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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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「スケートリーディング☆スターズ」 6→4

 なーんか思ってたほど跳ねなかった。結局、何が見せたい作品だったんだろう?

 まず、一番の難は映像部分に魅力が乏しかったこと。フィギュアスケートなんてアニメでも色々とド派手にして見栄えのある画面の作りがいがある競技だと思うし、実際に「ユーリ」という凄まじい前例があるのだから食らいついてそこだけでも全力で作り込めばオリジナルの魅力が生まれたと思うのだが、中盤から作画が大きく崩れ、競技シーンがどうこう以前の問題になってしまっていた。競技自体も、結局「なんとなく飛んでる」「なんか回ってる」くらいでそこまで目を引くようなものではなかったし、「凄まじい頂点の戦い」を繰り広げているらしいのに、画で説得力を出すのではなく、オーディエンスの台詞であらかた説明しちゃうっていう方向になっていたのは残念至極。そもそもがスケートリーディングという架空の花形スポーツなのだから、そんな「ありそうだけどない」存在をどんな風に映像表現で引き立たせてくれるかと期待していたのだが、そこに付加的な意味を見出せなかったのは期待はずれである。これ、別に普通のフィギュアでもよかったと思うのだが、「個人競技だと友情パワーが表現しづらい」ってんで団体競技にしたのはコスパが悪いというか、作ったハードルの割にジャンプが小さいというか。どうせだったら男性チアリーディングなんかにしてもよかったと思うんだけどね。

 一応、流石井のキャラは割と好きではあったのだが、最終的にチームが勝たなきゃいけないせいでアウトローな雰囲気が維持できず、割と普通のやつになっちゃったのも腰砕けではあった。序盤の「結局部活入るんかい」からして、なんかこけおどし感があったのがな。トータルすると、脚本もキャラも構造も、何もかもが不完全燃焼でもったいないタイトルだった。何か新しい物を作ってみたいっていう意気込みだけは感じられたんだけど、その意気が持続しなかったのかしら。まぁ、コロナ下での製作に無理があったのかもしれんしなぁ。

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