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最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
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○「ODD TAXI」 6

 なんだろねこれ。こういうよく分かんないのが出てくるだけでちょっとワクワクしちゃう自分がいる。

 気になるような良い部分と、ひいちゃうような悪い部分がないまぜになった作品なので、なかなかこういう時は評価が難しい。まぁ、とりあえず様子見だ。でも、少なくとも1話目を観た時点で2話目を観ようと思うのは間違いない作品ではある。こういう尖ったクリエイティビティは好きなのよ。

 「BEASTARS」の終了から間を空けずに始まったケモ作品で、作中でも「町で唯一のアルパカ」なんて言葉が出てくるってことは種族の違いは間違いなく認識された状態。ただ、BEASTARSと違ってそこに大きな意味はなく、あくまでも舞台は東京だし、なんとなく人間じゃなくてケモのビジュアルのキャラクターたちがわちゃわちゃするだけである。都会の街並みの中、有象無象のキャラクターが縦横無尽に交差する様子はどこか「デュラララ!!」を思い出させる。あっちだって人外じみた連中がたくさんいたのだから、中身は似たようなもんかもしれないな。そして脚本部分でどうなるかと思って情報を確認したところ、脚本担当しているのがなんと「セトウツミ」の作者だという。なんか、妙に納得してしまう。そりゃま、あんだけ長いこと「ただしゃべるだけ」の作品を描き続けた作家だったら、こんな雰囲気の脚本も書けるだろう。良い意味で卑近だし、台詞メインで駆け抜ける作品の割にはダレた感じが無いのは流石だ。以降へ続く伏線じみたものもそれなりに用意されていそうだし、素直にドラマとして楽しませてもらいたいとは思う。時たまあまりに脚本脚本しすぎた台詞回しが出てきてどうにも不自然に聞こえる部分があるのはマイナス点だが、そこは作家の個性だと思って諦めるしかないだろう。うまいこと慣れていくしかないし、そこまで大きな問題とも思わない。

 「クセの強い台詞をいかに聞かせるか」という部分で、あとはキャストたちの仕事になるのだが……なんか、やたらいっぱい芸人がキャスティングされている。つまりまぁ、そういう境目の業界で請け負ってる仕事ってことなのだろうが……当然、下手な人は素直に下手。そこはもう、しょうがない。むしろ逆に「あれ、意外にしっくりきてるやん」の方に注目すべきで、実は警察官兄弟がミキだってことにはキャストロールを見るまで気づかなかった。お兄ちゃん、普通に声優としてもうまいやん。あとは主人公の小戸川役が花江くんってのも何だか味のある部分。デビュー直後から知っている身としては、こういう仕事が回ってくるようになったなぁ、と感慨深い。面白い役者ですわ。

 

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