最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
年度が変わる前に観ておかないとね! そうだ、ガルパンはいいぞ。こんだけ長いこと待たされてさ、その上で上映時間が48分しかなくてさ、「舐めてんじゃねぇぞ水島、ちゃっちゃか仕事せぇ」と憤懣やるかたなしの状態で劇場に赴くも、わずか1時間弱で浴びせられる情報量を前にすぐさま溺れ、沈んでしまう我が身のふがいなさよ。でも……しょうがないじゃない! 「そりゃ時間がかかってもしょうがないな」って思わされちゃうじゃない!
<というわけでここからはネタバレ注意だ。ちゃんと己が目で観ておけよ>
いやぁ……分かっちゃいるけど毎度毎度凄まじいな……こんだけブランクが空くとどうしたって前作までの記憶が薄れてるってのもあるけど、改めて襲い来る映像と音の嵐に「ひいぃぃ! これがガルパンだったァ!」と恐れおののくしかない。今回もひたすらに爆進する戦車の数々に飛び交う砲弾の雨あられ。「男の子って戦車がドンパチやってるだけで面白いって思っちゃうんでしょ?」って同じクラスの女子に笑われそうですが、しょうがないんです、それが事実です。ドンパチが最高に楽しいです。 またこれがさ、回を増すごとに着実に技術レベルが上がってるのよ。3話の前半メインは知波単学園との凄絶な死闘。舞台となるのはジャングルで、この密林での激走シーンがとにかく全てアツい。鳴り止まぬ砲撃に軋み叫ぶ履帯。そしてぶつかり合う巨大な戦車隊。もう、これだけで1時間観てられるんじゃないかってくらいに密度が濃いぃ。前回第2話でその成長をまざまざと見せつけた知波単だったが、西隊長と福田を中心とした意識改革は完全に達成され、軍略で大洗を上回るまでになった。得意のゲリラ戦に持ち込み、水陸両用戦車という反則じみた手段も駆使して着実に大洗を追い詰めていく様はまさに下剋上。全てが噛み合った新生知波単の真骨頂だ。玉田や細見までもがその全てを勝利のために捧げ、突撃のための突撃だけを繰り返す知波単はもういない。激闘の中にはあらゆる思い出が詰まっており、アヒルさんVS福田の直接対決は、かの劇場版を観ていれば涙なしには観られない魂の熱戦だった(お互いにアヒルさん持ち出すのは最高にファニーなんだけど、あそこも福田の成長を如実に示すシーンだから笑いよりも先に興奮が来るんだよなぁ)。 しかし、それだけの成長を見せた知波単であっても一筋縄ではいかないのが大洗、否、西住みほという怪物である。軍略と兵力の時点で、9割勝っていたはずの知波単だったが、結局はあんこうさんチームの1機だけを前に苦戦を強いられることになる。正直、麻子のドラテクはもう本当に反則である。特に河岸ギリギリでブレーキをかけて岸壁に貼りついたプレイはもう常軌を逸している。あんなんされたら、もう何をしたって無理だ。さらに今回、みほは「乗員の役割シフト」という奇策に走っている。これまた西住流を脱却した新生「西住みほスタイル」だからこそ実現可能な荒技で、自分の五感では限界があると判断して車長としての周辺観察を夜戦のプロフェッショナル(単なる夜型)の麻子にスイッチ。「そもそもあんこうさんチームの力って麻子のドラテクによるところが大きいのでは?!」と思ったところを、なんとさらっと役割チェンジを受け入れた優花里が交代。麻子の指示を寸分違わず実行させて見事に代役を務める。普通のキャラなら「そんな無茶な!」となるところだが、これが出来るからこその秋山優花里である。当然、優花里の担当する装填手の役割は下に降りたみほが代わっており、単体では難行とされている装填を難なくこなしている。そりゃまぁ、西住の怪物はどこの役割だってできるだろうけども。信じられない無理を通し、あんこうさんチームがまかり通る。 試合は、そうまでして奮戦して暴れまわったあんこうを遂に西・福田連合軍で撃破したことで終わりを迎える。大洗の首領を撃破し、念願を果たした知波単。でも、そこで抜けちゃうところがやっぱり知波単。そうなのよ、大洗はもう一人の怪物が残ってるのよ……今回のフラッグは残念ながらカメさんの方。成長著しかった知波単も、あと一歩及ばずで2回戦敗退である。しかし、まさかまさか知波単戦でここまで見せてくれるとはねぇ。 