最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
今期一番緊張感のあるアニメ、第3話。サスペンスパートのサスペンス感がすごいし、そこから転じる漫才パートの漫才感もすごい。面白いかどうかは別にして。 いや、でも漫才パートも嫌いじゃないな。ケジャータの流れとか。確実に漫才だって分かる流れの時の小戸川の「完全に用意して持ち込んだ」みたいなツッコミ台詞もなんだか嫌いになれない。今作のこの不可思議なバランスの全てを握ってるのって、結局小戸川のキャラクターのギリギリのラインなんだよな。普段の偏屈な印象はずっと維持したままで、例えば今回ならドブとの対決の時には尋常ならざる図太さを見せつけ、「死をも恐れぬ世捨て人じみたおっさん」という属性があるかと思えば、実はそうしたタマのやりとりなんてものはとんでもないという、明確な小市民根性だってもちろん持ち合わせている。知り合いの名前を出された際に柿花の名前が出てもそこまで動じてはいないのだが、だからと言って完全にどうでもいいと見捨てているのではなく、「柿花には悪いけど、最悪そっちに話が行っちゃったらごめん」くらいの友情は匂わせている。そして、いざ白川の名前が出ちゃうと目に見えて動揺してしまう。その辺りの、「面の皮が厚いから感情がばれにくいけど、やっぱり中身は割と普通の市民ですよ」っていうバランスが良いのである。 恋愛観についても同じようなことが言えて、もう自分に結婚なんて話はありえないと諦めつつも、どこかでそうした気持ちの種火みたいなものは意識していて、白川の猛烈なアプローチに「自分なんかじゃないほうがいい」という諦めとか自責みたいなものがあるのに、いざ柿花に突かれてしまうとその感情が間違いなくあるということを認めてしまう。そして、いつの間にか木星になっちゃっていることも素直に認める。そういう、及び腰なのか、単に腰が重いのかも分からないような葛藤が寂しい四十路男のリアリティである。 さて、あとはこのサスペンス部分がどのように転がっていくかで面白さは変わってくるだろう。今回はチンピラ・ドブの登場で話がまた大きく進んでいる。最大の焦点となるのは渦中の女子高生とやらがいったいどこで何をしているのか、という部分。現在考えられるのは1つ目が「小戸川の部屋の押し入れ」なわけだが、あれが正解なのか、ミスディレクションなのかはまだ判断できない。流石に今期2作目の女子高生拾得アニメではない気がするのだが……(上述のような小戸川の性格からして、流石に女子高生は拾わないと思う)。そして、わかりやすい対抗として現れた2つ目の可能性が、柿花と出会った女子高生(?)のしほ。こちらは後ろに何やらチンピラじみた連中が追跡していたことからも単なる気まぐれ女子ではないことが伺える。ただ、こちらももし「失踪女子高生」だったとしたら行動原理がよく分からないという問題がある。さらにゴリラ医師の剛力が行方不明になるなど、まだまだ街には不穏な影が大量発生している。はてさて、どうなっていくものか。
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