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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「スケートリーディング☆スターズ」 6

 サーフィンアニメと違って、こちらはきちんと季節感が感じられるスポーツアニメ。……と思ったら、Wikiには「本当は去年の夏にやるつもりだったのにコロナの影響で半年遅れたンゴ」って書いってあった。……季節感とか関係ないですね。

 「スケートアニメかぁ。野郎ばっかのフィギュアスケートは、すでに草分け的作品が金字塔をぶち上げちゃったから厳しいよなぁ」と思って見始めた作品だったのだが、「いや、フィギュアスケートではないので」って言われて「あっ、ハイ」ってなった。スケートリーディング。そんなよくわからない競技があったなんて(無いです)。「ユーリ」はかなり特殊な作品だったのは間違い無いので、正面からぶつけたフィギュアスケートアニメってのも見てみたかった気はするが、余計なところで競合する必要もないだろう。

 そして驚いたのは、今作の総監督としてクレジットされ、1話ではしっかりコンテも担当していたのが谷口悟朗だったこと。谷口さん、今期はなんと「バックアロウ」との2本体制じゃないですか。流石に過去に2本同時進行でやってことはなかったはず。まー、先述の通りのスケジュールのずれがあるから、実際の業務がどうなってるのかは分かんないけど。願わくは、どちらの作品も全力であたれるようにして欲しいですね。何しろ、こっちの作品もきっちり気になる作品に仕上げてきているのだから。

 「野郎だらけの」というのは基本的にマイナス要素になる部分のはずだが、それはホモォな文脈が強い作品の場合である。今作はきちんとスポ根ものの要素に目をむけつつ、その中でも主人公とその周りの環境にひねりを加えて「この先どうなっていくんだろう?」という興味を引くスタートが切れている。特に日番谷八幡をアグレッシブにしたみたいなサブキャラのあんちゃんがいい感じにキレていて、ちょっと好感度が低そうな主人公をいきなり引き上げるのに一役買った部分は個人的には好み。「2人してスケートに挑む理由が完全に私怨やんけ」ってのは考えてみりゃ変な話なのだが、むしろ「崇高なスポーツマンシップ」とかよりもよっぽど理解できるし共感もできる。同年代に気にくわないやつがいるから鼻っ柱をへし折るために勝負を挑む。これもまた実に真っ当な青春の情動じゃございませんか。これでまたスルッと部活に戻ってクリーンな活動を始めちゃったりしたら興ざめだけど、ここから部活の連中相手に一悶着あるわけだしね。色々と面白そうな鉱脈があるでしょう。「number24」みたいな救いようのないギスギスした青春を見せてくれてもええんやで。

 

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