最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「2.43 清陰高校男子バレー部」 5→5 良くも悪くも当初のイメージ通り、という感じの作品。「バレーボール青春作品」だったらこうなるだろうな、という軸がブレず、予想も期待も裏切らない着地点であった。 新番チェックの時と同じように、やっぱり比較してしまうのは「ハイキュー」。改めてこういう作品を見ると「ハイキュー」はジャンプ漫画なんだなぁ、という当たり前の事実を確認できる。それはむしろ良い意味の言葉で、なかなか個性が出しにくい「バレー選手」について、1人1人のキャラに特殊設定というか、少年漫画的要素を盛り込んで描き分け、バトルに絡めていくデザインだ。本作はそうした漫画的な振り切れ方はできないので、どうしてもキャラクターが地味になっていくのは仕方ない部分。最終的に描かれるのは灰島、黒羽、あとはせいぜい部長くらいのもんで、残りのメンバーは割りと空気。コート内での存在感にもはっきりと差があるのであまり多層的な広がりには繋がらない。 もちろんそれは描くものの違いでしかないので、本作が「ハイキュー」に比べて劣っているということではない。1クールの中で最後までシナリオを紡ぐなら余計な要素は削ぎ落とす必要があるし、あくまでメイン2人の関係性を綴ることが目的であるなら、周りのキャラクターは「舞台装置」として割り切って話を進めた方が見やすくなる。実際、最後まで大きな引っかかりもなく、ちゃんと青春バレードラマとして成立するだけの描写が盛り込まれていたと思う。その上で、適宜バレーボールのゲーム描写で良い映像が見られれば不満はないのだ。まぁ、どうしても「ハイキュー」のけれん味たっぷりの超モーションなんかと比べると物足りなくは感じるのだが……「黒子のバスケとあひるの空を比べてもしょうがない」みたいな話である。 そうして大きな不満もなく終わったわけだが、出来ることならもうひと押し何か魅力があればな、と感じたのも事実である。作画面に関しても、肝となるゲーム描写は色々と見るべき点もあったが、それ以外のドラマパートでの作画でちょっと気が抜けてしまうことがあり、キャラものとして見たい視聴者にはちょっと残念だったところもあるかもしれない。高校生のどこかもやもやしたようなえもいわれぬ感情の取り扱いも、何かもう一工夫あれば「こういう青春もあるなぁ」と共感性が高くなったかもしれない。まぁ、具体的に何がってことも思いつかないけどさ。渋めのスポ根、実は意外と面白くするの難しい説。
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