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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「トミカ絆合体アースグランナー」 4→4

 意外なことに、一応観てました。例によって「なんとなく流しながら、アリーナで試合する」くらいの感じが多かったのでとても「ちゃんと1年間観てた」とは言えないのだけど、まぁ、お子さん向け番組の接し方としてはこれはこれでいいんじゃないでしょうか。

 そんな接し方なのであまり真面目に感想を書く意味も権利もないのだが、正直言って別に面白い作品だったとは思わない。パッとイメージする「子供向けの日曜作品」と言ってしまえばそれで終わりで、気になるのはどの程度トミカの販促になったのかな、というくらいのもの。残念ながら第2の「シンカリオン」とはいかなかった。ただ、それでも一応なんとなく1年間観られるくらいの持久力はあって、これまた比較して申し訳ないが、ついに最後に力尽きて視聴すらおぼつかなくなった「妖怪学園Y」よりは悪くないし、嫌いじゃない。

 まぁ、シナリオラインは同じニチアサの戦隊ものと大体同じだったしね。今作の場合、私が割とスーパー戦隊で重要視している「敵組織の活躍」の部分が悪くないのはチェックしておきたいポイントで、ダークスピナーの連中はずっと「なーんだか憎めない連中なんだよなぁ。こんだけコミカルな敵キャラじゃ、最後に倒す時に後味悪そう」とか思ってたら、ちゃんとそこは配慮してくれていて、あとから真の悪役が出てきていつの間にか共闘する流れ。また共闘し始めるとなかなか頼りになる連中でね。最後に逆転マンボが世界規模で披露されて決戦兵器になる流れとか、ちょっとグッと来ちゃったんだよ。あれ、それなりに思い入れ出来てるな。

 超超古代文明発掘編とか、流れにいっぺん乗ってしまうとあとはずっとパターンなので退屈にはなるのだが、最終的にそれらの展開は一応伏線としても機能してたし、もしかしたらぼんやり観ていた私が気づかなかっただけで、1年間の作品としては案外均整のとれた良い脚本だったのかもしれないという気もしている。来年以降も観たいかと言われると「別にそうでもない」としか言えないが、決して時間の無駄ではなかったくらいの満足感はあるのだ。あと、なんだかんだで今作の福山潤が最近では一番活き活きしてた気がする。こういう作品って、尺が長くて愛着も湧くので、キャスト陣の中ではすごくいい関係性が構築できたりするのよね。たまに思い出して、みんなでマルマルオッケー、と呟いてみるのも良いかもしれない。

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