最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
○「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」 6 まーた種さんが人格と合理の間で揺れてる……。まともな人間性のキャラがさっぱり回ってこないのはやっぱりすごいわ。今回は福山潤との直接対決。もう、このキャストだけでもお腹いっぱいだわ。 初回1時間で2話放送という特別形態の作品。それだけ諸々の期待がでかいということなのだろうが、なるほど気合のほどは伝わってくる。アニメーション製作はWIT。1話目はそこまで目の覚めるような動画演出が光ったというわけではないのだが、細部まで卒のない仕上がりで安定感が感じられる。このままのクオリティでラストまでキープしてもらえるならありがたい。そして脚本が「リゼロ」の長月達平というのも話題になっている部分だが、まぁ、シグルリの脚本が面白かったかと言われるとクエスチョンになってしまうので、そこはあまり過度な期待はせずに見守っていこう。 こうして大きなオリジナル作品を打ち出してきたとなると、やはり気になるのはシナリオということになる。1話目でことのあらましはすんなり入ってくるようになっていて、掴みはまずまずといった印象。「未来の使者の過去改変物語」というベースはいつかどこかで見たものになるのは致し方ないが、そこにAIの人格問題や、「歌姫」要素などを絡める贅沢盛りで目を引く部分は多い。あとはこれらの要素をもてあますことなく使いこなせるかどうか。 1話目時点で思い出すのは「プラスティック・メモリーズ」だったり「仮面ライダーゼロワン」だったり。注意しなきゃいけないのは、この手の作品であんまりSF設定について真剣に考えすぎちゃダメってこと。プラメモもゼロワンもどちらも「AIに、愛はあるんか?」みたいな部分がテーマになっていたわけだが、これ、突き詰めちゃってもそう簡単に答えが出る問題ではなく、両作品とも「そんなん言われてもなぁ」みたいなしっくりこない展開になってしまっている。特にゼロワンの場合、明らかに人類に敵対するAIが出てきて商品品質に問題があるのに、「それでもAIは友達なんだ」みたいな暴論を振り回す主人公が全く理解できずに大変だったものだ。今作の世界でキーとなる要素は、「AIの使命」と呼ばれる概念だろうか。そこをどのように解釈するかで、今後の納得感も変わってくるはず。なんとか「気にならない」程度のSF設定で抑えてほしいところだが……どうなるでしょうね。 ちなみにもう1つの懸念要素に「時間遡行」があって、例えば1話目では死ぬはずだった人間の命を救って未来改変を一歩進めたという展開なのだが、今作ではバタフライエフェクトをどんな風に想定しているのか。今回の一件でかなり運命は大きく揺れたはずなのだが、それでもまだ、世界は悲劇へと進んでいるのだろうか。「極力過去に関与しない」という姿勢はこの手の作品ではお約束で、今回のラストシーンはその制約の厳しさをいきなりヒロインに叩きつけた形になるのだが……ある時は遠慮なく介入し、ある時は頑なに不干渉という判断基準が見えにくいので、その辺ももやもやしそうだ。 改めて「細かいことは気にしない」の精神を大事に。でも、気にしないでこういう作品って楽しめるのかなぁ……。
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