアルだし。ふわふわ立方体は「正解するカド」っぽくもあるし、最近だったらベルリンの壁ネウロイさんと似たような挙動にも見える。とにかく、どっかで見たことがある気がするようなデザインではあるのだが、それを大量のガジェットで覆うことで「なんかすごいことやってる感」を出して逃げ切ってしまっている。ハッカーさんがチューブ状のステージをボードで滑り出した時には「うわぁ、ロジカルなダイブだぁ」と懐かしくなってしまった。最終的にお守りパワーでのゴリ押しで突破したわけだが、あわやハッカー1人の手で突破されかねないようなセキュリティって、カントウの集合体たるコンピューターも大したことなかった気もするな。まぁ、これまで散々「シビュラでいいのでは?」って言ってきてたし、対人間の性能はシビュラと同じくらいかもしれん(考えてみりゃシビュラだってでかいカントウだもんな)。

 さて、無事に(?)カンサイへの直帰が決定し、心配していた「処刑課弟子の出番がない問題」は解決した。ただ、すでにチンピラがいない状態だと弟子は誰を誅滅すれば大義を果たせるんだろう。やっぱりそこは詐欺師になっちゃうのかな……。

 どうでもいい話だけど、「髪型が変わるヒロイン」の髪型そのものを時系列の証拠立てとして運用する冒頭の夢パートが割と好き。

 

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