最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
行ってきましたよ。危ないよ、下手したらスルーしてたかもしれないんだよ。そこまで大々的に宣伝打ってるわけでもないし、気づかなかったらOVA的なものの劇場公開だと勘違いしてたよ……そして、これを見ておかないとARIAは語れないくらいのレベルだよ。もう、なんかね、すごいよ。何はさておきパンフがすごいよ。劇場チケットの倍くらいの値段なのだが、特大サイズにもりもりページに新作漫画だからね。とりあえずそれだけでもマストバイなので、本当に見逃さなくて良かった。下に画像貼っておきます(入場特典のコースター、特に知らない状態で行ってもらえただけでもありがたいのだが、何故よりによって野郎sなのか……)。
<以下、一応ネタバレ注意です。私のように何も知らない人は、知らないまんまで観に行った方がいいかもしれません。>
事前に60分という上映時間だけを確認してたせいで「OVAか何かかなぁ」と勝手に思っていて、前回(といってももう5年前!?)が同じくらいの時間で通常ストーリーをオムニバスでつないだデザインだったから今回も似たようなプロジェクトなのかと思ったら、今回はがっつり新作、そしてまさかの内容。これは……反則じゃないのか! まぁ、事前にイタリア語を調べてれば予測はできたかもしれないのだけど、パッと観て分かるもんじゃないよ。今確認したらcrepuscoloは「夕暮れ」の意、原作漫画では「黄昏時」というサブタイトル、そしてアニメ放映時には「そのオレンジの風につつまれて…」のサブタイトルで描かれたあの日の物語。そしてそれを、なんとアテナ先輩視点から改めて切り出すという。 この脚本には2つの大きな意味がある。1つは、惑星アクア始まって以来の大事件であるアリスの昇格試験を、再び別視点から切り出すということ自体が挑戦であるということ。完璧にドラマは完結していたと思ったのに、さらにそこから「アテナの視点」という意義深い描かれ方がなされ、より一層あのシーンの意味が明確に示されることになる。これまで、メインキャラの中ではどうしても影が薄くなりがちなアテナ先輩だったが、今回は文句なしの主人公。彼女のひたむきさと優しさがこれ以上ないほどに感じられるエピソードになっている。 2つ目の意味は、そんなアテナ先輩が、アニメーションで再び扱われたという部分である。ご存知の通り、今回からアテナ先輩のキャストが佐藤利奈に変更されており、いわば「2代目アテナ先輩」の初の挑戦なのだ。私はサトリナシンパなのでこのことは嬉しく思いつつも、やはり川上とも子という失われた過去を想って寂しい部分もある。そのことを鑑みて、前作「AVVENIRE」ではアテナ先輩の出番は極力少なくなるように設定されていたわけだが、今回のエピソードはアテナ先輩抜きで語るわけにはいかない、というか、アテナ先輩がメインなのである。そこでスタッフは、彼女に新たな命を吹き込むことを決断した。そして、これは正しい選択であり、嬉しい選択だったと思いたい。サトリナ版アテナ先輩、とても素敵でした。まるでずっと昔から一緒にいるような安心感があるのは、やはりアリシア・晃と同じ事務所(俳協)だからだと勝手に思ってる(俳協が好きなので)。 新たなアテナ先輩と、過去の名シーンの邂逅。この2つの交差点として描かれた今作は、前回の「AVVENIRE」と同じく「素晴らしい思い出と、これからの未来」という対比が意識された希望に溢れたものとなっている。連載が完結した「ARIA」という作品自体がすでに「過去の思い出」ではあるのだが、そこから先に伸びる「素晴らしい日々」を示すために、アクアでの世代の交代が明示され、今回はその中心人物としてオレンジぷらねっとの後輩、アーニャが置かれている。前作の感想でも触れていたが、アーニャ役の茅野愛衣は「ARIAを観て声優を目指した」という経歴を持ち、この接続までもが「過去から未来への導線」と言えるのかもしれない。 オレンジぷらねっとの物語として、これ以上の「完結編」もなかっただろう。おかげで今回はアリアカンパニーと姫屋の2チームはサポートに徹していたが(キャストロールのトップがアリスだったのは感動してしまった)、それでもいつも通りに存在感を発揮してくれたのは間違いない。個人的にすごく嬉しかったのは「恥ずかしいセリフ禁止!」のトーンが一切ブレてなかったことですね。千和、最近また仕事が増えてるのが喜ばしいのだが、藍華の音域あたりが一番地声に近いからすごく馴染むのよね。そしていつも通りにあらあらうふふ出来るし、この世界のキャスト陣は本当に私に優しい……そういや今回からメインテーマの歌唱が牧野由依から安野希世乃にスイッチしてたんだけど、何故かコーラスに奈央ぼうが入ってて「よくわからんが賑やかだな」ってなった。きよのんも今回キャストとして登場してたし、最終章に奈央ぼうも出てくるのかもしれんな。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
大原さやか 桑島法子 ーーーーーーーーーー ↑越えられない壁 沢城みゆき 斎藤千和 中原麻衣 田中理恵 渡辺明乃 能登麻美子 佐藤利奈 佐藤聡美 高垣彩陽 悠木碧
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