さて、今回が「3話」ということは、全6話構成の最終章があと3本残っている。最終話は決勝の模様をたっぷりと描いてもらうことになるだろうから、残り2本は準決勝で費やされることになるだろう。つまり、ベスト4への勝ち上がりを描くのが3話後半戦の目的になるわけだが……この描写がまたアツい。観たいものを全部見せてくれる。ズルい。ほんとズルい。まずは黒森峰VSプラウダ。若干カチューシャが調子に乗ってる感はあったが、それでも絶対王者どうしの戦いは真正面からの意地の張り合いだ。我々が観たいのは何か? 圧倒的王者として君臨するカチューシャか? それを諌めて盛り上がるノンナか? いや違う。……逸見だ! 逸見エリカが来た! 西住まほというカリスマを失った黒森峰。しかし次代を担う人材は、まほでもなければ、もちろんその妹のみほでもない。黒森峰の伝統を受け継ぎ、破壊して次へ進む女、逸見エリカの新たなる栄光への決意表明。彼女の生き様を、我々はしかと目に焼き付けねばならぬ。赤星さんがきっちりサポーターとして良い仕事してるのも素敵でした。 次の試合は聖グロリアーナVSアンツィオ。残念ながら下馬評ではワンサイドゲームになるとされる一方的なマッチメイク……だなんて言わせねぇ! ドゥーチェ! ドゥーチェ!!! 我らが大将、ドゥーチェアンチョビ様が目にもの見せてくれる! お供のタンケッテを従えて、市街戦でその機動力を活かす! 小兵でも集まれば重戦車を川に叩き落とすくらいはできるんだぜ!? そして機動力の戦いと聞いちゃ黙っちゃいられない奴もいる。聖グロの暴走戦車・ローズヒップだ! お茶だっていつも以上にばっちゃばっちゃこぼしまくるぜ!? アンチョビVSローズヒップという最アゲのマッチメイク! それだけでも充分楽しめるゼェ! ……お茶のおかわりはいらないみたいですね。こないだの大会と全く同じモーションで負けちゃうドゥーチェ、やっぱり世界一可愛い。 そして準々決勝最後の試合は、圧倒的火力と人員を誇るサンダースと、怪き刺客・継続高校の対決。こちらも下馬評では圧倒的にサンダース有利。どうやらアリサはまた彼氏にフラれた思い出を引きずってたらしいので、その鬱憤を晴らすための爆裂展開になった……はずなのだが、ポルカが響けば奴らの時間だ。北欧の魔女が突然この地に舞い降りた。そう、我々視聴者も、観戦者たちも、継続高校というチームについて何一つ知らなかったのだ。ミカ・アキ・ミッコ。大学選抜戦にすらその3人しか姿を見せていなかった継続は、今回の画面にもこの3人以外の姿が全く見えずに影のように戦車が現れるだけの不気味な集団として描かれた。そして遂に姿を表す「4人目の継続」、それが白き魔女「ヨウコ」。圧倒的な狙撃術でサンダースのフラッグを一撃必中。そうだ、戦車の道には必勝などない。大番狂わせを見せた継続高校が準決勝への進出を決め、大洗とぶつかることとなる。 残り3話の構成が「大洗VS継続」「黒森峰VS聖グロ」「大洗VS黒森峰」で綺麗に分かれるだろうと思っていたが、今回早速準決勝へと突入。在りし日のプラウダ戦を思わせる雪上での対決は、明らかに継続側に地の利がある。不気味な廃村へ迷い込み、佇む雪だるまの中を進軍する様子は確実にホラーであり、継続という相手はモンスターかゴーストか、まるで姿を掴ませてくれない変幻自在の相手。これまでずっと「数や火力で上回る強豪を相手にひっくり返す」という戦い方で乗り越えてきた大洗にとっては、初めて相手にするトリックスターである。そして恐れていたことが起こる。「白の魔女」の狙撃によって、大洗は拠り所であるあんこうチームを初手で失ってしまうのだ。流石にこの展開は予想できなかった……。 さぁ、3回戦で鍵を握るのは誰か? 雪辱に燃えるサメさんチームか、はたまたフラッグを任されたアリクイさんチームか? 気になる第4話は……鋭意製作中…………水島ぁ! さっさと仕事してェ! お願いだからァ!!! 結論:ガルパンは命尽きるまでいいぞ。
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関西在住の、アニメを見ることを生業にしてるニート。必死で好きな声優を12人まで絞ったら以下のようになった。
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