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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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 刃牙の娘かぁ、第22話。いや、なんか語弊のある書き方だけど、ニュアンスは伝わるはず。原作絵であんまり刃牙とのつながりを感じることはなかった気がするんだけど、ガチンコのバトルシーン見てると、やっぱり血の繋がりが見える気がしますね。アニメーターのさじ加減やんけ、っていう話もあるが。

 レゴシVSリズはすでに正面衝突が避けられない状態に。元から避けるつもりもなかったはずだし、その決着は純粋な武力でのみもたらされることも合意の上ではあると思うのだが、やはりいざヒグマVSオオカミの戦いを見せつけられると怪獣大決戦の趣があり、身が引き締まる。リズが両腕を振り上げて大きく構えるモーション、ジャックハンマーとか勇次郎のイメージなんだよなぁ。リズの背後に回り込んでの搦め手攻撃は転蓮華みたいなイメージだし。まぁ、どんな漫画だろうと格闘要素があれば刃牙に繋げられるけどね。

 こうして正面からぶつからざるを得なくなったのは、ぼちぼちレゴシサイドの準備が整いつつあるというのもあるが、リズの方がいい加減に精神的負荷に耐えきれずに動き出してしまったことによる。ただでさえ食殺犯であることを隠しながらの日常生活でストレスがかかっていたところに、レゴシとピナが露骨に煽りに行ってるわけで、そりゃキレちまうのもやむなしであろう。これでレゴシがさっさと警察に突き出すような奴だったらまだ精神的に楽だったのだろうが、そうじゃなくて絶えず「自分に問い続けろ」というスタンスで絡んでくるわけで、リズからしたら最悪の圧迫である。

 なんとか日常を取り戻そうと、リズはまずは上位に立ちやすいピナから落とすことを計画し、トイレでの一幕は一応目的を果たした。戦慄の指チュパの緊張感は尋常ではなく、気取り屋のピナもこの時ばかりは自分の内面の生存本能を認識して冷や汗もの。ただ、そこからのはねっかえり方があまりにピナ過ぎた。体良く対抗兵器として担ぎ上げられたレゴシも大変である。ピナの立ち回りによって、この時点ですでにレゴシとリズの対決は避けられない状態になった。精神修行でフィジカルが弱くなっていたはずのレゴシだが、それでも迷いのあるリズを相手に必死に互角の立ち回りを見せる。リズは自分の中でテムの思い出をどう置いたらいいかが定まっておらず、自分の中の食殺を罪の意識として抱えるのか、美談として昇華するのか、そこがふわふわしている。どうしたって一本気のレゴシに対しては不利な条件だ。さらに、リズは完全なるバケモノになる気もなく、掃除のおばちゃんに対しては「善い熊」であることを維持し続けていた。この揺らぎはリズにとっても悩みのタネだが、相対するレゴシにとっても処理に困る事案である。最終的にリズはレゴシに敗北するのだろうが、負けた後の彼は、いったいどんな熊になっているんだろう。

 

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