最近のアニメや声優、Magicに対する個人的な鬱憤を晴らすためのメモ程度のブログ。
「灼熱カバディ」 6→6 気づいたらもう最終回シーズンですってよ。早いものですわね。というわけで今期一発目のエンディングを迎えたのはこちらの作品である。 毎週書いていた通りなので改めてまとめることはあまりないのだが、素直にスポ根ものとして面白かった。カバディ漫画・カバディアニメなんつって、どうしてもそのマイナーさをネタにして自虐的な方向に進んでしまいそうなものだが(もちろんそういう傾向もゼロではないが)、今作はきちんと白熱するスポーツとしてのカバディを正面から描こうとしており、その熱量は、素人目線にも充分伝わった。否、素人目線にこそきちんと伝わるように、入門的な要素を満たしつつ、そこから少しずつギアを上げていく展開がうまかった。 本当にスポ根の王道と言ってしまえば身もふたもないのだが、改めてカバディという競技の性格を考えるに、これが案外フィクションにも向いているんじゃないかという気がする。分かりやすいのは、野球などと同じで攻守がはっきりしているという性格。点数のシステムも大して複雑じゃないし、今作のクライマックスを見てわかる通り、ドラマティックな展開を演出するのは割と簡単である。フィジカルはもちろん重要だが頭を使う要素も多く、タクティカルな部分を好みやすい漫画好きでも馴染む部分は多いんじゃなかろうか。もちろん、そのためにはきっちり視聴者にルールを理解してもらう必要があるわけだが、そのあたりの親切な導線がこの「入門アニメ」では際立っていたように思う。わかる要素がすぐわかるようになり、1回目2回目でさっさと「カバディを楽しんでいる感じ」が味わえるようになる。ローナみたいなちょっと複雑なルールは中盤以降まで説明されてなかったのだが、おかげで少しずつステップアップしていく様子が選手と一緒に楽しめるようになっているわけだ。 カバディのアニメ化でもう1つのハードルは、激しいスポーツの割に画面に動きを出すのが難しい、というのがあり、ストラグルの様子なんかは画にした時にどうしたって地味になりがちだ。そのあたりの部分も(おそらく漫画の時点で)考えられており、1つ1つのシーンを大きく切り出す見せ方が、本当なら地味なはずの数センチの駆け引きをダイナミックなプレイへと転換している。そこまで作画枚数の多い作品ではなかったと思うが、「省エネ」とも言えるデザインの中で静と動のメリハリをつけて見せていく方向性は、うまいこと競技の性格に噛み合っていたんじゃなかろうか。この方向性なら、まだまだお話の続きを描いてもマンネリ化する心配はなさそうだ。 さて、こうなってくると「2期は?」という話も気になってくるわけだが……原作ストックはどんなもんなんでしょうかね。
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